無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

コロナ対策・その11

2021年02月03日 23時40分42秒 | 東洋医学

東洋医学的にみると、前回までの肺・大腸・皮膚は防壁みたいなもので、ウイルスと直接戦う免疫と関連するのは、胃・脾臓です。

野生の動物は、食べ物を汚れたままでも食べますが、胃の弱い人がそんなことしたら途端におなかを壊します。

胃薬といえば制酸剤ですが、胃が弱ると、胃は自ら酸を弱めます。

それは、胃が弱ると、強力な胃酸(pH1~2)で自身を消化されるからです。

食品にはばい菌が付き物で、殺菌は酸が強いほど効果的です。

胃酸を抑えるということは、ばい菌に対して手を緩めることになり、胃が弱くなると、菌やウイルスに対しての免疫力も弱くなるのです。

胃を弱らせないためには、まず、暴飲暴食を避けることです。

忘年会や新年会の後に風邪ひきが増えるのは、暴飲暴食により胃が弱るからです。

会食でコロナの陽性が増えるのも、人と一緒に食べると暴飲暴食しやすいからです。


コロナ対策・その10

2020年12月30日 18時31分49秒 | 健康の仕組み

重症化したコロナに使うエクモは、肺の代用装置ですが、吸玉療法では、肺の代用を皮膚ですることができます。

肺は動脈を使って全身に酸素を供給しますが、皮膚には動脈のようなはっきりした器官がありません。

しかし、経絡によって内臓の奥深くとつながり、そして、皮膚呼吸の働きは、動脈を使った肺呼吸では届きにくい体の深部や、弱った部分の呼吸の補助をしているようです。

そして、皮膚呼吸の主な働きは炭酸ガスの排出です。

呼吸の基本は、まず息を吐くことです。息を吐き出せば無理なく息を吸うことが出来ます。

同じ理屈で、炭酸ガスが抜けると、不活発な部分や体の深部に酸素が浸透します。

なぜ皮膚も呼吸をしているのか?…

…正に、今のこのような危機を乗り切るために進化した呼吸の2重構造で、今こそこれを使わない手はないはずです。

ただ、公による吸玉の科学的検証はまだ済んでおらず、この際それを是非やって活用してほしいのです。


コロナ対策・その9

2020年12月01日 07時51分17秒 | 健康づくり

いよいよ師走ですね。長崎も、この冬一番の寒さになっています。

新型コロナも第3波が拡大していますね。

コロナは元々風邪のウイルスですから、寒くなれば増えるのが当然かもしれません。

風邪といえば、誰でも、年に1度くらいは罹る、いわば、馴染みの病気です。

馴染みがあるだけに、誰でも、ある程度それなりの対処法を持っています。

その、自分なりの対処法を徹底することが、新型コロナ対策にもなるはずです。

風邪の「害」は、とにかく、寒さです。

ということは、寒さ対策こそが一番のコロナ対策ともいえます。

私はこの数年、思い切って重ね着をしています。

それだけで、けっこう暖房なしでも暖かいです。

その上に、この冬は、暖房も思い切り暖かくしてみてはいかがでしょう。

 


コロナ対策・その8

2020年10月28日 20時44分33秒 | 健康づくり

今、ガンの方がカッピングに来られています。

がんの転移が全身に広がり、特に肺には水が溜まり咳が四六時中出ていますが、カッピングすると咳が取れて楽になるとおっしゃっています。

ガンには特別な病原菌などなく、治す決め手になる薬もありません。

では、どうすればいいか? というと、自覚症状を解消するといいのです。

吸玉は自覚症状をよくとります。自覚症状がよくとれるから、ガンも治ります。

これから、風邪の季節になります。

風邪にも、治す決め手になる薬はありません。

しかし、風邪は自覚症状がとても“多彩”で、自覚症状をとる吸玉にとっては、治しやすい病気といえます。

新型コロナも重くなるほど、自覚症状も増えていくはずです。

ですから、そんな時にこそ、吸玉をするといいのです。

 

私の吸玉のホームページがなぜか荒らされました。ですが、今修復をしています。

まだ途中ですが、風邪がよく治ることについても書いていますので、ぜひ読んでいただきたいです。

https://marko34art.wixsite.com/hamagutisuidama


コロナ対策・その7

2020年09月24日 09時06分16秒 | 東洋医学

先月、コロナ対策として、大腸を整えて肺機能を高める話をしましたが、・・・

東洋医学の教えでは、皮膚の鍛錬でも、肺機能を高めることが出来ます。

私は、高校ではバレー部に入っていましたが、その頃のコートは屋外にあり、部活をすると汗と泥とにまみれてしまい、部活後は部員全員冬でも水シャワーを浴びていたものです。

