acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

阿武隈川・南沢

2010年08月09日 00時13分02秒 | 山行速報(沢)
阿武隈川・南沢に行ってきました。

ホンモノの夏がやってきた!
久しぶりの熱い夏。入道雲が眩しい。
こりゃあ、沢しかあんめぇよ。
「じりじりと焼けるアスファルトに嫌気が差した末の山行でした。」


阿武隈川

メンバ-は、久しぶりのMさん、Aさん。そしてsak。
アプロ-チも良く、入渓まで30分たらず。
当会のS子さん執筆のガイド頼りに。

程よく滝登り。
たまにロ-プを出したり、仕舞ったり。


F2の登り


F1は問題なく直登
F2・8mY字状が実際の核心か?ロ-プを引いて水流右を直登&トラバ-ス。残置ありⅢ+。
F3は直瀑。左岸を巻く
F4、水流右。念のためロ-プ。支点もある。
F5は左岸のルンゼ状もいけるが、水流左壁のカチを拾っていくのも楽しい。足をすべらせ、ヒヤッとする場面も。
あとは登れそうなところを気の向くままに登ろう。


南沢大滝

F10の南沢大滝(30m)
右岸にしっかりした踏み後。クライミングもワンポイントであとは木の根ピッチの様相。
高度感はあるものの、困難はない。


快適に登るAさん


スラブを行く(細かい落石注意!)

奥の二俣は右俣をチョイス。
枯れ枝がうるさいが急な細ナメを行く。
最後は急斜面のスラブ。岩屑が多く、油断はできない。
たまらず右の茂みに活路を見出す。


すぐに山頂だった

そこからわずかで登山道。
先には甲子山山頂標がすぐそこ。ほぼ山頂にダイレクトというのはなんだかチョットお買い得感。

山頂で大休止。旭岳が雲間に見え隠れ。
ふと携帯を見れば、山岳会のメ-リングリストでは、来週末、南沢に行こうという計画で賑わっていた。
と、いうことは我々は先発隊か偵察隊かな?なんて暢気さ。
事によると本隊は昼に「流しそうめん」をやるらしい。流石!

下山は甲子温泉まで1時間ほど。
アプロ-チといい、下山といい、とてもお手軽。
滝登攀もほど良い間隔で、程よい緊張感。一服の涼にはもって来いだ。
下山後の甲子温泉もgoodです。

sak