無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

進化と健康

2012年05月10日 19時39分51秒 | 健康づくり

 

カッピングに来られている方が、吸玉は膠原病にもいいのかと聞かれます。お友達が膠原病なのだそうです。

 

“免疫”が、抗原に過剰反応するのをアレルギーといいますが、膠原病は、“免疫”が自分自身の組織を攻撃する病気です。

 

生活習慣病は生活習慣の歪が長年積み重なって起きますが、アレルギーのうちの花粉症も、それまでなんともなかった人がある年突然を発症するところをみると、生活習慣病みたいなものかもしれません。

 

しかし、同じアレルギーでも、アトピー性皮膚炎は乳幼児から苦しむ方も多く、膠原病も病原菌が存在するわけではありませんが、生活習慣病より複雑そうです。

 

テレビの話ですが、イギリスに住む黒人の赤ちゃんは骨や歯の発育が悪いそうで、オーストラリアに住む白人は皮膚がんになる人が多いそうです。

 

つまり、黒人にとってイギリスは日光が弱すぎて、白人にとってオーストラリアは日光が強すぎるわけで、お互い黒人は白人に、白人は黒人に進化しないと今の状況は克服できないわけで、これは、進化病といってもいいのかもしれません。

 

話は変りますが、ゴールデンウィークに長崎港で、帆船祭りがありました。

わたしはまだ帆を張った帆船を見たことなかったので、セイル・ドリルを見に行きました。

帆を張る前と後は、こんな感じです…

 

考えると、つい一昔前はこんな船で行き来していたわけで、わたしの子供の頃と比較しても、今のわたしは別世界に生きているわけで、それは、ちょうど黒人や白人がイギリスやオーストラリアに住んでいるような感じになるのでしょうか…