藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

未来を語る材料が・・・

2013年03月20日 | 雑感

 月曜・火曜と、職場の皆さんと旅行に行ってきました。

 場所は<箱根>と<熱海>。

 大型バスでの移動で、芦ノ湖遊覧船も計画にあったんですが、月曜は兎に角大荒れの天気で中止。かわりに植物園見学しました。

 夜の宴会はカラオケ大会になって、曲を予約する係りだった私は超多忙だった・・・!

 翌日は反対にすんごいいい天気で、小田原城見学や、かまぼこ・ちくわ作りを体験。
バスの中ではクイズやビンゴ大会で、点数の良い人にはプレゼント、なんてイベントも・・・!


 実は、みなさん、そういう体験があまりないか、昔はあったけど、という方が多い。
旅行に行く、ということにも躊躇されたり、行ったら具合が悪くなりそうと心配されたりで。
 そこで、なんの根拠もないけど、「私達職員がついてるから!安心だよ!」とがははと笑って、でかけました。もちろん、一人ひとりの体調を見ないふりして見ながら。

 みんな、楽しんでくれたようでよかったよ!

 この調子で仕事もしようね!


 国は、来年度から、障害者の法定雇用率を2パーセントに引き上げること、としました。(今までは、企業が雇用しなければならない障害者の雇用率は1.8%でした)

 けれど、大抵は身体か知的の障害で、精神障害はその、わずか1.8にも入るのが難しいのが現状です。
 私と一緒に仕事をしている皆さんは、以前一流会社でバリバリやってた人や、大学をでたけれど、病気のために就職できない人など、これから一般就職したいと希望している人が複数います。また、普通の会社は望まないけど、もっと賃金が欲しいという人は大勢います。

 今、一握りの層にいる人達にとっては、景気が上向いてきて、いいぞ!という社会になってきたとのことですが、労使交渉もしないのに給料が上がった企業もあれば、反対に賃金カットや人減らしの企業も、<いいぞ!>のとこ以上にあるのではないでしょうか。

 今の景気回復対策は、今の子ども達が大きくなった時にしなければならない<借金返済行為>と、表裏一体ではないか、と背筋が寒くなるのは、私だけではないと思うんです。

 原発の再稼動案も、日本の経済を支えるには必要だと。今の国民の生活を持続させるには欠かせないと。この発想も、まだ見えない福島原発の終点も、廃棄物処理の方法も、「将来、頼むわ!」という無責任なことだと、私は思います。


 自分の職場で働いている人達のこれからを共につくっていくという作業も、「いい調子だよ!ドンドン賃金アップオーケイだよ!」といかない現実だし、孫に向かって、「明るい将来が待っているわよ~!」と大笑いできない。

 国は弱者が安心して暮らせる社会をつくることを基本としなければならない、と私は思っているけど、現状は、国が弱者を増やしているとしか思えないのです。


 足、踏ん張ってなきゃ。
 
 ダイコン足、踏ん張ってなきゃやられちゃうんだもん。
コメント (2)
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