週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#035 -’10. 真冬の椿事の顛末

2010年02月22日 00時00分01秒 | お山の日記
いざ、峠の我が家を後にして帰る段になっても車が動きません。
原因は到着時にありました。

最近の中央高速の渋滞状況を観察していると、土曜日の下り車線の渋滞もそれ程でもない。
そんな状況を勘案して、土曜日もノンビリ出発した。
峠の我が家に到着してみると、敷地内は一面の銀世界である。
これは想像していた通りであり、別に驚く事でもなかった。
冬のこの時期の暗黙の作業分担に従い、家内は水通しと、暖房器の稼動である。
石油関係は至って簡単であるが、薪ストーブの火を熾しが大変である。

自分はトランクに常備してある長靴を履いて雪掻きである。
20分位雪掻きして駐車に必要な最低限度の面積を確保した。
敷地内に乗り入れる事が可能になったので、車に乗り込み我が家の所定の場所へ。
峠の我が家の雪は何回かに分かれての積雪で、凍結した硬い雪の上に柔らかめの雪が積もっている状態だあった。

それ程雪が深そうでもないので、除雪した所から車を前に前進してみた。
ホンノ少し進むとスタックしてしまい、それ以上前進できない。
フロントカウルが前方の雪をラッセルしてしまいスタックしたのかも知れないと思いつつ車の前に行ってみた。
フロントカウル自体が雪を集めている事はなかった。
タイヤが雪を集めている感じで進めなくなっていた。
タイヤが雪の中に埋もれている状態である。

普段で有れば、買い物などで車を動かすのに今回は土曜日に駐車したから一度も動かす事なしに日曜日の帰宅を向かえた。

走行して来たタイヤもホイールも熱を持っている。
その熱が雪を溶かして、一度も動かさない事と相俟って、解けた雪が凍結してタイヤをガッチリ抑え込んでしまったのである。
早い話タイヤの氷付けである。
雪の上に乗っている状態であるば問題なかったが、雪の中にタイヤが埋まっている状態であった。

それと、一度も動かさなかった事。
最低気温もマイナス10度以下になったこと。
今まで毎年、真冬も気にとめることもなく駐車していたが初めてで驚いてしまった。
スコップで雪、いや氷を砕くがナカナカ捗らない。

水抜きを済ませたし、荷物も全て積み込み家の鍵を閉めて、ゴミステェーションにゴミを出すだけの状態で、車が動かない。
自分は長靴を履いているし、スコップは二つ地下室から出してあるのでその内の一本で懸命に雪というよりタイヤにへばり付いている氷を剥がしにかかる。
この作業が凄く大変でナカナカ捗らない。
見かねた家内が、外の不凍立水栓から水を汲んでお湯を沸かしてくる事になった。
ヤカン一杯では焼け石に水ならぬお湯であった。
鍋で沸かして来たお湯でヤット車が動く事が出来た。

帰宅も30分程度遅れた、明野の暖炉料理のターシャや甲府周辺の観光もキャンセルして小淵沢で食事して帰宅する事になった。

(教訓)
雪掻きしていない雪の中に無理に進まない事、雪掻きした所に駐車する事。
間違っても、雪の中に深くタイヤを沈めた状態で長く駐車しない事を学んだ次第である。

画像は土曜日の八ヶ岳美術館です。
今年から冬季休業になって居るようです。
鉢巻道路から望み。




本日は2月22日で、ニャン・ニャン・ニャンで「猫の日」だそうです。
テス君のお部屋にお邪魔して知りました。
言われて見れば、語呂の通り猫の日ですね。
コメント (8)
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