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あみの3ブログ

ラーメン食べ歩きとお城歩き、その他感動したことを写真で綴る雑記帳
更新は不定期です

弘前城@青森県弘前市 2024年4月19日

2024-04-29 04:37:36 | 城歩き
お城検索は→こちら


東北旅行一日目の記事は→こちら



☆天守をはじめ3棟の三重櫓と5棟の城門が現存する☆
弘前城は、津軽地方を平定した津軽為信の意志を継いだ子の信枚が慶長16年(1611)に築城した。天守は五重だったが落雷で焼失。文化7年(1810)に本丸の辰巳櫓(南東隅櫓)を三重に改築して天守代用とした。これが現存する天守である。関東・東北地方においては、唯一の現存天守として貴重である。本丸、二の丸、三の丸および付属の郭が、3重に巡らされた堀によって区切られている。その中に残る3棟の櫓と、5棟の城門が往時の姿をとどめている。



「津軽藩ねぶた村駐車場」から外堀沿いに「中央高校口」まで南下
外堀の桜


紅一点



「中央高校口」から三の丸に入り
「丑寅櫓」



「与力番所」



「東内門」





「下乗橋」
この橋を渡って二の丸から本丸に入る。


本丸石垣修復工事のため、この橋の手前で内堀の水はせき止められています。





本丸

高石垣
石垣に「はらみ」がみられ崩落の危険性があるため、先ずは平成26年壕の埋め立てが行われました。
webページは→こちら


石垣修復工事
天守曳家工事のための足場が平成27年に設置されました。


「天守台」
天守台石垣の修復のため、約3ヶ月かけて現在の位置に移動し仮置きされています。


「本丸枡形」


「展望デッキ」





石垣修復のため曳家され、仮置きされた天守

「天守としだれ桜」
現存天守で最も北に位置する天守で、三重三階、層塔型。防寒対策として屋根は銅葺瓦となっている。

五重の大天守が落雷で焼失して以来約200年間、天守を再建することは叶わなかったのですが、ロシア船の津軽海峡往来などの事態から、幕府は弘前藩に蝦夷地(北海道)の警備を命じ、あわせて新しい天守の造営(史実は三重櫓の改修)を認めたのでした。弘前藩は三重櫓の改修を名目に天守(御三階櫓)として新築したのでした。



「天守外側」
切妻破風や狭間で飾られた装飾的な城外側



「天守内側」
窓だけのシンプルな城内側




「未申櫓」


蓮池より「本丸南西石垣」


「蓮池」




「二の丸辰巳櫓」
二の丸南東隅に立つ三重櫓。かつて屋根は板を重ねて葺いていた栃葺きであったが、現在はその上に銅板が葺かれている。


「中壕」




「杉の大橋」



杉の大橋から南内門



「三の丸追手門」
17世紀後半に碇ヶ関に通じる道がつくられて参勤道となったことから、三の丸のこの城門が追手門となった。




「外堀の花筏」
外堀は風の影響を受けやすいので、落花盛ん



「東門」



弘前城惣構は、東北のはるか片隅に位置する外様の小大名の居城としては破格の規模でした。
幕府が津軽家にこれだけの城を築かせることを認めたのは、信牧の正室である満天姫が神君徳川家康公の姪で養女だったためだとも、津軽家をして南部、佐竹、伊達などの有力な東北の外様大名を牽制させるためだった、とも言われています。、、、弘前城公園HPより


移動ルート
弘前さくらまつり
会場案内mapに加筆
赤色は往路
青色は復路






【弘前城】
《東北で唯一の現存天守をもつ津軽氏歴代の城》

名称(別名);鷹岡城、高岡城
所在地;青森県弘前市下白金町1
城地種類;平山城
築城年代;慶長16年(1611)
築城者;津軽信枚
主な城主;津軽氏
文化財区分;国指定史跡、重要文化財9棟
近年の主な復元等;
天守の現状、形態;層塔型、三重三階 木造(現存)

