
前回のエントリーは→こちら
今や日本屈指のラーメン店に数えられる石川を代表する名店
自然派ラーメン神楽(しぜんはらーめん かぐら)
やはりこの時間帯は狙い目とわかってはいるけど、なかなか行けない貴重な、そして至福の時間帯。

先月来「牡蠣の冷やし」とか「ムース入りの冷やし」とか「背脂入り」とかの限定ラーメンが目白押し、リニュアルした「塩」に至っては活ハマグリを使った塩ダレという豪華絢爛さ。
そのすべてを口にすることもできず(笑)
まるで「祭りの後の静けさ」のような落ち着いたなかで至高の一杯、いや二杯を頂くことができました。
◆冷やし煮干し 830円(税別)

冷たい煮干しのスープと、流水でしめた冷たい麺の冷やしラーメン。
今では当たり前のようになりましたが、酸っぱい「冷やし中華」とは違います(笑)
カタクチ煮干しの旨味と苦みが◎、、、黒板より
背黒の力強さが全開で神樂にしてはちょっとワイルドな煮干しのスープ、といってもいわゆる「ニガショッパ系」のドロドロ・セメント色とは全く違います。 変態ニボラー向けではなく、分別のある(笑)大人のラーメン。
酸いも辛いも噛分けた大人だけがその良さを理解できるのだ(個人の感想です)
冷製専用のタレでしょうか? 煮干しの出汁を巧くまとまて、旨味・苦味・塩味のバランスが良く、後口の残る僅かな甘みと酸味も五味を刺激して余韻が楽しめる。

この日の麺
宮本店主より、「次回作【雲丹】の試作で使った細麺が有るよ」と言われれば、断る選択肢はない(笑)
と言う訳で、レギュラー麺を「細麺」に変更。

レギュラー麺でこのメニューを食べていないので比較することはできませんが、
セオリー通りなら「淡麗の冷やしには細麺」でしょうが、このタクチ煮干しのスープはかなり癖があって尖がった一杯に仕上がっていましたのでレギュラー麺の方が相性がいいのかもしれませんが。、こちらの細麺も粉の甘みも感じられとても美味しかったです。
今回は店主のご厚意で貴重な体験をさせて頂きました。
次回は是非レギュラーの麺で食べ比べてみたいと思います。

◆ぶっかけ担担麺(冷) 900円(税別)

こちらも冷やしたスープに流水で洗い冷水で〆めた冷製のラーメン。
辛さは「0」~「3」まで選べ、自分はヘタレなので「1」を選択。
スープに自家製胡麻タレ・自家製ラー油をかけ、山椒の痺れを加えたカラシビの担々麺。
甜面醤のような甘い味付けではなく、こちらもビターな大人の担々麺。

やっぱり香りが活きていますね。
芳ばしさと山椒の香りが、萎えかけた食欲を刺激してレンゲと箸を持つ手が止まらない。
回しかけた「黒酢」の酸味が辛みや塩味を円やかにまとめてくれる。

今日一番の収穫は「麺」
レギュラー麺を冷やしているんですが
先日来粘着訪問している(笑)、富山県滑川市の「割烹あらき」の店主と全く同じことを仰っいました。
麺は氷水で冷やしただけでは硬くなってしまう、硬いのとコシとは違う。
冷やし過ぎると粉の風味が消えて味わいが低下する。
ある一定の温度帯の流水で洗い粗熱を取ってから、表面温度だけを下げるとひやひやっと口当たりの良い食感が味わえる。
あとは揉んで絞って水けを切る。
手打ちうどんや、手打ち蕎麦の経験者ならではの技量です。
これによって仕上がった麺は
しなやかでしっかりしたコシと押し返すような弾力がある。
表面から伝わる冷ッとした口当たりが、
あえて素材の味を活かす温度帯に設定したスープを冷たく感じさせる。

まさに美味しいものには「ストーリー」がある!
今日は本当に来て良かった~。
幸せな気持ちで帰路につきました(^^♪
♪ ♪
【お店情報】
お店のWebページは→こちら
お店(店主)twitterは→こちら
店名;自然派ラーメン 神楽(しぜんはらーめん かぐら)
住所;石川県金沢市寺町1-20-10
電話:076-280-5010
営業時間;11:30~14:15(L.O.) 17:30~20:00(L.O.)
スープ売り切れ次第終了
定休日;月曜、第1、第3火曜
※日曜日は昼営業のみ(2019年4月より)
駐車場;あり、お店前の他に道路を渡った向かい側にもあり
地図;
今や日本屈指のラーメン店に数えられる石川を代表する名店
自然派ラーメン神楽(しぜんはらーめん かぐら)
やはりこの時間帯は狙い目とわかってはいるけど、なかなか行けない貴重な、そして至福の時間帯。

