世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

鳩山!検察改革に踏み込め!

2010年02月18日 | 日記

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鳩山!検察改革に踏み込め!

厚労省元局長村木厚子被告?が巻き添えを食ったと思われる、郵便不正事件の公判が今やヒッチャカメッチャカになっている。
到底「法の正義」が行われているとは思えない惨状を呈している。

マスメディアは僅かに報道しているが、北海道日教組強制捜査と民主党の小林千代美衆院議員の選挙違反報道は大々的である。まぁ現在進行捜査と公判の違いはあるが、法治国家においては公判こそが命である。

今回の郵便不正事件の検察の立件目標は小沢大久保秘書逮捕につづく、国策捜査第二弾だったが、衆議院選を直前にして民主党・石井一議員(小沢側近・創価学会嫌い)をターゲットにしていたと言われる。

≪ 郵便不正事件に絡み、偽の障害者団体証明書を発行したとして虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の公判が17日、大阪地裁であった。
 自称障害者団体「凛の会」元会長・倉沢邦夫被告(74)とともに、民主党の石井一参院議員(75)に証明書発行の口添えを依頼したとされる元会員(67)が証人出廷し、「石井議員の事務所に行った記憶はない。供述調書は検事の作文」などと述べた。「事実と違う」と主張しても、机をたたかれたとも証言。検察側の取り調べを批判し た。
 検察側主張では、元会員は2004年2月下旬、倉沢被告とともに議員会館に石井議員を訪ね、証明書発行について口添えを依頼。石井議員は「厚労省 に知り合いがいるから電話しておく」と応じ、村木被告の上司だった塩田幸雄・元障害保健福祉部長(58)に電話で依頼したとされる。
 倉沢被告も公判で、元会員と一緒に石井議員を訪ねた、と証言した。 ところが、元会員は「石井議員の事務所に行った記憶は全くなく、その時の映像が(頭に)出てこない」と証言。調書にある石井議員とのやりとりについても「取り調べ検事に『作文だ』と言ったが、認めてもらえなかった」と語った。
 取り調べ状況について、元会員は「『記憶がない』と説明しても、検事から『いや、そうじゃない。事実はこうなんだ』と言われ、押しつけられた」と説明。「(検事が)声を荒らげたり、机をたたいたりすることが脅迫というなら、脅迫はあった」と言い切った。(2010年2月17日12時38分 読売新聞)≫

読売新聞が公判状況を以上のように報じているのだから、間違いようがないであろう(笑)

村木被告の元上司も検察側証人として出廷、「検察側のウソの証拠で供述してしまった」「事件自体が壮大な虚構ではないか」等と証言、検察を真っ青にさせたのだが、次の検察側証人の村木被告の元部下だった係長が村木被告の指示を「自分の類推だった」と説明。証明書発行を〈国会議員から課長のところに来た案件と聞かされていた〉という供述調書についても、「そんなことを言った覚えはない」と全面否定。

要するにすべて検察が作った供述調書はすべてが脅迫恫喝誘導による、捏造調書だったと云う事実が判明しつつある。正直ここまでボロボロの公判は見た事もないが、大阪地検特捜部が特別能力に欠けていると云う言訳も通用しないであろう。今ここで、検察が逮捕立件起訴した事件の公判状況を羅列する時間はないが、検察の正義は政治絡みでは「正義はない」と断言するのは間違いではないだろう。

大阪地検特捜部長はあろうことか検察の裏金疑惑を内部告発しようとした直前逮捕され、有罪判決を受けた元検事・三井環氏の起訴要件を固めた検事だそうである。名前は大坪弘道検事だそうだ。

今回の小沢資金問題、石川議員の逮捕起訴、兎に角「政治絡みに検察に正義なし」これは確定的だと断言しても良い。このような状況下になっても、鳩山首相は何もしない。 事此処に至っても、鳩山首相が検察関連に指導力を発揮しないということは、巷間言われている「検察との半端な手打ち」で手足を縛られているのかもしれない。それでは民主党の日本の改革など出来るわけないではないか。

辞めてくれ!辞めたくなければ、検察改革に対する明確なメッセージを出してみろ!出せないのなら、検察人事で主導権を見せてみろ!可視化法案も出せ、企業献金の全面禁止も打ち出せ、記者クラブの廃止にも指導力を発揮しろ!それも出来ないのなら百歩譲ってやる。今夏の参議院選の目標は「可視化法案成立」「企業献金全面禁止」「記者クラブの廃止」「クロスオーナーシップ禁止完全実施」この4本立てを早急に表明しろ。独立行政法人の事業仕分けなんか旨く行くわけがない。そんなものに期待しようと云う、アンタの足元の官邸が駄目な事に早く気づけよ! 気づいてても出来ないのなら、鳩山は深い部分で検察と取引、小沢まで売ったと思われるよ!