※出典、、、日本100名城 公式ガイドブック・日本城郭協会監修(学研)
地図;



長尾中華そば 青森駅前店@青森県青森市 2024年4月21日

2024-04-29 04:29:00 | 思い出のランチなど
今回のまとめは→こちら

東北旅行三日目の記事は→">こちら


青森ベイエリアで120分の自由時間。
ワ・ラッセを見学する前に腹ごしらえ。
この日はマラソン大会が行われ、このベイエリアがゴール地点となっているため、大変混雑が予想されます。
なので、先手を打って早めのランチタイム。



【長尾中華そば 青森駅前店】

2012年10月
北陸金沢で開催されたイベントに出店した「長尾中華そば」を頂きました。
前回のエントリー→こちら

2012年10月北陸ラーメン博まとめの記事は→こちら



ワ・ラッセから徒歩5分
JR青森駅東口
駅ビル1階のテナントという立地。



先ずは店頭の券売機でメニューを選択します。



店内はカウンター席ですが、棚で仕切られているので個室感覚です。



頂いたのは12年前と同じ
「こく煮干し 880円(込み)」



ドロドロではないが、かといってシャバシャバでもない。
変態一歩手前のややマニアックなスープは飲み干せるヤツです。

モチモチの太麺は咀嚼してみると小麦の香りと甘みが口に広がり、少々塩味の立ったスープと合わせることにより無限ループのように箸とレンゲを持つ手が止まらない。

変態煮干しファンには「ごぐにぼ950円」「ごぐにぼMAX980円」がありますのでご安心ください

年中無休で、午前7時から朝ラーが楽しめる。
駅前の立地と言うこともあって、出勤前の立ち食いそば的需要が有るのでしょうね。

いつの日か再食する機会があったら、今度は「ごぐにぼ」を試してみましょう。


【長尾中華そば 青森駅前店】
webページは→こちら
住所;〒038-0012 青森県青森市柳川1丁目2−3
地図;




東北旅行三日目 道の駅なみおか、ワ・ラッセ、八甲田丸 2024年4月21日

2024-04-29 04:28:02 | 紅葉・桜・花など
まとめは→こちら

東北旅行一日目の記事は→こちら

東北旅行二日目の記事は→こちら


東北旅行三日目
最終日のスケジュールは
ホテルを8:00出発
①道の駅なみおかアップルヒル
②ねぶたの家ワ・ラッセ
③青森空港


①【道の駅なみおかアップルヒル】
住所:青森県青森市浪岡大字女鹿沢字野尻2番地3
webページは→こちら

目的はお土産屋さん
添乗員の甘い言葉に乗っかって
勢いで買ってしまった(笑)


限定アップルパイがすぐに売り切れると聞き殺到の図


結局食べる暇が無く
自宅に帰ってから食べましたが、やっぱり出来たてを食べればよかった


こんなものまで買ってしまってひんしゅくを買う(笑)



アップルヒルとは言いますが
この時期は
サクラヒルですね。
満開の桜に癒やされましたよ

三大桜は1勝2敗でしたが
小岩井農場となみおかで少し挽回できたんじゃないかな。
自然相手なのでタイミングが難しいですよね。








②【ねぶたの家ワ・ラッセ】
青森県文化交流施設 ねぶたの家ワ・ラッセ
住所:〒030-0803 青森県青森市安方1丁目1−1
webページは→こちら


パレードのフィギュア



館内では各賞を受賞した作品の実物が展示されています。


迫力と美しさに圧倒されます。


制作には膨大な時間と手間がかかっています。



自由時間120分なので
周辺を見学してきました。


青森港ベイエリアには「ワ・ラッセ」の他、「観光物産館アスパム」「あおもりきたのまほろば歴史館」などの観光施設やホテル、飲食店なども集積しています。



その中にある
「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」
webページは→こちら


八甲田丸は昭和39年(1964)8月就航、23年7ヶ月という現役就航の記録を残しています。
最大の特色は
貨車を積載して海峡を渡るという世界的に見ても珍しい役割を果たしたことです。(トレインフェリー)