今はどうか分かりませんが、50年くらい前の学校は、まだシャワーからお湯は出ませんでした。

ですから、今でも、風呂に入ると、必ず水を浴びて風呂からあがる習慣が身につきました。

息子たちがまだ小さい頃、水シャワーを教えましたが、嫌がってやろうとしませんでした。

しかし、慣れると、風呂あがりのサッパリ感はさらにアップしますし、風邪もひかなくなります。

皮膚を鍛えるのは、乾布摩擦・冷水摩擦もいいかもしれません。


コロナ対策・その6

2020年08月30日 15時44分33秒 | 栄養と健康

上の息子が家族で梨狩りに行ったといって、梨を持ってきてくれました。

コロナ対策として、この時季、梨は食べておくべき食品かもしれません。

コロナは、普通の風邪のウイルスです。

風邪といえば、まず咳と痰。 ・・・感染した肺のウイルスを追い出そうとして、咳と痰が出るわけです。

 

新型コロナは、長年の喫煙などで肺機能が衰えていると重篤化するといいます。

逆に、新型コロナに対抗するためには、前もって肺機能を高めておけばいいともいえるわけです。

 

では、どうやって肺機能を高めるか?

瞑想やヨガで呼吸を極める! ・・・のもあるかもしれませんが、肺の強化といってもこれというものが思いつきません。

 

しかし、東洋医学では、肺と大腸を一緒に考えますから、肺の機能を高めるためには大腸の機能を整えるといいのです。

 

梨には、植物繊維の他に特別に石細胞というものが含まれ、その相乗効果で大腸の機能を高めます。

いうなれば、この時季から増えてくる風邪に備えるために、自然が特別に贈ってくれる、この時季限定の大腸機能強化食品ともいえるわけです。

 

梨特有のシャリシャリとした食感が石細胞によるものです。

まずは、おいしくいただきましょう。^^


ながさき8・9平和展

2020年08月08日 07時16分51秒 | 創作と健康

75年前、長崎原爆が落とされた8月9日を最後に、核なき世界を願い、だれでも無審査で出品できるアンデパンダン展が開かれることになりました。

市民手作りの41回目の展覧会で、この5、6年、私も出品しております。

コロナ禍の、世界が不安定に大きく傾き始めている今こそ、戦争、原爆、平和をテーマとしたこの美術展の意義は大きいと思い、今年は少し詳しく報告をしたいと思います。

今年の私の作品です。

次は、家内の作品。

息子の作品。

4歳の孫の作品。

2歳の孫の作品。F50号の力作です。

子供の作品は他にも・・・

小学1年生の宮田結菜ちゃんの作品。

小鳩幼稚園は44人の園児が出品。

これは、山崎太陽君の作品。

東京からカッピングに来られている片山廣子さんの作品。

8.9展の企画委員長、松尾英夫さんの作品。

会の後援をされている画材店・彩美堂のご主人、畑敏光さんの遺作。

小森洋一さんの作品。

高岡絹子さんの作品。

岩永勉さんの作品。

野口博義さんの作品。

アメリカから、Jeanneさんの作品。

これは、山口吟子さんの立体作品。

兵器や兵隊の柄の、戦時中の着物の展示もありました。

邑上好範さんの大きな作品も。

小島千恵子さんの作品。

会期は明日(8月9日)まで、会場は長崎県美術館・県民ギャラリー。


コロナ対策・その5

2020年07月30日 08時23分29秒 | 健康法

年に一度くらい風邪をひく。・・・

そのくらい、風邪という病気は、普通の病気です。

一般的な風邪を起こすコロナウイルスは4種類あり、他にも、アデノ、ライノ、エコー、サツキーなどのウイルスが風邪の原因になり、これらは感染しても重症化せずに自然に治ります。

 

風邪は、冷えこんだり、無理したりすると、途端にひきます。

それから分かることは、これらのウイルスは、常時私たちの身の回りに存在していて、私たちに取り付く機会を常にうかがっているいるわけです。

 

今新型コロナで世界中がパニックになっていますが、これまで満員電車に乗っても、唾を飛ばして人と議論しても、全くといって平気だったことをみると、改めて免疫力の存在感が際立ってくるわけです。

 

そして、これらを合わせて考えて、新型コロナの今何をなすべきかというと、・・・

まず、どなたもある風邪ひきの経験と、それを避ける工夫を、この際、生かすことです。

 

