折り畳み傘

友人の誕生日に折り畳み傘をと、軽くて大人っぽい物を買いました。
その時は、それで終わったんですが、自分の折り畳み傘を買うのを忘れていたのです。
「あちゃ～。」と、今頃嘆きます。
なんで、同じ時期に買わなかったのか。
それは、私に未来を予期する力がなかったせいなんです。

母には、「折り畳み傘が欲しいなぁ。」と、おしゃべりしていたのに、友人の分しか頭になかったんです。
本当は、自分が一番欲しいものだったんです。
友人に買った折り畳み傘は、結構優れものなんです。
一目で気に入ったのです。

私は考えます。
友人用に買った折り畳み傘を私が使い、また別のプレゼントを用意することを。
でも、なんか後ろめたい。
やっぱり、自分用に一つ買わないといけないのかも。

今使っている折り畳み傘は、もう２５年ほど持っているのです。
持ち手が壊れてしまって、カサの色もあせています。
本当に私はアホだ。と、思います。
次に傘を買うのは、多分、夏ごろ。
それまで、今の壊れて、色あせた傘を使うことにします。
「あーあ。」と、言いながら、「今度こそ買うぞ。」と、息巻いています。