もっと笑え、喜べ、感激せよ

といわれても、なあ。

喜べといわれても、うれしいことが毎日湧き出る
もので無し。

対話がめっきり減ってしまった８０台。

悲しいかな、人生の繰り返しのようで、話が見える。

こんな場合、一番の解決方法は、新しいことに挑戦
するに限る。

得意なものじゃないよ。

得意なものとは、自分の守備範囲だから、成功するし、
エラーも少ない。

また同じことの繰り返しになってしまう。

そうすると退屈。


なにする？




自分で考えて。

ニーチエに教えられて

壁打ちをやりつづけることは、その間思考停止
状態であることが分かった。

それはそうなんだが、ニーチエは壁打ちによる
テニス向上を説くんじゃないよ、といってる。

壁打ちも一つの過程であり、一つの手段なのだ。

言い続けると信念になり、頑固者として嫌がら
れる。


そういうことなんだね。先生。

頑固者は思考停止状態か

たまにニーチェの本を読むと面白い。

　信念のある人というのはえらいように思われているが
　その人は、自分のかつての意見をずっと持っているだ
　けであり、その時点から精神が止まっている人なのだ。



つまり、信念はその時点から進展がない人であり、頑固
者はその代表というわけか。


うーん、そうかもしれない。

壁打ちと《ありがとう》

壁打ちを続ける。

理屈もなにもない。

コートへ行ったらひたすら壁にボールをうつ。



半月ほど前、壁打ちとフルートの反復練習を
していた。

フルートの発表会が上越であった時。

ただひたすら吹いた。

真夜中に音を出すわけにいかないから、カラ
オケ店で、１時間が２時間、３時間と練習し
た。

それでも、満足の結果を生まない。
上越へ行ってからも、なんども「なんでやろ、
へたやなあ」


しかし、壁打ちもフルートも、やればなんと
かなるものだ。

おれはまだ、発展途上の８１歳。

生かしてもらって《ありがとう》の気持ち。

なんでも値段聞く大阪人

これなんぼ♪

歌で昔流行った歌があった。

大阪人はなんで、人にものの値段聞くんやろ。

今日もテレビでお笑いのコンビが人の家上が
って、ピアノのの値段聞いていた。

その家は奥さんが音楽家。

ピアノが２台あって、開口一番こっちはいくら？
？？？万円です。

「こっちは＞5倍の？？？？万円です」




音楽のこと一つも聞かないで、これなんぼ。




京都人には不思議。

どうしよう あの人が選ばれたら

どうしたん、じいちゃん

ひょっとして

あの人がアメリカの大統領になるかって？

そや、メキシコの間に塀立てるいうてるで

立てられかどうか　分からへんでー

それより、日米安保はアメリカに不公平やて

そやかて、つくった時の歴史いうもんがあるやろ

そや、あの人はいきさつもなしに、結果だけいうしな

日本は核持てともいうたんやろ

まだ本選前や　どうなるやわからへんから、
寝て待つわ

じいちゃんはのんきでええなあ

なんか　アメリカ人が本音だしてるみたいでー

　　　　　　　　　　ぐー




二人羽織でした

一番うまいめしを食う方法

NHKの「ドキュメント７２時間」というテレビ番組が
好きだ。

この日は、《どんぶり飯ほっこり大衆食道》という
仙台の　めしやに来る人達のドキュメントだった。

面白いと思った大災害関連の仕事で出稼ぎにきた人
の話をひとつ；

はじめ、ひとの不幸をめしのたねにしてるかと思う
と、内心すっきりせんなあ、と思っていましたが、
ありがとう、ありがとう、といわれるたんびに、え
えことしてるのかな思うようになりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　－大阪の青年

この食道のコメのめしは本当にうまいそうで、お客
さんは大人も、子供も大盛りを食べる。

ここまでが、前置きです。

私は胃がなくて、昼も夜も時間が関係なくご飯をた
べます。独居老人だから、なにを食おうがきまま。

テレビを見てたら、ごはんがたけたでーとメロディ
ーがなりました。

今日買って来たのり、冷蔵庫の梅干し、キムチ、あ
さりの味噌汁で、テレビのお客さんと同時にめしを
食った。そのうまかったこと。


そうか。テレビとシンクロすればええのや。

暇な老人、今日の発見。

想定外という言葉

想定外の津波が押し寄せて来た。

想定外の規模。

災害でよく用いられた想定外という言葉は、大統領候補からも
出ているのではないか。

核配備、安保はアメリカは損をしている。

大戦後、両国の関係を覆す日本人が思いもしない発想である。



言葉だけで終われば良いが、言葉だけでも飛び上るほどの威力
を持つ。

半分寝ている爺も、むっくり起き上がって大統領選を見守る。

馬鹿の一つ覚え

今日も壁打ちに行ってきた。

コートでは高校生たちが試合していた。

若いから渾身の力で打ち合っている。

「うおー」

打つたび叫ぶやつがいる。

あれって、だれかの真似なのか。

あれって、効果があるって、指導員の講習を受けた時、
先生がいっていた。

火事場の馬鹿力だそうだ。

だから、いつも声出しっぱなしの効果については、どう
なんだろう。

うるさいだけだから。
シャラポア。

あれほどの美人がいつも火事の馬鹿力出すもんだから、
興覚めだ。


で、壁打ちの効果はどうなんだ？

いいよ。壁に穴を穿つが如しで、これも馬鹿の一つ覚え
さ。

大体高いボールも低いボールも同じ所へ打ち返すことが
出来るようになった。

ここからが、幼稚園卒業でやっとラケットを持てるよう
になったのだ。

スクールで、ラケットの持ち方について、随分初歩的質
問をしていた。

えっ　教わっていなかったの？よくそれでボールが飛ん
で行くもんだ。

打つ瞬間まで、右指と薬指でしっかり持つ。人差し指で
ラケットを持つんじゃないよ。それじゃ鷲掴みだ。


フルートも楽器を組み立て、ぴたっと指が収まるところに
収まった時が一段階だ。

楽器の穴をふさいで行くと、音が転がっていく。
運指というんだが、この間横着したところ、先生にたちま
ち見破られてしまった。

音が出るからと近道はだめということ。




フルートも、テニスもまだ１年生。８１歳に登りしか道はない。

亡くなった人のいい思い出だけが残るとき

それを成仏と言うんです。

＜折々の言葉＞を切り抜いておくもんだ、と思うこと
しきりである。

朝刊を読んで、この言葉は残すべきだ、と思っても切
り抜かないと忘れてしまう。



法然院の前管主のことばは、肉親のことで思い当たる。

その人の確執がそぎ落とされ、いい面だけが残る。

その人は自分のなかで成仏したと感じる。


そうか。。。