週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

Phone 012 -’12. 国会議事堂

2012年01月31日 20時34分40秒 | 街角
狸や狢(むじな)の住みかのどこかの国の議事堂です。
党利党略ではない、真にあるべき討議を行ってもらいたいものである。


携帯電話により撮影


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#013 -’12. 御神渡り

2012年01月30日 22時29分50秒 | 信州の自然
今日のニュース(東京での放送)で諏訪湖が全面結氷したとの報道がされていた。

今週はまだまだ寒波が続きそうであるから、期待してしまう。

御神渡りができると4年ぶりらしい。

是非とも出来て欲しいものである。
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#012 -’12. 野生動物との関わり

2012年01月27日 06時00分01秒 | 別荘生活
原村に通うようになってから草木にも鳥にも目がいく様になったのは事実である。
以前は道端に咲く雑草の花にも街路樹の花にも目が届くことは無かった。
そんな自然を感じる目を開かせてくれた原村。

管理事務所から頂いた文面であるからてっきり文面内容も文責も管理事務所と思い込んでいた。
前にアップした#200-’12 自然の中でのロングステイ 文章の内容は別荘の管理事務所ではなく長野県諏訪地方事務所林務課が所轄しているようである。


自然とのお付き合いでは、良い内容を含んでいるのでアップする。

以下はその文面よりの抜粋です。(ブルーの文字は引用したもの)

