66年前の今日、日本国家は戦争に負けたことを認めました。
戦死者365万人と言われていますが、実際はもっと多い。
私の母(86歳)は、東京大空襲で逃げ回ったこと、父に「目をつぶって走れ!」と手を引っ張られながら、多分多くの遺体を超えて(もしかすると踏みながら)走りに走った話をしていました。
新宿駅付近で身を潜めながら、燃え盛る電車を、夢のように見ていたそうです。
正に、悪夢のような現実です。
この話は、以前にもこのブログに書きました。
今、戦後66年経ち、母のように体験した人は減りつつあります。実際戦地に行って、体調を壊した為に助かった父は、もう早世して聴きようがありません。
それならば、次には私の年齢の人間が伝えていくしかないです。
でも、「戦争映画は怖くて観られない。」という方、多いです。
確かに、記録映像や戦争現場を題材にした映画は、ストレートに脳に作用して、観るべきものと思いますが、そうでなくても、大きな逆らえない力によって家族が引き裂かれ、命を奪われ、平穏な生活が一瞬にして失われる・・・。そんな理不尽なこと、もうあってはいけないよね、という視点から見ていけば、自分の言葉で伝えていける。
私は、子どもが幼い時に、よく読み聞かせていた絵本に、「かわいそうなぞう」がありますが、ほかにも、「おかあさんの木」「おこりじぞう」など、小さな子たちにも読んで聞かせることで、必ず子どもの中に蓄積するとおもうのです。それと同時に、読んでいるお母さん、お父さんの胸の中にも、自分や自分の大切な子どもに照らしてみて、深く非戦の気持ちが湧いてくるとおもうのです。
是非、この東日本大震災と福島原発事故とも関連して、平和に暮らすことのありがたさを感じて、災いを防ぐこと、災いから立ち上がることへ、多くの小さな力がたゆまなく繋がりあうことに、参加していただきたいと思います。
戦死者365万人と言われていますが、実際はもっと多い。
私の母(86歳)は、東京大空襲で逃げ回ったこと、父に「目をつぶって走れ!」と手を引っ張られながら、多分多くの遺体を超えて(もしかすると踏みながら)走りに走った話をしていました。
新宿駅付近で身を潜めながら、燃え盛る電車を、夢のように見ていたそうです。
正に、悪夢のような現実です。
この話は、以前にもこのブログに書きました。
今、戦後66年経ち、母のように体験した人は減りつつあります。実際戦地に行って、体調を壊した為に助かった父は、もう早世して聴きようがありません。
それならば、次には私の年齢の人間が伝えていくしかないです。
でも、「戦争映画は怖くて観られない。」という方、多いです。
確かに、記録映像や戦争現場を題材にした映画は、ストレートに脳に作用して、観るべきものと思いますが、そうでなくても、大きな逆らえない力によって家族が引き裂かれ、命を奪われ、平穏な生活が一瞬にして失われる・・・。そんな理不尽なこと、もうあってはいけないよね、という視点から見ていけば、自分の言葉で伝えていける。
私は、子どもが幼い時に、よく読み聞かせていた絵本に、「かわいそうなぞう」がありますが、ほかにも、「おかあさんの木」「おこりじぞう」など、小さな子たちにも読んで聞かせることで、必ず子どもの中に蓄積するとおもうのです。それと同時に、読んでいるお母さん、お父さんの胸の中にも、自分や自分の大切な子どもに照らしてみて、深く非戦の気持ちが湧いてくるとおもうのです。
是非、この東日本大震災と福島原発事故とも関連して、平和に暮らすことのありがたさを感じて、災いを防ぐこと、災いから立ち上がることへ、多くの小さな力がたゆまなく繋がりあうことに、参加していただきたいと思います。