道は続くよ、どこまでも

人生の長い道は、途切れることのない曲がりくねった道なんです。
ある時は石に躓き、あるときは下り坂になります。
しかし、その道は決して途切れないのです。
途切れるときは、もう終点になります。

私の長い道は、大きくうねり、かなり遠回りしているのでしょう。
ゴールまではまだまだあるけど、目的の目印が見えてこないのです。
ある人は、早々目印を見つけいい上り坂を駆け上っていきます。

今日、５６丁の上り坂に差し掛かりました。
頑張ってきた感は、あまりないのですが、振り返ってみれば私の後ろには、なだらかな道があります。
山に例えるなら、まだ登山口当たり。
「さあ、これから頑張ろう。」というところでしょうか。
この山には、湧水があり、「おお、甘露、甘露。」と言いながら、手ですくって飲める水にありつけることもあるでしょう。
息を整え、まだまだ先を目指します。

私のゴールは一体何なのか、まったくわかりません。
小山を越しても、またその向こうには、それなりの山があります。
人生って、そんなもんでしょう。
つまづいたら気づく、傷もあります。

さてさて、これからの道は未開の地。
楽しみでもあり、苦しみでもあります。
いい道に合流すれば出会いもあります。
ちょっと楽しみなんです。