バランスのいい食事と、睡眠をよくとり、過労と暴飲暴食をさけ、規則正しい生活を心がけ、心穏やかに保つ、・・・

その上に、手洗い、うがいに、ソーシャルディスタンスも、大事です。


コロナ対策・その4

2020年07月01日 16時59分53秒 | 東洋医学

総務省の調査報告書に、新型コロナウイルス予防に効果があるといわれているフェイクニュース・デマ情報として、次のものが上げられています。
①お茶や紅茶を飲む。②こまめに水を飲む。③納豆を食べる。④ニンニクを食べる。⑤ビタミンDを摂る。⑥漂白剤を飲む。など・・・

⑥漂白剤を飲むのはいくらなんでもひどすぎますが、他はフェイクとばかりはいえないかもしれません・・・
細菌病理学を基礎にする現代医学は、抗生物質のように、バイ菌を直接殺す治療を病気の治療と考えます。
しかし、東洋医学では、自然の治癒力で病気を治そう考えます。
そして、その働きを高めるために様々な工夫をします。
直接ウイルスを殺す作用などあるはずはありませんが、自然治癒力を高めるために、お茶や紅茶や納豆やニンニクなどとることは、悪くないかもしれません。


コロナ対策・その3

2020年05月31日 22時03分23秒 | 健康の仕組み

理髪店の赤、白、青のサインポールの由来をご存じでしょうか?
中世ヨーロッパの理髪店が、兼業で外科手術もやっていた、その名残りです。

外科といっても、体に切り傷を入れて瀉血をし、そのあと止血をするだけですが、なんのためにそんなことをしていたのかというと、その頃、中世ヨーロッパではペストによるパンデミックが起こっていたからです。
14世紀には、ヨーロッパの人口の3分の1の死者が出るほど、今のコロナとは比較にならないパニックが起こっていたのです。
ところで、私は、カッピング(吸玉)療法をやっていますが、カッピングを始めた頃(40年くらい前)はB型肝炎が流行っていたころです。
しかし、B型肝炎は吸玉でよく治っていました。
それに、吸玉すると、インフルエンザを含めて風邪がよく治ります。
これらは、いま猛威を振るっているコロナと同じウイルス性の病気です。
ウイルスに効く薬はなく、今でもウイルスに対抗できるのは、自己免疫力だけです。
吸玉療法では、病気の程度がひどいときには、直接悪い血液を出してしまう治療もします。
中世ヨーロッパの理髪店でやられていた瀉血は、簡単に大量に血液を出すことが出来る方法です。
しかし、これは、吸玉療法で出す悪い血液とは全く別物で、血管の血液を出しているだけなのです。
パンデミックにより、吸玉療法の真の意味を理解しないまま、形だけ真似て、極度のパニック状態でやられた愚行だと思います。
しかし、このことが今でも吸玉療法と混同され、誤解の原因にもなっていると思います。
ただ、体に溜まった悪い血液をとれば免疫が強化されるという考えは、間違ってはいません。
現代人は様々なものに守られ、むしろ、体も免疫力も弱体化しています。
これから、コロナよりはるかに感染力もあり、強力なウイルス性の病気が来ないとはいえません。
今こそ、吸玉療法を活用すべき時です。
ぜひ、私の吸玉療法のホームページをご覧ください。そして、応援してください。

https://marko34art.wixsite.com/hamagutisuidama


コロナ対策・その2

2020年04月28日 22時32分21秒 | 健康づくり

今朝のテレビで、ニュージーランドの首相が、コロナに勝利したと言っていました。
ですが、ニュージーランドは人口500万人くらいの人口密度の薄い国です。
日本でもまだ感染者のないのは、岩手県です。
このパンデミックはコロナだけでなく、人が密集する都市化も大きな原因と考えます。

今、世界で最もコロナ感染者が多いのはニューヨークで、日本では東京です。
これから起こるパンデミックを予防するには、この人口過密をどう薄めるかが課題です。
“半農半漁”というライフスタイルがありますが、農業地帯に工場や会社や役所をもっていき、“半農半~”形態を国主導でやってみてはどうでしょう。
これは、人口の過密対策だけでなく、やりようでは経済対策にもなるはずです。
そして、人の健康や精神対策にもなると思います。
それは、この数年畑仕事をするようになった私の実体験としても言えます。

私は、新型感染症に対しての免疫強化策として、カッピングを強く勧めます。
私の40年間のカッピングを、ホームページにしました。
カッピングは、これからの人類の医療を支えるものになると考えます。
ホームページは長編になってしまいましたが、ぜひステイホームを活用されてお読みください。

https://marko34art.wixsite.com/hamagutisuidama

 

 


