グレート・スモーカー―歴史を変えた愛煙家たち (祥伝社新書 (051)) | |
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小宮山洋子よ!タバコが害毒であるなら、タバコの販売を禁止せよ!
ニコニコ笑顔の垂れ目爺殺し・小宮山洋子が安住の権限に土足で踏み込み、「たばこ税を引き上げて1箱700円程度にすべきだ」と口走り物議を醸した。安住もムッとして「財務省の管轄だ」と怒りを表したのだが、此処に来て復興財源の補完的増税候補としてクローズアップされている。
WHOによると、人類の喫煙による死亡者は年間490万人なのだそうだ。現在、世界で喫煙している人々の半数、6億5千万人はタバコが原因で死ぬそうだ。また、今度は非喫煙者の受動喫煙で毎年数10万人が死ぬのだそうだ。世界医師会も「喫煙をはじめとしたタバコ使用は、すべての臓器を侵し、ガン・心臓病・脳卒中・慢性閉塞性肺疾患・胎児への傷害などの主要な 原因となっている。」とし、また「4000種以上の化学物質、50種以上の発ガン物質などの有害物質を含むタバコ煙にさらされる非喫煙者は、肺ガンや心臓病などの病気で命を脅かされている。」と喫煙病を問題にしている。歯科学会では、歯周病の元凶であり、半数以上の喫煙者が30%自分の歯を失うとまで、決めつけている。最近ではヘビースモーカーはIQが低いとまで言われ始めている。(笑)
つまり、タバコは現在の「タバコ犯人説」に照準を合わせた研究を助長する流れは歴然としており、研究の方向性の「空気」を作りあげている。「空気」に沿った研究検証論文が評価され、研究費が優先的に配分される流れが出来れば、タバコ有害説に反論する研究は研究費の段階でハンデを持つ。尚且つ「空気」に反するわけだから、異端の研究者にされる覚悟も求められる。反原発を掲げ30年40年と研究や主張をした人々が、どのような扱いを受けたかを想像すると、「空気」に逆らうのは愚かと云う事になる。
肺癌になる、心臓病になる、脳卒中になる、慢性閉塞性肺疾患になる、馬鹿になる等々、ありとあらゆる人間の病気の原因がタバコに起因する、まるで魔女狩りが如き風潮{空気}が確立されている。おそらく、人間が生きていく間に食べるモノ、飲むモノ、吸うモノ、触れるモノ等をタバコ同様に分析研究を重ねていけば、大なり小なり人間の罹る病気の病因に行き着く可能性はあるのだろう。筆者などは、日本人の肺癌が急増した一番の原因は大気汚染であり、タバコを犯人扱いしていない。
勿論、タバコが各種疾病の病因であるかもしれない研究にケチをつける気はないが、大気汚染との合併症的立場での説明が最も合理的だと考えている。なぜと云う程ではないが、昭和40年の日本人成人の喫煙率は82%だったのだが、彼らの多くが、今魔女狩りの隠れた対象となる後期高齢者であり、長寿を全うしている。受動喫煙で肺癌リスクのリスクに晒される女性陣も、タバコ魔女指定学説をせせら笑うように、更に長寿を謳歌している。この現象には、ジャパニーズ・パラドックスなる名前まで、冠されている。
筆者は此処で、タバコ有害無害論を語るつもりはないが、人間が病気になる原因を一面的に捉える医学界の風潮「空気」は愚かだとだけ言っておこう。人間の体は、彼らが簡単な治験や追試で証明できるほど、短絡的でないことを指摘しておく。
そうそう今日のコラムで言いたいことは、国民の健康を害するものを、国家が公に販売することの問題だ。販売価格を700円に上げてしまえとか、1000円ならどうだと云う話ではなく、原則論に立つなら、売ってはイカンと云う事だろう。筆者はヘビースモーカーと自認しているが、1箱2000円でも吸うであろう。禁煙補助薬のニコチンガムや飲み薬で、製薬会社が儲けているメカニズムに言及すると紙面が足りないのでやめるが、ニコチン依存が人体にそれ程害悪であるなら、国家はそのようなのもを販売し、まして、税金を取るなど極悪非道である。
06年には、喫煙者が2兆2800億円分も税収に寄与した。最近では1兆9000億円程度に落ち込んだようだが、まだまだ馬鹿に出来ない財源であることに変わりない。小宮山や松沢成文ら嫌煙ファシズム群が、そこまで健康被害を訴えるなら、販売禁止運動を原点にする運動が正論である。そして、約2兆円の財源を他から生み出す発想を披露すべきではないか。国家が販売を認めている商品を、健康に害悪だと印字しながら売り続け、2兆円を儲けている方が、余程害悪?否、罪悪である。「悪い奴ほど善人ぶる」の一種と筆者は感覚的に思う。
タバコ有害論に異議あり! (洋泉社新書y) | |
名取 春彦,上杉 正幸 | |
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