曇り空

カメラ女子のような可愛い写真を撮りたくて、背景を白にした。
でも、綺麗な白ではなく、なんだかくすんだような色なので、露光をあげて、明るくしてみた。
でも、思うような写真が撮れない。
空を見ると、曇り空。
外からの光が、どうしても足りないのである。
今日は、諦めて、天気を見計らって、写真を撮ろうとしたら、空は曇っているのだけど、薄日が差してくる。
「それ、今だ。」と、用意をすると、また、空が暗くなる。
今日は、撮影日和ではないのかも知れない。

空は、くるくる変わる。
薄日が差すと、また曇る。
翻弄されて、やる気を失ってしまった。
私の部屋の窓は、東向き。
だから、朝の光が一番綺麗。
明日の朝、またチャレンジしようと画策を練る。

今、いい光が差す。
ベランダに出て、写真を撮ろうか、と、考える。
今更だけど、写真って、光が命なんだなぁ。と、思う。
普通は、一番先に知ることだけど・・・。
形から入ったカメラだから、あとから、あとから、知ることが多い。
いつになったら、普通にシャッターを切ることが出来るんだろうか。

嘘

私に嘘ばかり言う奴がいる。
もろに嘘だとわかっているけど、言い返せない。
仕方なく、「そんな嘘は、誰も信じない。」と、小声でつぶやく。
だんだん、話が大きくなってきて、聞いていて腹が立ってくる。
もう信じることが、全く出来ないので、右から左へと聞き流す。

なぜ、人は嘘をつくのか。
自分を良く見せたいのか。
それとも、人を陥れたいのか。
私には、なんとも言えないのだ。
私に、嘘をつく奴は、人を陥れたい。と思っている奴だ。
人の悪口をつらつら言いまくりる。
始めは、それでも信じていたけど、だんだん、それが嘘だとわかってきた。
人を陥れることは、私にとって、非常に悪いことだと思う。
でも、口を開けば、嘘をつく。
そいつは、嘘は平気で言うけど、本当のことは口をつむぐ。
そういった癖のある奴なので、ある意味、わかりやすいともいえる。
言うことは信じてはいけないのだ。

本当のことを言い出したとき、そいつは、私から離れていくだろう。

伸びをする。

縮こまった背中を伸ばし、伸びをした。
ぎしぎしぎし。と、背骨が伸びる感覚が気持ちいい。

そういえば、最近、ずっと猫背で過ごしているなぁ。と、思うときがある。
コタツで丸くなっていると、背中を伸ばすと、途端に元気になる。
いつまでも、座っているのは、疲れる。

昨日、友人とランチをした。
溌溂とした友人は、毎日を充実した時間を過ごしている。
ちょっと羨ましい気持ちになった。
充実の裏には、愚痴もある。
その愚痴も前向きな一生懸命でありながら、報われないことだった。
時間を忘れて話を聞いていると、自分も何かできるんじゃないか。と思えてくる。
愚痴もまた楽しいものだ。

私は、一生懸命なことは、全くない。
だから、愚痴もまたない。
そういえば、昔は、がんばっていたなぁ。と、思い返すばかりである。
まあ。それは、それでいい。
これからが、自分の生き方だと思う。
いっぱい伸びをして、肺に空気を吸い込んで、「よし！！」と、喝を入れた。

整理整頓

私の机の回りは、書類、本でいっぱいだ。
いつか片付けよう。と、思いながら、ほったらかしである。
あるドラマで、1年間使わないものは、二度と使わないものなので、思い切って捨てる。と言うようなものがあった。
すごく身につまされる話に動揺する。

人が長年住んでいたら、やっぱり、ゴミみたいなものが、うず高く積まれていく。
どう整理するかは、本人次第だろう。
読まない本は、古本屋に。
いらない書類は、シュレッダーに。
と、頭では、わかっているのだけど、いざ、整理整頓しようとしたら、途端に「これは、大事なものじゃないか。」と、また、元に戻す。
これじゃあ、何をしているのか、わからない。

報道番組で、ゴミ屋敷の特集があった。
明らかに、「これは、ゴミだろう。」と言うものも、住人は宝物だ、と言う。
多分、私が一人で住んでいたら、ゴミ屋敷になる確率が高い。
誰かが、声をかけてくれるまで、ゴミの中で暮らしているはずである。
整理整頓された部屋は、私にとって、憧れの一つである。

ガヤガヤ

12月に入って思うことは、回りの人たちのガヤガヤ声をうっとしく思う。
前から歩いてくる人とのすれ違いのとき、こんなに大きな声で話さなくても・・・。と、ちょっと迷惑に思う。
周りの人の耳が遠いのか、私が聞き耳を立てているのか、どっちかだ。
まあ、しかし、12月は、クリスマス。
変なことは忘れて、浮かれたいと願う。

話は、変わるけど。
もうすぐ、友人の誕生日が近づいてくる。
今回は、何にしようかなぁ。と考えて、ピンっと、ひらめくものがあった。
それは、運動靴。
サイズは、前に調べてあるので、好きそうな色を買う（私の好きな色）。
12月、1月生まれの人は、得だと思う。
それは、バーゲンシーズンだからである。
予算を立てた金額よりも、遥かにいいものをもらえるからだ。
バーゲン品を侮ってはいけない。
掘り出し物がいっぱいある。
靴売り場で、人の込みあう中、必死で、「あれでもない。これでもない。」と、考えながら、彼女なら、この色が似合う。と言うのを選んだつもりだ。
今から喜ぶ顔が目に浮かぶ。