コロナ対策

2020年04月01日 11時11分10秒 | 東洋医学

志村けんさんの訃報、びっくりしました。・・・ぼーっとした顔を張られたような衝撃でした・・・心よりお悔やみ申し上げます。

新型いっても、ほとんど風邪みたいなものでしょうから、お彼岸を過ぎれば治まるかと思っていました。が、・・・むしろ、これからが本番でしょうか・・・
戦いの武器として、いまは自己免疫頼みですから、何とかその力を上げる必要があります。
けんさんも、長年の喫煙による肺の弱りがあったのではないか、ともいわれています。
東洋医学では、肺と大腸はセットとして考えます。
肺の弱りをカバーして、強化するには、大腸の強化を図るといいのです。
そのためには、食物繊維が大切です。
私の、おすすめとしては、サツマイモ・・・中くらいの大きさを一個くらい、しばらく毎日食べてみてはどうでしょう。


万病一元

2020年02月28日 07時09分49秒 | 健康の仕組み

「万病一元」説をご存知でしょうか?

細菌病理学説によると、病気は、バイ菌やウイルスなどの外因によって起こるとされています。
ところが、江戸時代に後藤艮山が「万病は、一気の留滞より生ず」といい、吉益東洞は「同じ風にあたっても、皆等しく風邪ひくわけではない」と、『万病一毒』説を唱えました。 

それを引継ぎ大阪帝国大学教授の片瀬淡博士は、万病は、血液の酸とアルカリのバランスの崩れから起こるとし、血液がpH7.2~7.4の弱アルカリ性のときには、たとえ菌やウイルスが入ってきても病気は決して起きないと述べました。

1987年に、米国の大学教授をしていた利根川進は、体外から“どんな種類の外敵”が侵入しても対応できる「抗体」を、すぐに“作る”ことができる免疫システムを解明し、ノーベル賞を受賞しました。

今、まさに、世界中が新型コロナウイルスに震撼させられていますが、・・・
「万病一元」の病理観では、免疫が正常に働けば決して病気にならないわけです。

手洗いうがいの奨励に異をはさむわけではなく、ただ、恐いのはパニックかもしれず、バランスのいい食事や睡眠と休養などに心を配り、もうすぐにお彼岸ですし、暖かくなればウイルスも下火になるのではないかと思われます。


新型コロナウイルス

2020年01月26日 12時24分26秒 | 健康の仕組み

このところのニュースは、新型コロナウイルスでもちきりです。
今発表されているのは、感染しても発症しない例や軽症例より、重症例が中心ですから、どの程度の危険性があるかはまだよく分かっていません。

ウイルスを殺す薬はありませんが、ウイルス感染しても体内の免疫がすぐに撃退して、病気になることはまずありません。
ウイルスに対する抗体は変幻自在に変化でき、どんな新種のウイルスでも撃破できるといわれています。
ウイルスにワクチンを使いますが、ワクチンはウイルスを弱毒化して接種し、まえもって抗体を用意しておく治療法です。
ウイルスは非常に小さい病原体です。
たとえば、バイ菌がサッカー場くらいの大きさとすると、ウイルスはサッカーボールくらいしかありません。
ですから、ウイルスが体内に侵入してきても、免疫がすぐに発見できるか難しいわけです。
ですが、免疫の能力が高いときは、すぐに発見して撃破し、元気なときは病気にならないわけです。
ですから、こんな時期、まずは睡眠と休養をよくとり、バランスいい食事をして、自己免疫力を維持することが大切です。


お風呂と健康

2019年12月26日 18時05分11秒 | 健康の仕組み

年の瀬も押し詰まりました。

この冬は暖冬といいますが、しかしやっぱり冬は寒いです。

寒いときにはなんといっても温かいお風呂が一番です。

 

お風呂に入るとポカポカするのはなぜか?

 

直接お風呂で温もるのはもちろん、風呂に入ると水圧で太ももの周囲は1~2センチ、お腹は3~6センチもひき締まるといいます。

たとえば、脚にうっ血などあれば、水圧でギューっと心臓にうっ血した血液を押し戻し、風呂からあがれば心臓からタップリ酸素を含んだ血液が戻ってきます。

 

酸素が充分に行き渡ると、細胞内のミトコンドリアはフルパワーでエネルギーを増産します。

ですから、お風呂で直接温もるだけでなく、体自身も暖かくなり、お風呂に入ると温もるわけです。

 

また、全身には五臓六腑の経絡が流れていますから、入浴は全身まるごと同時に指圧しているようなものです。

慌ただしいこの時期こそ、たっぷりの湯船にしっかり浸かって、ゆっくりバスタイムをエンジョイするのもいいかもしれません。