無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

若葉の頃と健康

2012年04月23日 17時27分15秒 | 健康づくり

 

街中をジョギングすると、樹々の若葉がとてもきれいなころですね。

この時季、春野菜もおいしいころで、タケノコの美味しさも毎年あらためて目からウロコの感動ものです。

 

この時季の野菜や山菜には独特の苦味や風味がありますが、それは主にファイトケミカルの辛味成分の味のようです。

 

ファイトケミカルは、動くことができない植物が虫や紫外線などから身を守るために作り出している天然の化学物質です。

 

このファイトケミカルを人が摂ると、過剰に発生する体内の活性酸素を抑制して、紫外線やガンや老化から守ってくれます。 

 

ファイトケミカルは野菜や果物の辛味や色素成分で、たとえば、トマトに含まれる赤い色素のリコピンは、βーカロテンの2倍、ビタミンEの100倍の「抗酸化作用」があるといわれます。 

 

紫外線照射量が増し、虫達も活発になるこの時期は、野菜のファイトケミカルも増産される時期でもあるわけで、このころの野菜をしっかりとっておくことは大切かもしれません。

 

また、漢方で肝臓の季節は春で、春野菜は肝臓に有益かもしれません