民話 語り手と聞き手が紡ぎあげる世界

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ミーティングのダブルヘッダー

2021年04月20日 22時30分19秒 | 身辺雑記
4月20日(火)
老眼鏡が欠かせない、眼の一部と言っていい。
朝起きてから寝るまで一日中メガネホルダーを首から掛けている。
最近、まだ、たまにだけど、「メガネがない」とうろたえて、
周りに眼をやることがある。
見つからなければ、「おかしいな」といぶかりながら、
既にメガネを掛けているのに気が付くことがある。
暗澹たる気持ちになるが、同時に苦笑いしてしまう。

今朝は7時30分に目が覚めた。
今日は10時から東泉会の集まりがある。
9時30分に出ればいい、「あと2時間あるな。もうひと眠りしよう」と寝たら、
次に目が覚めたのは9時15分だった。
あわてて支度して出かけた。
いつもコーヒーをドリップしてボトルに入れて持っていくのだけれど、
そんな余裕はなかった。

東生涯学習センターの中にある喫茶コーナーに、
持ち帰りできる100円コーヒーがある。
一応ドリップしたヤツだ。
まだオープン前だったが、スタッフがいるのに気付き声をかけた。
「何時からですか?」
「10時からです」
10分前だ。
「コーヒーいいですか」
「いいですよ」
ラッキー、言ってみるもんだ。

部屋に行ってみてドアを開けると真っ暗、まだ誰も来ていない。
照明器具、換気扇、エアコンをスイッチはどれだと探しながらオンにした。
まもなくメンバー8人全員がそろった。
「ふれあい塾」の募集期間が昨日で終わり、70人の定員に対して51人の申し込みがあった。
いつも定員オーバーの申し込みがあり抽選になる。
どうしてかな、やはりコロナのせいかな、と思いながら、
みんなの意見を聞くとそうだろうと言う。
それ以外の理由があるかもしれないなんて思ってもみないようだ。

11時30分にミーティング終了。
この日は中央生涯学習センターで「宙」の打ち合わせをやっている。
「まだやってるの?」
メンバーに電話を掛けると、
「やってるよ、終わったらランチに行く」
「それじゃ、オレも行くから待ってて」
自転車をいつもより懸命にこいで、12時ジャストに着いた。
メンバーの一人が入院中で、残りの4人で「風見鶏」でランチ。

いやぁ、しゃべった。
食べることをほったらかして一人でしゃべっていた。
なかなか人としゃべる機会がなかったのでこの時とばかりにしゃべった。

来月末から市民大学の前期が始まる。
「宙」の企画した講座は2講座。
こちらも募集期間が終わった。
どちらも30名の定員に対して、79名と112名の申し込みがあった。
112名と言ったら4倍近いじゃないか。
コロナ騒ぎなんか何するものぞの数字である。
3講座は定員に満たなかったというのに。
「ふれあい塾」が定員割れしたのもコロナのせいだけではないのではないかの疑問が生じた。

午後、場所を移してお茶する。
オレと女性のメンバー2人。
一人は二日前の「スプリングコンサート」の代表。
ピアノの先生を長いことやっているので、
コンサートを聴きながら疑問に思ったことをぶつけてみた。
「ピアノは音色の変化に乏しいんじゃないの」
否定はしなかった。
それをカバーするのが音の強弱と音数(同時に10の音が出せる)じゃないのと問うと、
「それと音域ね」
音域か、確かにそうだ。
こうして他人としゃべって初めて気が付くことってある。
音域の広さもピアノの大きな武器だな。

もう一人の女性も趣味でピアノを弾いているので、
3人の共通話題にはなっている。
つきあいが長いので余分な説明はいらないのもいい。
オレはここではたいていコーヒーゼリーを頼む。
長い時間いて申し訳ないと、トイレに立ったついでに
コーヒゼリーを頼むと、来たのはホットコーヒーだった。
どうしようかと一瞬戸惑ったが、素直に受け取った。
このコーヒーはおいしかった。

話は尽きなかったが、4時過ぎにそろそろお開きと帰路に付いた。
一人は宇都宮駅の近くに住まいがあり、一人は宇都宮駅から電車に乗る。
そう、この日は高下駄を履いて行った。
下駄をカランコロン鳴らしながら駅まで歩いて行った。

エッセイを書かなきゃならない。
締め切りは25日と迫っている。
今日のブログは長文だな、文字数はどれくらいだろうと、
調べてみたら、いつもエッセイを書く時に目安としているボリュームをはるかに超えている。
これを下敷きにエッセイにしてしまおうかなとよからぬ考えが浮かんでしまった。