「さきがけ県南政経懇話会」の10月例会が大曲エンパイアホテルで開かれ、池内恵さん(東大教授)の「米軍アフガニスタン撤退と中東情勢」と題する講演を聞いてきました。
今年8月に米軍がアフガニスタンから撤退し、タリバンが再び政権を奪い返しました。アフガニスタンが中央アジアではなく中東に分類されることは初めて知りました。
1991年の湾岸戦争以来、30年にわたり中東地域に影響力を保ってきたアメリカは、その関与を大幅に後退させてパワーバランスが変わってきているそうです。
長年敵対してきたイスラエルとアラブの湾岸諸国が同盟を結ぼうとしているのはその表れだそうです。
難しいテーマでしたが、最近の原油高が日本経済の先行きや家計にも大きな影響を与えており、無関心ではいられない内容でした。