無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

血の巡り

2008年04月19日 11時56分00秒 | Weblog
 たとえば、こりや痛みが起こると、*(ハート6つ)*血のめぐりが悪いと言います・・・
 ・・・本を読んでいても、*(ハート6つ)*血の巡りが悪いという表現はよく見かけますが、血のめぐりが悪くなる原因を分かりやすく説明している本はあまり*(キョロ)*見かけたことがないような気がします・・・
 動脈と静脈は毛細血管でつながっていて、血液は、全身を1分前後で一回りしているといいます。ですから、血管の中に血の巡りの悪い原因が起こることはあまり考えられないのです。
 全身には60兆個の細胞があるといいます。その1つひとつの細胞も*(ダッシュ)*呼吸をし、*(ラーメン)*栄養を受け、*(曇)*老廃物を排出しています。
 酸素や栄養をふくんだ血液は、*(ドキュン)*心臓から全身の細胞へ流れていきます。細胞が酸素や栄養を受けとるのは、心臓から徐々に細くなっていく動脈の末端で、そこは毛細血管と呼ばれています。
 毛細血管は、1つひとつの細胞に直接つながっているわけではありません。そして、酸素や栄養を直接細胞に送っているわけではありません。
 毛細血管は全身に100億本あるといわれます。毛細血管のまわりには細胞が取り囲み、毛細血管1本が約6千個の細胞を養っているといわれます。(100億本×6千個=60兆個の細胞、というわけです)
 細胞と細胞の間は間質液で満たされていて、毛細血管まで運ばれてきた酸素や栄養は間質液に移動し、それから細胞に取り込まれていきます。
  もし、私たちが血の巡りの悪さを感じることがあるとするなら、この毛細血管から間質液~細胞に至る間の*(ダッシュ)*ガス交換や、*(おにぎり)*栄養や*(曇)*老廃物の入れ換えが上手くいっていない時、ではないでしょうか。