昭和63年(1988)運航終了
明治41年(1908)に鉄道連絡船として就航した比羅夫丸以来、青函連絡船は80年間にわたり青森港と函館港を結び、1億6千万人の乗客と2億5千万トンの貨物を運びました。
航行距離は8千万キロ、地球を2,019周分に及びました。、、、八甲田丸HPより



昭和42年(1967)からは自動車航送が開始されました(カーフェリー)
私にとって青函連絡船の想い出は
学生時代に訪れた北海道の旅 記事は→こちら

昭和50年(1975)8月10日
「青函連絡船乗船切符」
自動車積載と乗船の利用です。




ベイエリアでの自由時間、ワ・ラッセの見学を含め120分内で昼の食事をしなければなりません。
周辺にはワ・ラッセ内のお食事処を含め、多数の選択肢が有ります。

その中で選んだのはラーメンでした
青森まで来てラーメンかい!!

たまたまですが、近くにおいしいラーメン屋さんを見つけていたんですよ
ワ・ラッセの隣がJR青森駅
その駅ビル1Fのテナントにあるのが
【長尾中華そば 青森駅前店】です。  

記事は→こちら





ベイエリアでの自由時間を楽しんだ後は、【一路青森空港へ】
青森空港にはANA、JALに加えて、今回チャーター便で利用したFDAのチェックインカウンターも有る。
富山空港はANAだけなので寂しいですね。




それだけではありません。
空港のボーディングブリッジの数は富山空港が3基、青森空港が5基
年間利用者数に至っては富山空港約25万人(2022年度・県発表)に対し、青森空港が約116万人(2023年国内外・県発表)と圧倒的に青森空港の規模が大きい。

青森空港(※Googlemapより)



富山空港(※Googlemapより)
ちなみに富山空港の名誉のために言うと
富山空港は日本で唯一河川敷に造られた飛行場です。
富山空港のボーディングブリッジは日本一長いのです。



最初に
めっちゃ山の中とか
輪島空港並や~
と言う印象を述べましたが
訂正してお詫び申し上げます。


今回の旅行では調子に乗ってお土産を買いすぎました~




今後は、地元富山空港発着のチャーター直行便で行く旅行企画がどんどん増えてくるんじゃないかな。
高齢者は乗り継ぎが面倒(できない)
寿命が短いので無駄な移動時間を短縮したい
※個人の感想です

まさに私にピッタリ

次はどんな旅行が待っているのか、楽しみです

東北旅行二日目 北上展勝地・角館 2024年4月20日

2024-04-28 03:18:19 | 紅葉・桜・花など
まとめは→こちら

東北旅行一日目の記事は→こちら


東北旅行二日目のスケジュールは
ホテル8:00出発
①小岩井農場
②北上展勝地
③昼食
④角館
⑤ホテル宿泊


移動イメージ
移動距離約350Km 移動時間約9時間30分の強行軍!
※帰宅後ナビアプリで作成



①【小岩井農場の一本桜】
住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地
webページは→こちら

桜はほとんど「葉桜」の状態でしたが、幸運にも快晴に恵まれ、青い空と冠雪の岩手山そして緑の大地のコントラストが見事でした。



小岩井農場は酪農・養鶏・乳製品製造・物販・バーベキュー場など観光部門と多岐にわたり、農場施設は重要文化財にも指定されています。









②【北上展勝地】
「さくらの名所100選」「みちのく三大桜名所」
住所:岩手県北上市立花14地割
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約2Kmにわたる桜のトンネルは圧巻ですが、この日の桜は「散り初め」



