人生アラカルト

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胃カメラが苦手な方へ

2016-09-24 11:35:33 | 80はミステリーゾーン
食道の様子を診てもらうために、半年に一回
胃カメラをつまり内視鏡を飲み込んでいる。

これまでに何回受けたことか。しかしいまだ
胃カメラ検査は苦手である。

胃カメラが好きだとおっしゃる方はまずおる
まいと思うのだが、内視鏡で喉頭がんや食道
がん、胃がんの有無を調べるには、いまのと
ころ、これが決め手でもある。

だから、いやだといってるおじいさんは、引
きずってでも、病院へ行って調べてもらう方
がよい。

「げーげー」やるのではないか、という心配
持ち主に言いたい。

「げーげー」やるのは「いやだな」と身体が
拒否反応を起こしているから。

先に明かりが灯った蛇のような内視鏡は、グロ
テスクだが、逆に飲み込んでやるつもりで、受
け入れると、すっと入って行く。

カメラを入れる前に、内視鏡のカメラが鮮明
に写るように液体を紙コップ一杯のまされる。
これが実にまずい。

私はいつも「まずい」と言って文句を言う。

でも、改善はなし。

次に喉チンコに、麻酔の液体をスプレーで噴霧
される。

「たっぷり、吹き付けてね」と冗談をいう。

こういうと、看護師さんも笑顔になって、「ベ
ッドに横向きで寝てください」という。口から
カメラを入れる場合、穴の開いたマウスピース
をくわえさせられる。

カメラの先端が入ると、飲み込む要領で、あ、
その前に優秀な先生は口の中、咽頭部分をを入
念に調べる。
喉チンコは麻酔スプレーのお蔭でおとなしくカメ
ラを通す。

食道にカメラが入ってくると人間のくし刺し状態。

内視鏡から青い液体がぶっかけられなにかあると、
その部分が浮かび上がる。
怪しいと思うと、医師は一部を切り取り、後で精密
検査に回す。

私は胃がないから、食道を調べると終わり。
胃のある人は、続いてカメラが進んで行く。

がんは初期であれば、胃であれ食道であれ、のちに
大概は切除されてセーフ。事なきを得る。

胃カメラは気持ちのいいものではないが、生きるか
死ぬかの決め手になるので、いやがらんで、こわが
らんで受けなされ。