          野生動物及びペット動物についてのご注意

                                      平成23年9月


~~~~(省略) 、野生動物に餌を与えたり、人やペットの野生動物との接触は避けて下さい。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。   敬具。

                            記

 野生動物が人に馴れないようにして下さい。

もともと、自力で生きていける動物が、人に依存しないと生きていけないようになってしまいます。また、馴れすぎると農作物被害を起こしたり、人に危害を及ぼすこともあります。下記を参考にご注意下さい。

□ 生ゴミなどは、動物の手の届くとこりに置かないで下さい。
  (扉が閉まり、鍵のかかるゴミステーションへ出しましょう。夜間に出没する動物も多いので、夜間にはなるべく出さないようにしましょう。)
(バーベキューの後もしっかり片付けましょう。)

□ 空缶や弁当容器などを捨てないで下さい。
(人間の食べ物の味を覚えてしまいます。)

□ 農作物の畑は防護柵(ネットなど)で囲みましょう。
(野生動物に畑を荒らされないようにしましょう。)

□ 動物が好む果物や野菜は全て収穫し、残さないで下さい。
(放っておくと、動物を呼び寄せる元になります。)

お問い合わせ先
長野県諏訪地方事務所林務課

となっていました。

ブルーベリーやジュンべリー等実の成る木々を植えてある。
実を収穫する事無く安易に残す事の弊害をこの通知文で気付かされた。
意図すると意図しないとに関わらず、自然との付き合い方を教えられる。
自然豊かな地域での生活は、動物との共存を痛切に考えさせられる。
自己の行動や考えを振り返ってみるきっかけになった。

自然界に生存する獣も鳥もペットでない。
見たい、可愛いなど人間のエゴにより餌を与えるべきでない事を痛感した。
コメント (2)
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#011 -’12. 遠くで想うもの

2012年01月25日 22時07分18秒 | 別荘生活
東京でも雪が積もる程久々に降った。

今週末も原村に出かける事が出来ない、と言うより出かけて行くほどの熱意が生じない。

また、週末には天気が荒れるようである。

東京から原村まで雪道を走り、到着後の雪かきを思うと、その情熱が失われてしまうのである。

以前であれば考えられなかった。

雪かきも楽しいイベントと思う時期もとうに過ぎてしまったのかも。

カナダでの生き生き老い暮らし(ロングステイ)で述べられていた「まるで軽井沢にでも住んでいるようね」と母は口癖のように言っていたが、住むほどに、自然との共生とはいつも外の仕事が山ほどある生活を意味するものだということを知るようにもなった。それは、かいてもかいても積もる冬の雪かき」を思い起こしてしまう。

凛として寒さが厳しくても雪が無い方が良いと願ってしまう。

雪があると寒さも厳しく無いのが。

雪があれば、雪が無ければ良いのにと願い。

雪が無ければ、一面の銀世界を願ったしまう。

何と、自分勝手なことか。


原村を遠くで想う地に成ってしまった訳ではないが。

故郷を想う遠い地のようにすら想える。
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Phone 011 -’12. 街角(虎ノ門)

2012年01月21日 00時00分01秒 | 街角
今日は初雪が降った。


携帯電話により撮影



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§ 食料自給

2012年01月20日 23時17分23秒 | たわごと(少し硬派に振って)
爽やかな原村の記事とは遠い世界の話です。
スルーするもよし、読むもよしで、自己責任で。


将来訪れるであろう食料危機。
食料自給率の極端に低い日本で、国民の生命を未来永劫にとまでは言わないが近い将来にあっても保つことが出来るのであろうか。
生物が生命を維持する為に必要な水、空気、光、エネルギー等を考える中にあっても究極の物。
それが食料である。
人類が生きていく上で欠く事の出来ない食料。

地球上で賄えることが出来る人類の数には限りがある筈である。
国連の世界人口白書によると昨年の10月に70億人に達したとの事。

生物の中にあって人類は動物である。
従って、自分で光や水や無機質な栄養素などを使って養分を作りだすことは出来ない。
これは動物は植物を摂取することからしかエネルギーなど栄養分を取り込めないと言う大前提があるのである。
