acc-j茨城 山岳会日記

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鬼怒川支流湯沢

2012年08月06日 20時32分06秒 | 山行速報(沢)
鬼怒川支流湯沢
8月5日、湯沢に行ってきました。目的は、野湯と噴泉塔見学と手白沢温泉への道の偵察です。メンバーは、N氏、G氏、ガストンの3名。
せっかく沢に行くのだから遡行して行こうと、地形図に載っている堰堤の上で登山道から沢に下りる。遡行し始めると上に新しい堰堤が3~4個できており、これらを巻いて越す。結局難しい滝もなく、背の立たない釜が一か所あっただけで、平凡な沢であった。


見栄えのする滝だが、右壁の階段状を快適に登れる


唯一背の立たない所を、ひとかきふたかき泳ぐ


この辺りは、なかなかの渓相

笹倉沢を過ぎると広河原に着いた。熱い温泉が噴き出していた。入浴は帰りにということで噴泉塔を目指す。噴泉塔は天然記念物指定ということで、もっと立派な物と思っていたが、実に可愛らしい小さい物であった。


この白い水たまりも温泉です


これが天然記念物の噴泉塔です。頭をなでなでしたくなるように可愛い。小さい穴から湯が噴出していた。


このようにいたる所から温泉が噴き出している


噴泉塔で野湯を楽しむN氏。ちとぬるかった。

この上のゴルジュは小規模ながら、なかなか興味あるものである。手白沢峠に行く道は、現在通行止めであるが、道はどのような状態なのか偵察をする。その後、噴泉塔まで戻り、野湯と洒落込む。しかし、噴泉塔の湯船は、ぬるくてあまり気持ち良いものではなかった。下りは登山道を降りることにする。結構アップダウンが多くて疲れる道だ。登山道は、湯沢の左岸へ右岸へと、何回も渡るのであるが、橋はすべて流されて、まともな橋は一本もなく、すべて徒渉しなければならない。広河原の野湯は、非常に気持ちのよい温泉だった。


広河原で野湯。ここはちょうど良い温度で、たいへん気持ちよかった

広河原から登山口までも登山道を下りたが、わかりにくい場所が数か所あった。特に目印テープがあちこちにあり、山慣れしていないとルートファインディングに悩まされることだろう。山での遊びの一つと考えると楽しい山行であった。野湯にハマリそうだ。また近いうちに野湯山行を計画してみたいと思う。


帰り道、川俣温泉で見た間欠泉

登山口(6:50)-広河原(8:05)-噴泉塔野湯と手白峠道の偵察(9:10~10:40)-広河原野湯(11:30~12:00)-登山口(13:40)

                                            ガストンガニマタ


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