
こんなベネチアンガラスも
昨年リアルト橋のたもとでスリの被害に遭ったとき、帰り道のお店のショーウインドーで見た…(-_-;)
■2015年12月29日
ガイドブックやネットでも、お勧めレストランやバールなどの情報は沢山出ていますが、それらのほとんどはお店の名前と住所が載っているだけで、そのお店に行くまでの詳しい道のりまでは知ることができません。地図の読めない女は勘も働かないし、ましてや迷宮都市のこの町では迷子になるに決まっている←自信あり。もっとも今はスマホやiPadのナビ機能を使えば目的場所には簡単にたどり着けるから、こんな案内は不要かと思いますが、ひとつの目安にする、ということで(^^)

リアルト橋
「ティツィアーノ」へ行く起点はリアルトから。カナル・グランデを背にして先ずは「カンポ・サン・ボルトロミオ」へ出ます。リアルト橋からすぐです。

カンポ・サン・ボルトロミオ
2015年12月28日
何度も記しているので恐縮ですが、カンポというのは、ベネチアでは広場のことを意味します。地図を見れば、結構あちこちに「campo(カンポ)」という表示が出て来ますが、カンポは、その地区の起点になっていて、町歩きをする時の目安になります。このカンポ・サン・ボルトロミオもそんな広場の一つで、メルチェリアと呼ばれる“商店街”をたどって行けば、サン・マルコ広場に到達します。

赤い矢印:サン・クリストモ通りへ
黄色い矢印:カナルグランデ・リアルト橋方向へ
青い矢印:メルチェリアを通ってサン・マルコ広場へ
黄色い矢印:カナルグランデ・リアルト橋方向へ
青い矢印:メルチェリアを通ってサン・マルコ広場へ
ついつい話が脱線してしまいますが、ティツィアーノへ行くには、サン・ボルトロミオ広場から、サン・クリストモ通りへ行きます。上記の写真赤い矢印方向です。そのまま直進、ずっとずっとまっすぐ歩きます。

サリッツァダ・デル・フォンテゴ・デイ・テデスキ
この通りは、フォンテゴ・デイ・テデスキ通りと言います。前述していますが、“サリッツァダ”とは、メインストリートを意味します。といっても、上記の写真のようにとても細い小さな通りです。ベネチアならではの“大通り”。写真の正面に見えるピンク色の建物は、デパートの「coinコイン」です。実は…ヒソヒソ…このデパートの中にはトイレが勿論ありますが、一見の客が探しても、絶対と言っていいほど、どこにあるか見つけられません。沢山の観光客に利用されては困るからだと思いますが、トイレの入り口は見事なほど壁に同化しています。利用したいときは何かひとつ店内で商品を買って、店員さんに聞くのがベスト。探す時間がもったいない^^;

サリッツァダ・サン・クリストモ
正面右に見えるピンク色の教会が「サン・クリストモ教会」です
とまた、脱線しましたが、このデパート「coinコイン」を右に見て、小さな橋を一つ渡ります。そう、ここまで来ると、以前ご紹介した隠れ家レストラン「カンピエッロ・デル・レメール」へ行く道だと気付きます。ピンク色のサン・クリストモ教会が見えてきますので、その前が、ティツィアーノです。何でも知れば簡単なのですが、ベネチアだけは、慎重に。一つ通りを間違えば、即迷子になるのがこの町です(^^)