動物は植物を摂取するか、動物が動物を捕食してしか生命を維持していくことが出来ないことである。
動物の生存の前提は植物の量に左右されるのである。

人間も動物であるから、植物を摂取するか動物を捕食する以外に生命を維持していくことが出来ないのである。
即ち、地球上での生育量によって動物の生存が左右されるのである。
人類もこの大命題を避けて通ることは出来ないのである。
太陽光に変わる人工光や灌漑設備などの向上で食料の増産が少しは増加するかもしれないが、経済的に折り合う場合のみで、且つ地球規模での生産量では微々たるものであるかも。

穀物や野菜などを食料として直接摂取するときと、鶏肉・豚肉・牛肉へと食べる物を変えるだけで鳥肉1キロ、豚肉1キロ、牛肉1キロ作り出すために必要とする穀物など植物を必要をする量が変わるとの事。
鳥肉で2キロの穀物を、豚肉で4キロ、牛肉で10キロなどと言われている。
穀物のみを食べていた国民が所得が上がり穀物から鶏肉へ、豚肉へ、牛肉へとステップアップしていくだけで、地球上で賄えられる人類の数は減少してしまうのである。
言葉を変えれば、少ない人口で食料の取り合いが始まるのである。
中国など後進国であった国が中進国になり先進国に所得水準が上がり、食料事情が変われば食料は益々逼迫する。
(食料を輸入することは、水を大量に輸入していつことに他ならない。また、エネルギーも大量に消費しているのである。この項は後日別立てで。)

地球の気候変動や地下水の枯渇(アメリカのコーンベルト地帯の問題)などで食料の生産量が将来もこのまま推移するかわ疑問である。
穀物の生産地域は世界的にも変動していくことは否めない事実である。
穀物などの生産地域が変わると言うことは、戦略物質に変化してしまう要素を食料は持つ事になる。
生命を他国の方針によって左右される時代がそれ程遠くない内に訪れることを意味している。
今、戦略物質として扱われる石油も以前は戦略的な物質ではなかった。
代替物質の無い食料は石油などの比ではない。
食料はそれ以上の戦略物質の地位を占めるのもそれ程遠い将来ではない。
戦略物質として扱われても、日本が困らない程度の食料自給率を上げなければ成らないのである。
日本国内でも耕作放棄地など許されない時代が来るのである。

中国、韓国は既に世界戦略にのっとりランドラッシュで世界に農地を確保しているのである。
日本国内での自給率が低い上に尚且つ、ランドラッシュで農地の取得自体遅れを取っている日本。
どんな政策と取っても食料自給率を上げると共に円高に物を言わせてランドラッシュに勝ち抜かなければならない。
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Phone 010 -’12. 乾燥注意報

2012年01月17日 22時59分04秒 | 街角
記憶に無いほど、雨が降っていない。
先日、急遽安い加湿器をアマゾンで買った。
乾燥するとインフルエンザが流行する。
早く一雨欲しい。

画像はカラカラの皇居前広場。

携帯電話により撮影

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#010 -’12. 匠の宿・佳松

2012年01月15日 12時54分47秒 | 温泉&宿
匠の宿・佳松の入り口に日章旗が飾られていた。
宿泊したのは12月23日であるから天皇誕生日。
旗日であるが、大きな日の丸が飾られいると違和感すら覚える昨今である。
小さい頃は、我が家も旗日には日の丸を飾っていたのだが。
今では都バスにはためく日章旗を見るぐらいである。

門の脇にペコちゃんならぬ和服を着た福与かな女性の置物が。
宿の中にも小さいものなど飾られているから、何か言われはありそうである。



車を預けて、宿の管理棟へ。



こちらでチェックインの手続きとウエルカムドリンクの抹茶サービスとお菓子を戴いた。



ロビーのお花を夜に撮影したもの。



ロビー脇のお部屋に、炭が熾されていた。
火鉢で鉄瓶。
南部の鉄瓶とは何と風情があることか。
最近、フランスではカラーの色付けされた南部鉄瓶や茶器が大人気との事。
我が家にもル・クレーゼの鍋があるが、その芸術的な職人の腕はル・クレーゼなど問題外である。



ウエルカムドリンクを頂いたところ。



池の先に見えるのが宿泊棟の玄関。
その右側を下ると貸切風呂で宿泊等に提灯に灯りが灯ってなければいつでも入って良いとの事であった。
宿泊者数が少ないから出来る贅沢なシステムである。



錦鯉かと思ったら、ニジマスとの事。
突然変異したニジマスのみを集めたようだ。
部屋まで荷物を運んでくれた仲居さんが教えてくれた。



宿泊等の玄関には衝立があり、足腰の悪い母には重宝した。



朝食を食べた後に、芦ノ湖を進む海賊船が部屋から見えた。
今回も船に乗ること無しに関所へ。



