人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

「貧乏物語」の新しさ 加藤さん・・

2016-09-11 15:26:50 | 80はミステリーゾーン
▼11日の新聞朝刊に経済学者・河上肇の「貧乏物
語」が取り上げれていた。

「貧乏物語」は100年前に大阪朝日新聞に連載
開始された。貧乏が世界の大問題であると、読者
に提示した。名著だったので、わが蔵書の1冊にな
っている。

記者はもしかしたらこれは、「いま」の話ではな
いか、働いても生活が苦しい現代社会とダブって
見えると書く。

▼加藤紘一さんを押しとどめようとする自民の面
々。テレビで政局の内幕を世間にさらした光景に
国民を驚かせた。その加藤さんが亡くなった。そ
の後の加藤さんは再び光が当たる場に登場するこ
とはなかった。

▼北京五輪の優勝の柱になった上野由紀子投手が女
子日本リーグ初の200勝を達成した。
この人は球のスピードと技術は衰えていない、と
いうことか。すごい。

広島25年ぶりリーグ優勝と並んで優勝に貢献し
た黒田投手は、8年ぶりに大リーグからの大金に
よるオファーを蹴って広島に戻った。

この決断が「男気」と称えられた。黒田の復帰で
の広島優勝に地元ファンの喜びはいかばかりか。

▼折々の言葉に「言葉には力があります。だからこ
そ、穏やかに話す人になりましょう」とあった。

大事なことは、抑え気味の声で話すほうがいいと。
激しい声は人を圧し、ひるませる。むしろためら
いがちの言葉のほうが滑らかに流れる言葉より、
時には多くを伝える。

今日の朝刊からボケ防止の知識、我が海馬が喜んだ。