首都圏で生協活動をしているパルシステムと横手、湯沢雄勝のJA、市町村で構成する「南部圏食と農推進協議会」の総会が、湯沢市のホテルで開かれました。
今年で10周年を迎えたのを記念して、過去と未来を話し合うシンポジウムも開かれました。
現在では、JA秋田ふるさと、JAこまちで合わせて約10万俵、6000tの米を買ってもらっている最大の取り引き先になっています。
パルシステムの組合員は首都圏で100万人を越え、大きなマーケットになっています。
また、生産者と消費者をつなぐ体験活動も活発に行われており、春の「田植え山菜摘み」や秋の「稲刈りリンゴ狩りツアー」冬の「産地へいこう」など多くの産地との交流を実践しています。
最初の付き合いは40年ほど前に、旧雄勝町の東山地区にあるリンゴ農家のグループと多摩生協が、リンゴの産直を始めたのがきっかけで、「雄勝りんご生産同志会」の小野田政広代表が中心的な役割を果たしてきました。
今回は10周年ということもあり、アトラクションに「西馬音内盆踊り」を生で披露しました。
東京から来たパルシステムの役員などは初めて見るので、その優雅で流れるような踊りと独特の衣裳などに感激していました。
人は変わっても交流の絆は今後も強くしようと誓いあいました。