なので桜並木はパスし、周囲にあるしだれ桜を中心に「いいとこ撮り」してきました















③【昼食】

えさし藤原の郷
レストラン清衡
webページは→こちら
住所:岩手県奥州市江刺岩谷堂字小名丸86-1

前沢牛の昼食
前沢牛の握りと、前沢牛が乗った鍋焼きうどん付


奥州藤原氏の栄華を忍ばせる建物や庭園が再現され、一部の施設では映画やテレビの撮影でも使用されました。
ゆっくり観てみたかったな~








④【角館】
「さくらの名所100選」「みちのく三大桜名所」「みちのくの小京都」
住所:秋田県仙北市角館町上菅沢
webページは→こちら

旅番組では常連の角館武家屋敷通り
一度は行ってみたいと思っていました。

やはり人気の観光スポット、凄い観光客の数です。





武家屋敷の黒戸塀に架かるしだれ桜が有名ですが
この日のしだれ桜は「散り果て」、、、残念



なんとかいいところを見つけようと奮迅














桧木内川堤(ソメイヨシノ)
「散り初め」








⑤ホテル宿泊
ANAクラウンプラザリゾート安比高原
連泊
夕食・朝食は前日と同じメニューでしたが、学習しましたよ(笑)
落ち着いて食べたいものだけしっかり見極めて対応しました。

今回はハサミと付けタレも忘れず持ってきました。


ステーキのナイフ・フォークも忘れずに、
しゃぶしゃぶは野菜とタレも忘れてません。


締めは酒の肴でしっとりと晩酌
今夜は飲み放題プラン(70分2500円/人)です。


朝食
昨日はパンだったので今日は和食。ご飯をおかわりしました。





三日目
最終日に続く。。。












東北旅行一日目 弘前公園の桜 2024年4月19日

2024-04-27 06:49:48 | 紅葉・桜・花など
旅行1日目は
富山空港9:25発ー青森空港10:39頃到着のFDA7904便
着陸したときの青森空港の第一印象
めっちゃ山の中
輪島空港並みや~
しかし、その印象は大きな間違いだったことに気づくのだ~



飛行ルートのイメージ
赤色が往路
青色が復路
※FDA機内のパンフレットに加筆




青森空港から2台のバスで出発
今日のスケジュールは
①昼食;石黒市
②弘前公園
③十和田湖
④安比高原ホテル到着

移動イメージ
※帰宅後ナビアプリで作成




①【昼食】
今回の旅行の目玉でもある「ご当地のうまいもん」を含む計6回の食事付プラン、その1

花かご御膳の昼食
8品も付いています(1800円相当)



創作料理 御幸 webページは→こちら
青森県黒石市大字中町36



えらい細い道にあるレストランだなと思ったら、ここは「伝統的建造物群保存地区」で「日本の道百選」にも選ばれた中町の通りだったんです。
「こみせ」と呼ばれるひさしが伝統的な形態を維持したまま残されています。webページは→こちら

上越高田の雁木造りと同じ構造ですね。
雪深い日本海側に多く観られ、ひさしを長く張り出して通路としたもので今で言えばアーケードみたいなものです。










②【弘前公園(弘前城)】
みちのく三大桜
さくらの名所100選
自分としてはここが観たくてこの旅行を選びました。
もともとはジムニー車中泊で単独・弾丸ツアーを考えていたほどです。
満開の桜と現存天守のコラボ、夢にまで見た光景です。
























③【十和田湖】
十和田火山の噴火でできたカルデラ湖で最大水深は326.8 m
あいにくの雨模様でモノトーンの世界
観光客もまばらでした。(寒かった~ )





乙女の像
サスペンスの舞台ともなっている(笑)



火山ドーム?
溶岩の痕跡ですね
火の神として祀られています。





④宿泊ホテル【ANAクラウンプラザリゾート安比高原】

岩手県八幡平市安比高原
webページは→こちら





部屋のテレビをつけると
「弘前公園」の桜の様子が放送されていました。
行ってきたよ~と思わず叫んでしまいました



食事は夕食・朝食ともにバイキング方式
宿泊客が多いので時差式
団体は専用で、一般席と仕切られていました。
何分にも大混雑で、写真を撮ってる暇がありませんでした。
料理は和・洋・中
ステーキからカニまで食べ放題(笑)
アルコールはドリンクバーで単品もしくは飲み放題(70分2500円/人)が選べます。