先月来「牡蠣の冷やし」とか「ムース入りの冷やし」とか「背脂入り」とかの限定ラーメンが目白押し、リニュアルした「塩」に至っては活ハマグリを使った塩ダレという豪華絢爛さ。
そのすべてを口にすることもできず(笑)
まるで「祭りの後の静けさ」のような落ち着いたなかで至高の一杯、いや二杯を頂くことができました。
◆冷やし煮干し 830円(税別)

冷たい煮干しのスープと、流水でしめた冷たい麺の冷やしラーメン。
今では当たり前のようになりましたが、酸っぱい「冷やし中華」とは違います(笑)
カタクチ煮干しの旨味と苦みが◎、、、黒板より
背黒の力強さが全開で神樂にしてはちょっとワイルドな煮干しのスープ、といってもいわゆる「ニガショッパ系」のドロドロ・セメント色とは全く違います。 変態ニボラー向けではなく、分別のある(笑)大人のラーメン。
酸いも辛いも噛分けた大人だけがその良さを理解できるのだ(個人の感想です)
冷製専用のタレでしょうか? 煮干しの出汁を巧くまとまて、旨味・苦味・塩味のバランスが良く、後口の残る僅かな甘みと酸味も五味を刺激して余韻が楽しめる。

この日の麺
宮本店主より、「次回作【雲丹】の試作で使った細麺が有るよ」と言われれば、断る選択肢はない(笑)
と言う訳で、レギュラー麺を「細麺」に変更。

レギュラー麺でこのメニューを食べていないので比較することはできませんが、
セオリー通りなら「淡麗の冷やしには細麺」でしょうが、このタクチ煮干しのスープはかなり癖があって尖がった一杯に仕上がっていましたのでレギュラー麺の方が相性がいいのかもしれませんが。、こちらの細麺も粉の甘みも感じられとても美味しかったです。
今回は店主のご厚意で貴重な体験をさせて頂きました。
次回は是非レギュラーの麺で食べ比べてみたいと思います。

◆ぶっかけ担担麺(冷) 900円(税別)

こちらも冷やしたスープに流水で洗い冷水で〆めた冷製のラーメン。
辛さは「0」~「3」まで選べ、自分はヘタレなので「1」を選択。
スープに自家製胡麻タレ・自家製ラー油をかけ、山椒の痺れを加えたカラシビの担々麺。
甜面醤のような甘い味付けではなく、こちらもビターな大人の担々麺。

やっぱり香りが活きていますね。
芳ばしさと山椒の香りが、萎えかけた食欲を刺激してレンゲと箸を持つ手が止まらない。
回しかけた「黒酢」の酸味が辛みや塩味を円やかにまとめてくれる。

今日一番の収穫は「麺」
レギュラー麺を冷やしているんですが
先日来粘着訪問している(笑)、富山県滑川市の「割烹あらき」の店主と全く同じことを仰っいました。
麺は氷水で冷やしただけでは硬くなってしまう、硬いのとコシとは違う。
冷やし過ぎると粉の風味が消えて味わいが低下する。
ある一定の温度帯の流水で洗い粗熱を取ってから、表面温度だけを下げるとひやひやっと口当たりの良い食感が味わえる。
あとは揉んで絞って水けを切る。
手打ちうどんや、手打ち蕎麦の経験者ならではの技量です。
これによって仕上がった麺は
しなやかでしっかりしたコシと押し返すような弾力がある。
表面から伝わる冷ッとした口当たりが、
あえて素材の味を活かす温度帯に設定したスープを冷たく感じさせる。

まさに美味しいものには「ストーリー」がある!
今日は本当に来て良かった~。
幸せな気持ちで帰路につきました(^^♪
♪ ♪
【お店情報】
お店のWebページは→こちら
お店(店主)twitterは→こちら
店名;自然派ラーメン 神楽(しぜんはらーめん かぐら)
住所;石川県金沢市寺町1-20-10
電話:076-280-5010
営業時間;11:30~14:15(L.O.) 17:30~20:00(L.O.)
スープ売り切れ次第終了
定休日;月曜、第1、第3火曜
※日曜日は昼営業のみ(2019年4月より)
駐車場;あり、お店前の他に道路を渡った向かい側にもあり
地図;