3月は別れの季節。卒業式の時期でもあります。
昨日は、町内6校の小学校で卒業式が行われましたが、私は
西馬音内小学校の卒業式に出席して祝辞を述べてきました。
これまでの慣例で、今年退職される校長先生のいる学校に出席して
きているようです。
もう一つの羽後明成小には村上副町長に出席してもらいました。
西馬音内小の卒業生は48名。一人ひとり元気に校長先生から卒業証書
を受け取り、私たち来賓の前を通って行きましたが、しっかりと前を見つめる
力強いまなざしとしっかりとした足取りに、爽やかな一陣の風が吹き抜ける
のを感じ、こちらまで励まされるような気分にさせられました。
挨拶で私は、ニューヨークヤンキースの大リーガー、イチロー選手の小学校
6年生の時の作文を朗読し、夢を持ち努力することの大切さを話しました。
小学校は「呼びかけ」という、子ども同士が思い出を語り合い、
歌を唄うコーナーがあり、終わると卒業生や保護者、先生や来賓
までみんな泣いてしまいます。
今月、小学校から高校まで3つの卒業式に出席して、様々な別れの
場面に出会いましたが、子どもたちの立派な姿に感心させられました。
式の間中、誰一人として微動だにせず、立派にそれぞれの役割
を果たしている。
秋田県が学力日本一を達成している理由を垣間見るようでした。