チェックアウト直前に部屋付きの仲居さんがコーヒーを入れてくれた。
サービスも至れり尽くせりであった。


今度は、ふくやに泊まってみたいものである。
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#009 -’12. コスタ・クルーズ

2012年01月14日 22時21分00秒 | 海外旅行(クルージング)


イタリアの客船が座礁事故を起こして、死者まで出したとの事。
我が家でも検討している船会社であるから大変驚いている。

JTBロイヤルロード銀座発行の ”FLY & CRUISE のヨーロッパ クルーズセレクション”のパンフレットを数年前から読み漁っている。
今回、手元にあるこのパンフレットもめくり過ぎて表紙が剥がれてしまった。
それ程、恋焦がれているクルーズ船の事故である。
日本人に一番人気のコスタ・クルーズの船が事故を起こしてしまった。
カジュアルクラスで船代も安いし、ドレスコードも緩やかであるから船旅になれていない日本人にとっては一番取っ付きやすい。

安いことが事故を起こし易い企業体質なのか気になりだしてしまった。
後一つ気になっているクルーズ会社は飛鳥Ⅱを運行する日本郵船の関連会社のクリスタル・クルーズである。
こちらはラグジュアリークラスになり価格も高いし、ドレスコードもタキシード着用率が断トツに多くなる。
肩肘張って乗船するのも気になるし。
難しい選択である。
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Phone 009 -’12. デパ地下

2012年01月13日 17時14分45秒 | その他
一人でデパ地下を物色する事はありません。
今日は所用が有って家内と出掛けたついでにデパ地下へ。
あれも食べたいこれも食べたと。
欲しい物のオンパレードです。

本日の夕食として四つほど買ってみたが美味しいこと。



携帯電話により撮影

寄り道するには伊勢丹が近がったが、いつも買いなれれいる所が良いみたいで、小田急のデパ地下へ。

家内は決まった物のみ買っていた。
自分はめったに訪れないデパ地下。
食の玉手箱の如くで、結果的に紙袋が4袋にもなってしまった。
帰りの電車の中でデパートの紙袋を持っている人も見ると、高齢者が多いことに驚く。
若い人は一組のみであった。
消費パターンが変化していることを感じてしまう。

こちらは瓶に見せられて買ってしまったもの。
にんべんも粋なことを。


瓶のデザインに惚れて買ったもの。




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#008 -’12. 寒い時期に

2012年01月09日 00時00分01秒 | 原村の自然など
一年で一番寒い季節を迎えようとしている。

原村に居を構えて11年。

今年こそ諏訪湖の御神渡りが出来て欲しいもの。

この11年間で御神渡りを見物できたのは一度だけである。

湖畔の放送では諏訪湖の氷の上に登らないように再三放送されていた。

我が家も上って見学させてもらったのも、既に遠い過去である。

諏訪湖が全面結氷して且つ御神渡りで出来て、我が家が原村に居なければと、条件がそれわねば叶わない。

真冬の原村の素晴らしさは理解していても、冬の利用が遠のくこのごろである。

原村の1月8日(日曜日)午後11時44分の気温は-7.6℃でした。



月齢は定かではないが、ポストに封書を出しに行ったら満月に見える月が雲間に浮かんでいた。東京の夜空も捨てたもんではない。



画像が無いのも寂しいので、ドイツのワイングラスをアップ。






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#007 -’12. 佳松のお部屋

2012年01月08日 00時00分01秒 | 温泉&宿
JAFの厳選旅館 プレミアム宿泊プランでは本間8畳・別室6畳となっていた。
宿に着き部屋に案内されると本間も別室も8畳の部屋でした。
ワンランクアップしていたのに気が付いたのは帰ってきてからでした。


スリッパでも草履でも館内を歩くことができます。
宿泊者の構成に合わせて準備されていました。







前室と言うか広い廊下とも取れるところも結構な広さでした。



床の間付きの8畳の主室です。



母用の高座椅子も準備されていました。



宿泊棟に案内される前に、管理棟で既にウエルカムドリンクとお菓子を頂きました。
部屋に通されると再度お菓子とお茶が準備されていました。
今回、匠の宿・佳松を手配してもらったのは日本旅行ですが、JTBの華やぎにランクされているだけの事はありました。



6畳程度の洋間も付いていたので、母にはもってこいでした。