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鳩山首相は生中継の会見を開け

2010年02月18日 | 日記

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鳩山首相は生中継の会見を開け

鳩山首相は、メディアが編集できない実況生中継で「国民に意志を伝えるべし!」あんたの言葉も真意もNHKでさえ、意図的に捻じ曲げているぞ!こんな調子だと、本当に支持率が下がるよ。NHKを指揮指導する必要はないが「公式の政府見解の場」として月曜日午後十時「報道ステーション」にぶつけて、番組を組ませろ!これは公共放送の義務である!

鳩山由紀夫の首相官邸はまったく機能していない。しているどころか、民主党全体の足を引っ張る印象さえある。以前にも指摘したが、明らかに官僚が官邸に多過ぎるし、官房長官はじめ凛々しさと迫力と強かさがない。

昨年12月以降から始まった支持率の低下の主たる要因は何なのか?
検察の首相と小沢への一連捜査の所為か?マニフェストの進捗が遅々として進まない所為か?普天間の移設先が見つからない所為か?それらの理由も若干はあるだろうが、それはたいした理由ではない。

なぜなら、そうは簡単にすべてが解決するとは国民は思ってはいないのである。「官から民への政治」「コンクリートから人への政治」「真の独立国」の方向性に期待しているわけだが、一朝一夕に出来るとは露ほども思っていない。

先ず、鳩山内閣や民主党への支持率はマスメディアの発表する「世論調査」の数字ほど落ち込んではいないと云う事実を認識しておく必要がある。
しかし、それは置いておくとしても、支持率が低下傾向にあるのは事実だ。その支持率低下の原因を作っているのは、それはマスメディアである。

「言論の自由」「報道の自由」「国民の知る権利」を標榜する、腐ったマスメディアが政権運営のガンなのである。彼らの思惑は各社夫々だろうが、こぞってサディストになっている。或る意味で、「虐めを愉しんでいる」。拡張解説、類推解釈、煽り報道、捏造、誤報等々、報道の自由を振りかざし、好き勝手をしているのである。

鳩山や民主党に、その悪しき習慣にどっぷり浸かったマスメディアに弾圧を加えろとは言わない。彼らにとって、そうすることが生きる唯一の道だとすると、これに政府が弾圧を加えることはあってはならない。仮にその事が、一層の読者離れを起こすとしても、それは彼等の勝手である。しかし、断固たる反駁は必要だろう。

ぶら下がりの会見等「あげあし取り会見」などは省略しても良いだろう。ここで重要な事は「マスメディアの手が加えられない」情報の発信が最も大切だ。編集の効くモノは一切排除し、ズバリ「実況生中継」が必要な時が来ているようだ。
民放テレビ局にそれを要求することは無理だが、公共放送NHKであれば充分に可能だ
。一国の総理総裁が週一回、オープンな記者会見を行う。15分でも30分でも良いだろう。その週に報道されたマスメディアの報道を中心に、首相の本音、指摘、訂正、弁明が必要なのだ。

このままでは、虐められっぱなしの草食首相で終わる危険が生まれてきている。本来、マスメディア対策などに官房長官が裏で動くモノだが、平野と云う男は糞の役にも立たない。民主党支持者でさえ、不愉快に感じるのだから、無党派層にはどのように写るか、火を見るよりも明らかだ。要するに「官邸の発信能力不足」がすべての元凶とも言える。しかし、今さら官邸の人材を入れ替えるわけにもいかないのであれば、もう自ら語るしか道はないだろう。

「政権交代・静かな革命」を引っ張っていくリーダーは危険も冒すべきである、時には強引な手法も選択しなければならないのだ。今、鳩山首相も小沢幹事長も革命しているのだ。あらゆる革命の第一歩が「国営テレビ局占拠」が常道なのを知らないわけではないだろう。

「泥をかぶってでも闘う」姿勢を国民に見せられないリーダーは消えるのみである。出来ないのなら辞任せよ!真意を話せば国民の多くは理解する民度を有している。このような優秀な国民は中々いないのだ。それだけでも有難いと、直接語りかけるべき時期が来ている。マスメディア改革、検察改革には時間が掛かる。それを待っていては、座して死を待つに等しい行為であること、肝に銘じて欲しいものだ。

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