今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

いつかどこかで(15)ちょこっと観劇記

2011年04月10日 03時37分05秒 | いつかどこかで(雑記)

こんばんは、おおるりです。

いつもの方も、初めましての方も、私の感想記をご覧いただきましてありがとうございます。

あの~、私、コクーンの「トップ・ガールズ」は観る予定がありません。
なんて、「いきなり何よ?」ってな、お話ですけど(笑)
だってぇ~!
去年の暮れに、小劇場で観た同じ演目の観劇記を書いて以来、ずーっと毎日必ず「初めまして」の方達が「トップ・ガールズ」絡みで検索してここをご覧下さっているのよね。
あの12月4日に書いた「トップ・ガールズ」が、いまや私の観劇記の中では最もたくさんの方々の目に入っているんじゃないかしら?
その方たちを集めれば、コクーンで貸切できたりしてね(笑)
いや~、だけど本当にありがとうございます。
でもって、ご、ごめんなさ~い!
私の感想は常に独断と偏見に満ち溢れているし、脱線してるし、そもそもあの「トップ・ガールズ」は演出も女優さん達も別の方のものなんだもの。
私はその小劇場での舞台を満足して観たので、コクーンの舞台のほうは予定していませんが(予算もないし)、これからの方はもうちょっと常識人の観劇記を探してご覧いただいたほうが良いと思います(笑)
ちなみに、友人の感想によると、ガールズトークが面白そうです。

さて、かの大震災以来、職場のキャプテン(先輩)が災害対策室に支援に行ってしまい人手が少なくなり、私はとても忙しくて、忙しいなりに遊んでいましたけど、気持ち的に感想記を書く余裕がなかったので、ここはちょっと放置していました。
そして、来週はキャプテンとバトンタッチして、いよいよ私が都内某所へ支援に行きます。
残業はそれほど多くはなさそうだけど、朝のラッシュ時のノロノロ運転や、電力不足からして、往復通勤時間、約四時間だったりして! 
四時間…よじかん…、ヨウカンでなく、イヨカンでもなく、クドカンでもない、ヨ、ヨジカン…
きゃははは~っ!!
って、もう笑うしかないもんね。文句言えませんから。
けれども、その都内への交通費はモチロン会社負担よね?、そりゃそうに決まってます!
つまり、仕事帰りにちょっと足を伸ばして遊べば、交通費の節約になるのでは?
…ん?…遊び代を足したら、なんかトータルで計算が変だけど、ま、いっか~!

というわけで、慣れない仕事と通勤時間のストレスを解消するために、追加した予定が「トップ・ガールズ」…ではなくて(笑)、支援先に近い場所で上演される「新日の丸レストラン」と、もうひとつは「欲望という名の電車」です。
この二つは、すぐその後から「Underground Parade」が始まるので、感想を書く暇がないかもしれません。
書くとしたら、通勤電車の中で携帯で「ちょこっと観劇記」になる模様です。
たとえ数行でも書けたら良いんだけど…。

だから、その「ちょこっと感想記」の練習として、最近観た舞台の感想です。
つまり、ここまでが「前置き」なのよ~ん。長っ!

◆3月26日「華鬼」◆

これは演出が岡村さん、じゃなくて!(笑)、お肉が好きな岡本貴也さん。
出演は、林明寛、葉月あい、久保翔、長谷部恵介、小澤亮太、三田村春奈ほか
ですって?!
うん、だから、全然知らない若い方たちばかりで、客席も20代のお客さんが多いのかな。
つまり私にはアウェーな舞台です(笑)
アウェーだけど、鬼の物語は好きだし、岡本さんだし、で、観に行きました。
岡本さんのは去年の「消しゴム」や「源氏物語」が良かったので。
それで、この「華鬼」は私は知りませんでしたが、人気ファンタジー小説が原作だそうです。
鬼がヒロインにの手にキスをする「鬼の刻印シーン」が、なかなかの萌えどころで(笑)
そのヒロインは髪の長い大人しい少女で、いかにも男性の庇護欲をかきたてるタイプです。
それで無自覚に男を魅了してしまうから人生がややこしくなる…という、基本的に少女マンガの世界よね。
それにしても、時折挟まれるアレ(謎)には、私には最後まで耳慣れなくて、やっぱり自分はターゲットから大きく外れていたかも。
前説には、いつもなら「携帯の電源は切ってください」というのに、この舞台では地震情報を気にする方のために「マナーモードで」と言い、非常口を念入りに説明していました。
そんな中で、かなり派手なアクションもあり、セットを走り回る男子達にはちょっとハラハラしたけど、そのアクションの見応えがあってカッコ良かったです。

◆「陰陽師~Light and Shadow~」

【出演】
泉見洋平 加藤和樹 良知真次 菊地美香 東山光明(Honey L Days) 細貝圭 
澪乃せいら 柿弘美(劇団クロックガールズ) 吉見一星 柴一平 西川卓 秋月淳司 木下あきら 他

泉見洋平さん、私は久しぶりに見ましたけど、相変わらず、お目々がキラキラしてるのね~!
でもって、年齢不詳的に若いし、どんな場面でも存在感的に「陽」の人で、熱いです!
そして歌がね、泉見さんだから意味不明に嬉しいです(笑)
 
陰陽師といえば、やはり漫画やライトノベルでは出没率高し。
西洋で言う、魔法使いみたいなものよね。
だから、術を唱えるシーンがたくさん出てくるんですけど、陰陽師三兄弟の末弟が殺されてしまって、二人のお兄さんが弟を生き返らせようとするわけ。
その禁忌の秘術を私欲のために使うのはどうなのよ? というアレコレに拘らなければ、これは「激動の時代を駆け抜ける人物たちの、悲しき運命を描く抒情詩がロックミュージカル」として楽しめます。
それにしても、出演者が皆さん熱く歌ってくださるので、こんなご時勢だから、そこに込められた思いが、ことごとくこの大震災の、まさに「激動の時代」を生きる被災地の方や私たちに対するメッセージのようにも聞こえました。
見かけよりもずっとベテランの泉見さん率いる若者たちが活躍するこの熱い舞台は、公演の収益金の一部が東北関東大震災への義援金となるそうです。
500円のブロマイドは全額を義援金にしてくれるらしいです。
たしか「華鬼」でもそうでした。


そんなこんなで、今なお余震が続き、被災地ではこのような娯楽とは縁遠く、桜が咲いてもいまいち全国的に盛り上がりませんが、そのぶん不況の波も二次災害のようにじわじわと押し寄せてきています。
この復興は長くかかるかもしれませんね。
先行き不安で、お金を使うのも躊躇われるし、何よりも、大っぴらに遊んでいると、苦しい思いをしている被災地の方々に申し訳ないような気がしますものね。
それは無理もないけれど、このままだと一層に悪循環のループから抜けるのに時間がかかりそうです。
この先、どの舞台でも「収益金の一部を義援金にまわすのを基本にして、今だけではなく長く義援活動を続けて欲しいと思います。



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