膝を悪くしてい為に椅子に座れるので良かったです。



母のみお風呂から出る時間を見計らって、マッサージをお願いしました。
マッサージして貰ったこちらの8畳の別室にもTVがありました。



トイレの手洗いはレトロな銅のシンクでした。



大浴場に入るので狭いお風呂に入ることはまず無い。
今回、貸切露天風呂に自由に入れたのに、入りそこなったのが少し残念である。
夕食後に男女入れ替わる大浴場も露天風呂も入ったのでよしとするか。



ティッシュペーパーのボックスも寄木細工でした。
伝統的なつくりd
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§. あすという日が

2012年01月07日 15時07分25秒 | たわごと(少し硬派に振って)
今、一番のお気に入りの曲である”あすという日が ”ではないのが残念ですが。

あすという日に夢を抱ける爽やかな記事ではありません。

スルーするも読むも自己責任で。

前回の消費税を書いてから丁度三年が経ちました。
今回も同じ趣旨ですが、如何しても黙っていられない。



日はまた昇る。(ヘミングウェイの小説ではありません。)
あすという穏やかな日が必ず訪れるのでしょうか。
悪夢の日が来ることは紛れも無い事実です。
いつ訪れるか、時間の問題だけです。
今のままの無責任を続けていれば必ず訪れる悲劇の一幕が開演してしまう。
避ける事が出来るのに、避ける努力をしない事が許されるのでしょうか。
自分には信じられない。

その信じられない事とは、日本の負債です。
すなわち日本の借金です。
野田さんが不退転の決意で消費税の税率アップを行う構えです。
自分的には条件付きで消費税アップも已む無しと言う事で賛成です。
後世に借金を残して、今の世代が胡坐をかくことが許されるとでも思っているのでしょうか。
そんな無責任の人は居ないはずです。
ただ、税収を上げる為の方法論で分かれているのだと思いたいです。
世の中が不景気で収入が落ち込む中での出費を強いられる増税。
好景気であれば、それなりに税収額も増加することは事実。
しかしながら、好景気になり税収の自然増を待つほど悠長な事は言っていられない時期にきてしまった。

デフォルト(債務不履行)
財政破綻して実質的に債務不履行に陥っているギリシャ。
その放漫経営の国家財政を建て直しする為にヨーロッパは言うに及ばす、世界中が多大な迷惑を蒙っている。
なのに、緊縮財政に反対してデモやストを行うギリシャ国民。
脇でそんな状況を見ていると腹が立つ。
自分達の赤字で他の国が被害を蒙っているのに、その赤字克服の苦労はしたくないと言うが如くです。
ギリシャがEUの一員でなければ、これほどの影響を国際社会に与えることは無かった。
それはギリシャの経済規模も小さく、ドラクマの貨幣価値の切り下げで回復を図ることが容易であった。
近いところではアルゼンチンがデフォルトしている。
でも、現実にはギリシャがEUの一員であり通貨はユーロである。
国際経済に与える影響力はドラクマの比ではなくユーロであるからして多大であった。

日本に戻ってみると、国・地方公共団体を足すと巨大な額である。
借金の総額が1000兆円を超えるのもそれ程遠い未来ではない。
既に1100兆円に達しているとの説もある。
経済規模がギリシャとは違うから、その赤字額だけで比べる事は出来ない。
一つの指数として赤字額をGDPで除すという方法がある。
EU(ユーロ)では加盟各国にその指数が3%を下回るようにしているが、ギリシャは粉飾していた。
2009年の数値で12%だった。
それで大問題になった。
日本の2009年のGDPが470兆円で、EUの規定の3%を当てはめるとすると470兆円×0.03≒14兆円である。
実際の新規国債発行額は53兆円である。
対GDP比では53兆円÷470兆円≒11%であり、EUの規制など大幅に超えている危険ゾーンである。


近いところで、IMFによると借金(新規国債発行)を除く歳入から歳出を引いた財政収支の赤字は、23年で国内総生産(GDP)の10・3%に上り、米国(9・6%)や英国(8・5%)を上回る。債務危機に揺れるギリシャ(8・0%)やイタリア(4・0%)は、経済の実力との比較では、赤字の割合はむしろ低い。

 それでも、日本で危機が顕在化しないのはなぜなのか。理由は3つある。1つは、国債の国内消化だ。日本が発行する国債の9割以上は、国内の個人や企業が持つお金で購入されている。支えるのは、約1400兆円に上る個人金融資産だ。その多くが銀行預金や郵便貯金に預けられ、金融機関が国債を大量に購入し保有している。
(日経の記事を拝借)

多くの国民が、ゆうちょ銀行や都市銀行やその他の金融機関や機関投資家(保険会社、年金など)に預金しているお金が国債購入に当てられているのである。
