今日から町議会の一般質問が始まりました。
今日と明日で6人の議員が質問をします。
通告書を見ると大変高度な質問もあり、果たして思ったような答弁が
できるかいささか心配です。
午前中に、阿部養助議員、中村房司議員、金公一議員
の3人から質問を受け、答弁をしました。
阿部議員は、本町の基幹産業である農業に絞って質問され、
私も農業にはこれまでも携わってきた経験から、自分なりの
思いも込めて精一杯答弁しました。
道の駅や直売所などの構想にも触れ、意気込みを語りました。
次の中村議員も農業の専門家ですが、今回は人口減少と少子
高齢化、子育て支援などの基本課題について質問されました。
人口減少や少子高齢化の流れに歯止めをかけるのは、なかなか
難しい問題です。
やはり、雇用の場の確保と子育て支援の充実など、ありきたり
ですが、きめ細かに対策を実施することが大事だと答えました。
特に要望のあった、病児・病後児保育の充実は、大事な施策なので
早急に実施できるように前向きに検討していきます。
次に質問された金公一議員は日本共産党所属の方で、TPP問題や
農業振興、国保税問題や子育て支援としての医療費無料化の拡充
や給食費の無料化、高校生への通学支援など、幅広く質問されました。
答弁で TPP問題では、本町の農業に与える影響額を独自に試算して、
説明し参加反対を明確に表明しました。
町独自の試算では、米など主要農業産出額が41億円から、半分以下の
16億円になるとされています。対策をとらなければ壊滅的な打撃を受けます。
4人目は阿部久夫議員で、今回は教育問題に絞って質問されました。
特に、学校統合問題では、9つの小中学校の生徒数をあげて、早急な
対策(統合)が必要であると強調されました。
町教委では今年度、「町立学校再編構想検討委員会」を立ち上げ
今年度中に再編計画を策定してもらいます。
待ったなしの課題が山積みです。