人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

安心して見られる国枝選手の強さ

2016-09-12 06:03:08 | 80はミステリーゾーン
はらはらせずに見られるパラりんピックの代表は
テニスの国枝慎吾選手だろう。

午前5時台だったので、ほぼ全試合を観た。
パラテニスは2バウンドまでokなので、普通に打
っているといつまでもラリーが続く。

私の硬式事はじめで、壁打ちで練習すると、直接壁
に打つとばらつきが多い。ところが2バウンドまでだ
と大概は安定した、ねらい通りのボールを打つこと
ができる。

パラの試合でも安定的に打ち出すと、いつ終わるか
分らないほどのラリー合戦が続く。

国枝選手の作戦を見ていると、深くスピンの効いた
ボールを送り続け相手を後方に押しやるとると、角
度のついた早いボールを打ち込む。あるいは前に出
てボレーする。

打ち合いはバックが多い、しかし、厚めのクリップ
でスピンを効かす打ち方は、ソフトテニスでは、普
通にロブでやっている。

これ、これだ。

硬式でソフトの有利な打ち方を取り入れることが、
私の様にソフト経験者の特権であろう。

2バウンドまで打てるといっても、打つことと車い
すの運転という健常者のテニスにプラスした動作は
信じられないエネルギーを要するに違いない。

国枝選手は決勝戦まで行くだろう。健闘を祈りたい。