岩手のK村です。
以前にも投稿した事がありますが、フリクション抜群のハイパーVソールの沢登り用シューズの情報です。
今回はハイパーVソールの作業靴(#1200屋根プロ)を沢登り用シューズに改造しました。
ハイパーVソールにフェルトを貼付けた改造後写真
改造箇所は下記の3項目です。
1、 靴紐で締めるように改造(靴紐追加)
2、 靴底が柔らかいので、剛性を持たせる目的で0.5mm厚ステンレス製のインソールを挿入
3、 靴底のゴム部パターンの一部をカットし、フェルトを貼り付け
ハイパーVソールの作業靴(#1200屋根プロ)を普段の山歩きに使用していますが、濡れた木道、濡れた木の根、濡れた岩場等でもスリップしないので安心して歩けます。但し、#1200屋根プロは、名前の通り建物の屋根葺き職人が屋根の上でスリップしないような仕様になっているので。靴底が柔らかく地下足袋に近い感覚です。
長時間山を歩いていると足の裏が痛くなる為、0.5mmのステンレス製インソールを使用すると快適になります。
(更に剛性が必要な方は、インソールを2枚(0.5mm×2枚)使用すれば剛性がUPします。)
靴紐を使用する為には、靴のアッパー部に千枚通しで穴をあけて、靴紐を通すだけです。
靴底にフェルトを貼り付ける為には、靴底のゴム部パターンを電気工事用ニッパでカットして、その部分に厚みを調整したフェルト製インソールを貼り付けます。フェルトの厚みが薄いと耐久性に懸念が残りますが、靴底の大部分はゴム底になっているので、全面フェルト製の沢靴のようには摩耗はしないと予測しています。まだ沢中では未使用ですが、ラバーソール沢登り用靴の欠点であるコケの付いた岩(石)でスリップしなければ、最強の沢登り用シューズになると、密かな期待を持っています。
※、改造に要した費用
(1)ハイパーVソールの作業靴(#1200屋根プロ)・・・・2,500円
(2)0.5mmのステンレス製インソール・・・・・・・・・・ 850円
(3)靴紐・・・・・・・・・・・・リサイクル品(他の靴から流用)
(4)貼付けフェルト・・・・・・・リサイクル品(古いフィルト製インソール流用
※、総額3,350円で、フェルトソールとラバーソールの欠点を補う最強の沢シューズが得られれば安いものです。
ハイパーVソールの作業靴(#1200屋根プロ)靴紐追加写真
(ハイパーVソールの作業靴(#1200屋根プロ)ソール部写真) 改造前
(ステンレス製0.5mm厚インソール写真)
ステンレス製0.5mm厚インソール挿入前の靴底(軟らかく剛性なし)
ステンレス製0.5mm厚インソール挿入後のの靴底(剛性UP)