デフォルトすると国民が被害を蒙ることは勿論、GDPの大きな日本であるからして世界経済に与える衝撃は計り知れないのである。
自国だけでは済ますことが出来ない悪夢が現実のものとなり牙を剥いて来るのである。

高齢者が日本の資産の4分の3を所有すると言う日本社会。
その資産を持ってしても、国債の購入は出来なくなる。

お金の足は実に速いのである。
日本の借金に不安を感じれば、一目散に資金は逃げ去ってしまうのである。
現在は1%前後(10年もの)の日本国債金利であるが、日本の国債が危ないと成れば直ぐに金利は上昇してしまい、お金は逃げ出してしまうのである。
それは悪夢の如く、突然に襲ってくる。
トレンドが日本国債危うしと思った風潮がたつだけで、突然訪れるのである。
日本国債の格付けも今のまま推移することはありえない。

日本経済も国際経済も大混乱に陥ることは間違いないのである。
危険ラインに近づいているのである。

出(歳出)るを削り、入り(歳入)を増やさねばならない事は自明の理である。
国会議員の定数を半数にして、地方議員の数を半数にして、公務員の定数を削減する。
給与も大幅にカットして、全ての国民が痛みを公平に分かち合わねばならない。

最大限の歳出削減を大胆に行い、弱者に厳しい消費税のアップも止むを得ない状況下になっている。


いくつもある中から次に小さな小さな不満を二つ程:
パトカーを見ていつも思うこと。
巡回しているパトカーも覆面パトカーもクラウンが多いこと。
言ってみれば昔のGMのキャデラックでありフォードのリンカーンである。
トヨタの最高級車である。(レクサスブランドを別にして)
何ゆえにいつかはクラウンのキャッチコピーがある車をパトカーにしなければらなないのだ。
低価格の車で十分である。
経済観念の全くない、他人の金は無駄にしても良いと思う地方自治体に怒りすら覚える。

エコーラインが開通した時、式典が行われていた。
公職にあるかたや公務員が列席して式典を行っていた。
10人の公務員が1時間列席すれば延べ時間10時間の血税が消費されているのである。
実際は、多くの警察官を含む公務員が列席していたと思われる。
血税を浪費する事が許されない事を自覚して欲しいと願ってしまう。
式典など必要ない。


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#006 -’12. 箱根寄木細工

2012年01月07日 12時00分01秒 | その他
匠の宿・佳松で工芸品としてのお土産が飾られいた。
箱根と言えば勿論寄木細工です。
それではと言う事で箱根の関所の見学を終えてから寄ったのがこちらのお店です。





箱根駅伝のトロフィー製作者の金指さんの作品が置かれているとの店員さんの勧めで。







既に箸と茶筒を買っていたので乗り気ではなかったら、対応に当たってくれていた店員さんが、まけても良いか店主に聞きにいってしまった。
少し勉強してもらい買ったのがこちらの寄木細工のお盆です。



裏には金指さんの焼印がありました。
伝統工芸の育成のためにも良い買い物したと思っている。



従前の寄木細工製法からヌーヴェルバーグを受けた製品かな。
寄木を刳り貫いて作られている。



我が家が買ったのはこちらの縞柄。



機密性が高く良い出来である。



店員さんの説明では南天の箸の方が良いとのこと。



我が家と兄夫婦用に二組購入。



使用者は特定していないが、こちらも一箱。



買い物を終えて帰るときに家内が社長さんに耳打ちされた。
「奥で甘酒を飲んでいくよう」に言われたとのこと。
でも、既に母は箱根の関所の忍者の居る御茶屋さんで甘酒を飲んでいた。
自分と家内はお汁粉を頂いた。
そんなこともあり、辞退して車へ。

今日は一月七日、七草粥の日です。
行事の好きな我が家の事、今朝の朝食は勿論・七草粥を頂きました。
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#005 -’12. イルミネーション

2012年01月07日 06時00分01秒 | 原村の自然など
たてしな自由農園からの帰り道の時と同じペンションビレッジの前の大通りのイルミネーションです。
柚子の香での夕食が済んでの帰り道です。
本来であれば直進して農業大学校前の道が最短ですが、こちらへ迂回してイルミネーションを車窓から携帯電話で撮影。
農業大学校前の道を迂回したのは、路肩が明確でないこと。
イルミネーション見たさだけではなく、夜間の雪道で道を踏み外し道路外の路肩に落ちる危険性が高いので倦厭したのも事実である。


ニコンで停車して車外に出る元気も無く、携帯電話での車内からの撮影です。












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