世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

「最低でも改造」鳩山は小沢謝罪内閣を組閣せよ!

2010年06月01日 | 日記


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「最低でも改造」鳩山は小沢謝罪内閣を組閣せよ!

今夜も政局ネタで申し訳ないが、書かざるを得ない!

以下の時事通信の自民党石破政調会長(この人意外に正直者)のインタビューは面白い。彼が最終的に言いたかったことは≪「前原氏を中心とする民主党内グ ループが小沢一郎幹事長や首相と手を切り、自民党のまっとうな 議員と組むのが一番いい」≫と云う言葉に集約される。

具体的には前原政権と自民党の連立?どうもこの人の具体的政権への道筋が見えない?(笑)小沢が一瞬にして日本の政治から消えるような物言いだ。(笑)まぁ野党の戯言、その辺は大目に見よう。ただ、前原総理が一番困ると言いながら、それを望んでいるようだ。菅は怖くないと言っている。案外嫌なのかもしれない?

筆者が裏技として昨日亀井総理を考えたのには、それなりに根拠がある。先ずは、鳩山の辞任があるかどうかだが、メディア人事では今にも「鳩山退陣」が既成事実化している不思議さである。鳩山も小沢ほか党幹部も「参議院選は厳しい」と言うだけで、それ以上に言及している者は居ない。

少なくとも、鳩山が辞任する時は、反小沢・非小沢の現閣僚連中が鳩山の後釜に座る事は内閣の連帯責任として常道ではない。亀井は連立他党の閣僚であり、鳩山の組閣閣僚ではない。過去の自民党では何故か前幹事長が総理の座を射止めている。(笑)民主党が自民党並のことをするとは思えないので、小沢幹事長の総理の眼は、もう少し後である。

鳩山の沖縄基地問題の見直しが日米安保、日米同盟、沖縄差別の実態と云う意味で国民の意識を米軍基地、米国の横暴、隷属官僚・メディアの体たらくを露呈を顕在化させた意義は大きいのだが「最低でも県外」の言質があまりにも国民の耳に馴染み過ぎた。やはり、世論調査で不利な傾向が出た事実は深刻だろう。冷静に政治状況を追いかける国民は少数であり、鳩山の皮肉的貢献を政治的に評価するのは危険だろう。やはり「公約を実現できなかった」この事実が今の国民の主たる受けとめ方と考えるべきだ。

現時点で鳩山首相が辞任する確率は30%程度だと筆者は考える。本人は辞任したい気持の方が強いだろうが、責任を放棄されては困る。参議院選までの残り日数を冷静に考えると、首相交代は、交代しない以上の危険を伴う可能性がある。

小沢の怒りの原点は「政権の運用を知らない素人集団」に向けられている。そもそも、親離れと云うか兄貴からの影響を排除したい気持から、鳩山は現在の官邸と閣僚で周りを固めた積りだったが、同好会グループに鳩山の真の味方は殆ど居なかったということだ。

鳩山に出来る事は「トカゲのしっぽ切り」と悪評が立っても「小沢への謝罪人事」が断行できるかどうかにかかっているのではないだろうか。それが出来ないのなら、緊急避難政権・亀井総理が一番納得しやすい。緊急避難政権では嫌だと亀井は言うかもしれないが、国民新党も現実は亀井静香一人の政党、総理をやっておくのも悪くはないだろう。しかし、亀井総理の確率は10%程度かもしれない。

大胆に予測する事になるが、70%鳩山は辞めない。そして50%は内閣改造も行わずに玉砕覚悟の正面突破だろう。しかし、50%は内閣改造があるだろう。それは鳩山の意志ではなく、今度は小沢の意志で更迭閣僚を名指しし、候補をリストアップ、鳩山に押しつけるだろう。日本の国家の行く末を同好会内閣に壊されては、自民党以下になるやもしれない。

官僚(司法含む)、マスメディア、自民党に政権交代による権力行使を始めるぞ!と云う宣言内閣でなければならない。米国にも一定の譲歩が必要性だと理解して貰うメッセージも必要だ。勿論、最も大切な国民のメッセージとして変わったと洗脳脳でも判る改造であるべきだ。マスメディアのバッシングを改革!改革!と叫んで、突っ走るのだ!(笑)

更迭すべき人々(政治家及び官僚)は仙谷、前原、枝野、岡田及び北沢、千葉は改選等に関わらず更迭。外務、防衛、財務、国土交通省の局長クラス以上のポストとの面談、人事刷新。司法関連の抜本的改革、マニュフェスト化。マスメディアへの経済要因での締め付け、マニュフェスト化。以上の課題を政治生命をかけて実行できる人物(民間人登用も視野)にリセットさせるべきである。


≪ 参院選前の首相辞任あり得る=石破自民政調会長インタビュー自民党の石破茂政調会長は31日、時事通信社のインタビューに応じ、参院選前に鳩山由紀夫首相が辞任することがあり得るとの見通しを示した。
要旨は次の通り。
 -米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、政府は「名護市辺野古周辺」と決めた。
  現行案を凌駕(りょうが)する知恵がなかった。不勉強、無責任の塊だ。わたしは昨年暮れに首相を訪ね、「現行案で決めてくれ」と懇願した。だが、首相は聞く耳を持たず、せせら笑うという感じだった。
 -民主党内から首相の辞任論が出てきた。
 続ける選択肢はない。首相の言うことを外国も信じず、国民も信じない。それは、この国に政府がないのと同じだ。
 -参院選は何が問われるか。
 一日も早く衆院解散・総選挙に持ち込むための意思表示の場だ。改選121議席の中でわが党が第1党でなければならない。
 -参院選前に首相が交代することは想定しているか。
 している。菅直人副総理兼財務相の政権であれば怖くない。この間、副総理でありながら普天間問題で何一つ発言しなかった。岡田克也外相は普天間問題の責任者で、迷走の原因をつくった。自民党にとって一番嫌なのは前原誠司国土交通相だ。前原氏が首相になったときに、 どうわが党が攻めるか、今から考えないといけない。 -石破氏は前原氏と安全保障に関する考えが近い。
 前原氏を中心とする民主党内グ ループが小沢一郎幹事長や首相と手を切り、自民党のまっとうな 議員と組むのが一番いい。(2010/05/31-18:20)(時事通信)≫


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