絵本と児童文学

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ニュースの憂鬱

2007-09-22 21:20:29 | 生活・教育・文化・社会
 めったに外出をしないわたしが、午前中出掛けた。30℃を超える暑さで、いささか面食らった。暑いといっても秋なので風は涼しく、そのためか日差しが強く感じた。

 安倍首相の辞任後、連日自民党の総裁選挙のニュースばかりであった。今日で終わるので、率直にほっとしている。
 与党といえ一政党の代表者を決める党内の選挙を、街頭演説をしたり、まったく意味が分からない。これは小泉が橋本と争った時から始まったことだ。橋本に勝ち目のない小泉が、街頭に出て人気で包囲し(これが劇場型政治のスタートだった)、勝利したのだった。それからあたかも大統領選挙かのような手法が、自民党総裁選の慣例になった。
 この間NHKのニュースは必ずトップで扱い、場合によってはそれに10分ぐらい費やす。これは受信料で成り立っている公共放送とは、いいがたい。NHKはよい教養番組も多いが、こんなことが続くと受信料を払っていることがむなしくなるのだ。わたしはニュースを見るのを避けていたのだった。
 自民党は国会中なのだが、早晩来るだろう解散総選挙の事前運動かのように演出をして総裁選挙戦をしていた。明日が投票日なので、選挙戦が終わってほっとしている。党の役員の決定と政府の組閣があり、国会審議の開始には後1週間ぐらいかかるのだろう。
 ところで首相不在(代理を置かない)で国会を大幅に放り出し、どちらの候補が良いかテレビでやっている日本を、外国ではどのように見ているだろう。

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