ジンクス

人には、いろいろなジンクスがあると聞いている。
靴は、右足からとか、毛のないところから長い産毛が出てくるとか。
私のジンクスは、爪である。
爪の中に、白い模様が出てきたら、願い事が叶うというジンクスを持っている。
本当は、爪の中に白い模様が出来るのは、模様が出来るときに病気をした証だそうだ。
でも、私の記憶には、病気をしたということはない。
爪のジンクスで２度、試験に合格した。
そして、次の試験にむけて、頑張っているのだが、爪に白い模様が出来ない。
と、言うことは、今度の試験には落ちるということなのか。
どうにかして、白い模様が出来てほしいと願っている。
そんなことに、こだわっているから、不安になるのだ。
自分の気の済むまで勉強すればいいのに、気の弱い私は、いつも爪を見ている。
私には、これをすれば安心というのはない。
やっぱりジンクスは、ジンクスでしかないのだ。
そんなのに頼っていたら、何も前に進めない。
強くなりたい。それが私の願いなのだ。
迷信を信じてはいけないとは言わない。でも、それにのめりこんでは強くなれない。

あだ名

人には、どこかに個性がある。
その個性に名前をつける、それがあだ名だと思う。
私には、変わった苗字がある。
それが、あだ名になった。

私が中学時代、受け持ってもらっていた担任の先生にもあだ名があった。
１年生の時の担任は、「さんきち」。
２年生の時の先生は、「エーマン」。
３年生の時の先生は、「マッチャゲ」。
どの担任も、それぞれ個性があった。
今から思い返せば、そのあだ名は、担任の先生にとっては、良いものだったのか、嬉しくないものだったのか、わからない。
でも、あだ名で呼んでいた先生は、忘れていない。

どの人にも名前がある。でも、どの人にもあだ名があるとは限らない。
あだ名をつけてもらえる人は、きっと、愛されている人だと思う。
あだ名は、むやみやたらにつけるものではないから。
自分に変なあだ名をつけられそうになったら、自分から進んで、そう呼ばれたいと思えるあだ名を人に教えよう。
そしたら、快適に過ごせるだろう。

悪い癖

私の悪い癖は、努力もしないくせに、愚痴を言うことだ。
自分が一番知っている。
昔から、そう。
テストがあるにも関わらず、遊び呆ける。心の中では、これではいけないということをわかっているのに、努力をしない。
だから、今に至っているのだ。
今度こそ、頑張ってみせる。と、言いながら、また、何から手をつけていいのか、わからず、気ばかり焦りながら、手をこまねいている。
今度のテストは、難関だ。
１度目で合格したい。
明日から、真剣に勉強に取り組もうと思う。
もう、悪い癖を直し、自分を律せねばならない。
今が、勝負のしどころなのかもしれない。今を逃したら、ずっと後悔をするはめになる。
障害があると、すぐに逃げるところも、悪い癖のひとつだ。
私には、悪い癖が、たくさんある。
そのひとつ、ひとつを乗り越えていかないと、未来の私が可愛そうだ。
人よりも劣る点を補いながら生きていかないといけないっと、今、思う。

薬

１０月に入ってから、アレルギー性鼻炎にかかったみたいだ。
ちょっと前に、医者で、アレルギーの検査を受けたことがある。
そのときは、私は花粉には、反応しないで、ホコリやダニに拒絶反応が出た。
なぜ、今になってアレルギー性鼻炎なのか。
くしゃみや、鼻水、鼻づまりに悪戦苦闘である。
市販の薬を飲んでみた。すると、諸症状は、ピタリと止んだ。
しかし、眠気が襲ってくる。
「これでは、いかん。」と、医者で薬をもらってきた。
すると、諸症状は、相変わらず出て、なお眠気も襲ってくる。
全然効いてない。
医者の薬では、間に合わない。
やっぱり、元の市販の薬で抑えるしかない。
その前に、ホコリやダニを何とかしなければいけない。
しかし、毎日のように母は、ものすごい勢いで掃除をしている。それを見ていると、それ以上掃除をしてくれとは、いえない。
「でも、なぜ１０月なんだ。」と、思う。
６月でも、８月でもホコリはあったに違いない。
それと、１０月になって夜、睡眠がとりにくくなった。
それも、原因の一つなのか。
良くわからないけど、薬一つで良くなるなら、それに越したことはない。

ピアス

私は、めったに、アクセサリーをつけない。
金属アレルギーのせいで、指輪や、ピアス、ネックレスなど、肌がかゆくなってしまう。
でも、アクセサリーの売り場を見るのは、好きだ。
自分がつけないけど、想像の世界が広がって、おしゃれな気分になる。
特に、ピアスがいい。

友達と、毎年お互いの誕生日にピアスをプレゼントしあう。
はじめは、いろいろなものを、贈りあったが、いつからか、ピアスの交換になってしまった。
いろいろなお店で、ピアスを探す。
どれが、友達に合うか考えるだけで、わくわくする。
しかし、私は、どちらかと言うと、センスがない。
だから、お店の方と相談して、選ぶようになった。
最近は、本当に、いろんなピアスがある。ピンからキリまであるので、値段と折り合うのを見つけるのが大変だ。
時々、広告でいいピアスを見つける。その時に、そのお店まで即行行って、お目当てのものを探す。
そのときは、売り切れてなかったけど、いいお店を知ることが出来た。
それも収穫である。
でも、来年の友達のピアスは、手に入れた。
喜ぶ顔が目に浮かんでくる。それは、私が欲しかったものだから。
あとは、メッセージカードを買うばかり。もうピアスは買ったから、カード探しに全力をかけようと思っている。
来年の誕生日は、いつもと、ちょっと違うバージョンでいこうと思っている。