一階のショッピング街でおつまみとアルコールを仕入れ、部屋飲み。
ちょっと買いすぎました



明日は晴れたらいいな~

二日目へ続く。。。













みちのくの桜名所を巡る 2024年4月19~21日

2024-04-26 06:14:37 | ネイチャー・旅行・まつり
チャーター直行便で、東北の桜を観てきました。


乗り換え(乗り継ぎ)なし
しかも出発地から添乗員同行

ちなみに富山ー青森間の所要時間と料金ですが
車だと高速を利用しても約10時間
新幹線だと約5時間30分で3万円弱
飛行機だと羽田で乗り継ぎのため約4時間、料金も合わせて7万円弱かかります。

それがチャーター便で直行すると
片道約90分
時間の節約半端ない
なので【みちのく三大桜】と呼ばれる
「弘前公園青森」、「角館武家屋敷通り秋田」、「北上展勝地岩手
さらには
「小岩井農場の一本桜(岩手県)」、「十和田湖(青森県)」まで回って
2泊3日なのです。

乗り換え(乗り継ぎ)音痴の自分にとっては願ってもない企画で、すぐに飛びつきました。







チャーター便に使用する機体は
フジドリームエアラインズ、略称FDA(FUJI DREAM AIRLINES)

愛知と静岡に本拠を置き、保有機体数16機、2008年6月設立の航空会社です。
地方の飛行場を結ぶ路線や、チャーター便にも積極的に参入しています。
また、16機すべてが違う色で塗り分けられているのも特徴です。

富山9時25分発青森行き FDA7901便は
グリーンの11号機


青森15時10分発富山行き FDA7904便は
ネイビーの13号機


また、青森空港で待機の機体(名古屋便)は
バイオレットの16号機でした。



機内でのサービスは
リンゴジュースとシャトレーゼの焼き菓子
おしぼり付


スタッフは
操縦士・副操縦士と客室乗務員2名の都合4名の体制。

84席の内ほぼ満席の82席が埋まり
往路・復路とも快適な空の旅でした。
※写真は青森発FDA7904便 青森・秋田上空




これからもチャーター便を使った企画があれば是非参加したいと思いました


能登半島地震 七尾市和倉温泉街

2024-04-18 05:03:02 | ネイチャー・旅行・まつり
今回のまとめは→こちら

のと鉄道能登鹿島駅から和倉温泉に向かいました。



和倉温泉に向かった理由は昨年11月に、友人との親睦の会「親和会」で宿泊した「宿守屋・寿苑」の被害状況を確認したかったからです。
2023年11月26日撮影





あんなに楽しい想い出の宿がこんな変わり果てた姿になるなんて、、、とても悲しいです。
本館と新館の間が開いて傾いています。
インフラの復旧もままならない現状では、修理はもとより
営業再開のめども立っていません。



和倉温泉街の被害は寿苑だけにとどまりません
「あえの風」


「加賀屋」


加賀屋は外壁にX型の亀裂が入っています。


和倉温泉のシンボルの石碑も倒壊


和倉温泉街全体がゴーストタウンのようです。



その中で一軒だけ修理工事が始まっているホテルがありました。
愉快リゾート「金波荘」 webページは→こちら
『重要なお知らせ!』で臨時休業であることの告知がされていますが
復興・再建に向けての動きは速いですね。



「和倉温泉・総湯」
令和6年1月1日の能登半島地震の影響により臨時休業中でしたが
3月26日より営業を再開しました。
※ 足湯及び、男性露天風呂は損傷が激しく、現在ご利用出来ません。、、、HPより
webページは→こちら



和倉温泉街で営業しているのはコンビニと総湯くらいです。
ホテルはもちろん周辺のお土産屋さんや飲食店も休業状態と思われます。
詳細は各自でご確認ください。

温泉街全体の問題として今後どうするか、復興の道しるべを示さないと再建はあり得ないと思われます。
3月11日には和倉温泉の経営者らが能登地域の復興ビジョンを知事に提出したそうです。
先は長いですがなんとしても頑張っていただき、日本や世界各地からやってくる観光客に、癒やしとおもてなしの空間を与えてくださることを祈ります。


【能登島大橋とのとじま水族館】
能登島大橋ツインブリッジは一時通行止めとなっていましたが、1月2日から片側交互通行になっているそうです。

のとじま水族館は現在臨時休業中です。HP→こちら

1月9日、雄のジンベイザメ「ハチベエ」が死にました。地震の影響で水槽の水位が半分以下になったそうで水温が下がったり、水質が悪化したのが原因とみられるそうです。
在りし日のジンベイザメ2023年11月26日撮影



一部の飼育生物は各地の水族館等に疎開させており、クラウドファンディングにより復興を目指して取り組みが始まっているそうです。
子供はもちろん、大人にも人気の癒やしのスポットでした。



今回は駆け足で被災2市2町を巡りましたが、穴水町は駆け抜けただけです。改めて穴水町と七尾を訪ねてみたいと思います。





今まで訪れたことのある想い出の地を中心に被災状況を見てきましたが、やはり現場・現実に勝るものはありません。あまりの悲惨さに言葉もなく、吐きそうになるくらいの凄惨さがありましたがこれが現実です。
半島特有の地理学的要因、産業とインフラ、人口流出と地域の創生。
それが今回の震災で一気に顕在化した。
観光資源と地場産業を喪失した痛手はあまりに大きい。
復旧・復興の道のりは遠い。
しかし、心のふるさと、心象風景を失うことはできない。

そんなことを思いながら、和倉ICから能越道での帰路につきました。





あらためて、被災した皆様にお見舞い申し上げ、一日も早い復興と再建をお祈り申し上げます。




能登半島地震 のと鉄道再開復興の道しるべ

2024-04-17 05:26:10 | ネイチャー・旅行・まつり
今回のまとめは→こちら


輪島から下道で和倉に向かう途中
「のと鉄道鹿島駅」に立ち寄りました。

まとめの記事でも書きましたが、のと里山街道は甚大な被害を受け、あちこちで崖ぐずれ・地割れ・陥没・崩落が発生し、とりあえず輪島・珠洲方面の片側1車線のみ仮復旧して通れる状況です。
なので帰路、「のと里山空港IC」から能越道「田鶴浜IC」までは通行止めとなっており、下道で帰るしかないのです。



今回奥能登被災2市2町のうち「鳳珠郡穴水町(ほうすぐん あなみずちょう)」は時間の関係で通過するのみでしたが、途中SNSでフォローしている「七海屋」さんの前も通りました。
以前お会いして、とてもパワフルな社長さんだと感じましたが、被災地で明るく元気に情報発信をされています。


お城巡りでは2022年6月に訪れた「穴水城」も素晴らしかった想い出があります。記事は→こちら


また、ラーメン食べ歩きでは2015年3月に訪れた「喫茶フリースタイル」の濃厚豚骨ラーメンがおいしかった想い出があります。記事は→こちら



【のと鉄道鹿島駅】
桜が咲く鉄道の駅として有名な鹿島駅


七尾湾沿いに走る第3セクターです。


訪れた4月6日はまだつぼみ状態
開花宣言はされていたようですが、満開には1週間早かったようです。



しかし、この日4月6日
能登半島地震で被災したのと鉄道が、約3ヶ月ぶりに全線で運転が再開された記念すべき日だったんです。
ホームには『ありがとう!頑張ります』の看板が
また、電車のヘッドマークには『がんばろう能登』が
意気込みを感じますね。
被災地では復興の道しるべになると喜びの声があがっているそうです。



満開の桜とのと鉄道ラッピング電車「能登鹿島駅」
2015年4月16日撮影




現在マジンガーZのラッピング電車の運行は終了していますが、焼失した輪島の永井豪記念にちなんだマジンガーZは能登の復興のシンボルとなり得ると思うので、ぜひ復刻してほしいものです。



次は和倉温泉に向かいます。

一息入れて 桜をご覧ください

2024-04-16 14:36:00 | 紅葉・桜・花など
前回のエントリー→こちら

重い記事が続きましたので、いったん休憩しましょう

富山は今が桜満開

4月12日
富山県朝日町にある
舟川べりの四重奏を撮影してきました

残雪の朝日岳を背景に
舟川べりの桜
水田には黄色の菜の花と
チューリップが
色の共演を奏でています


























【舟川べりの桜】
住所;〒939-0729 富山県下新川郡朝日町舟川新35

地図;

能登半島地震 輪島朝市通りと復興の光

2024-04-16 05:40:29 | ネイチャー・旅行・まつり
今回のまとめは→こちら


輪島朝市通りに足を踏み入れました。




連日テレビで放送されていた凄惨な現場です。



輪島塗会館から河井田川横を抜け、あさいち交番の辺りから見渡した光景です。



河井田川も海岸と同じように隆起し川底が露出しています。



同、いろは橋
橋詰に近い「輪島ドラマ記念館」にあったモニュメント
輪島を舞台にした、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」(2015年3月30日から放送)の記念館は焼失してしまいましたが、このモニュメントだけは奇跡的に無傷で焼失を免れていました。


カラフルなモニュメントと火災跡の虚無感の対比に、とてつもない暗示を感じました。





丸ゆべし販売の「おおした」
朝ドラ館の向かいにありました。
写真左方向にいろは橋
同右に曲がると「朝市通り」です。




塩徳屋漆器店


店頭に運び出された商品でしょうか


朝市通り








アスファルトが焼けただれた倒壊家屋の痕跡





朝市通りから風呂屋小路を抜け浜通りに出ると公衆トイレがあります。
その風呂屋小路に面して建っていた、鉄筋コンクリート造りのビル



浜通りから朝市方向



結局過去に訪れた
「永井豪記念館」
2013年7月11日撮影


「輪島香華園」
2014年6月17日撮影


移転した「やぎじい商店」などを特定することはできませんでした。

※2024年4月7日 復興アドバイザーとして建築家の隈研吾さんが就任されたそうです。
『日本にとって輪島は宝。形だけではなく生活も含めての復興が必要だ』と語ったそうです。
一日も早い復興をお祈りします。


フリーペーパー「ぶらり能登マップ2015」(のと里山空港利用促進協議会発行)より
朝市通りマップ
(※2015年版につき被災時のものとは違う可能性があります)

ここで注意したいのは、焼失したのは朝市通り周辺の商店や民家であり、朝市に出店している露天は健在だということです。









【復興の兆し】
「重蔵神社」の祭礼に出くわしました


揃いのはっぴ姿、太鼓と柏手


御神輿を担いでマリンタウンまで練り歩きます


永井豪記念から出てきたんでしょうか?
マジンガーZの着ぐるみも参加
親子のそれぞれの様子がとても活き活きとして、ストーリーが浮かび上がってくるようです。



被災した町内を回り、
倒壊した神社の関連施設でしょうか?
鎮魂を捧げているようでした。





沿道の見物客からは、『まさかこのお祭りが開催されるとは思っていなかった』
『今年はもうだめかと思っていた』
などの声が聞かれました。
祭りは人々の心を一つにし、頑張ろうという気持ちにさせ、復興の兆しを感じさせてくれました。



この神社の隣に、うめのやゲストハウスがあります。
2020年8月に訪問した「中華そばいぶき」です。
訪問記事は→こちら



倒壊こそまぬがれましたが


営業できない状態で、インフラの復旧もままならず休業状態です。





つぎは
輪島から下道でのと鉄道「能登鹿島駅」へ向かいます。