東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

食べ過ぎてしまうもの

2020-05-31 10:18:59 | ノルウェーの食べもの mat
この前の一時帰国で日本にいる間に
3kgほど体重が減っていました
日本食や日本のお菓子が美味しいので
どちらかというと食べ過ぎになりがちなのにナゼ…?

ノルウェーでの簡易な食生活で
日本にいるときより体重が増える原因はなんだろう

菓子パンやお菓子はほとんど買わないし
(すごく高いのにそれほど美味しくない)
アルコールもめったに飲まない
(職場でワインくじに当たったときだけ)

太ったノルウェー人が多く摂取していがちな
ガソリンスタンドのハンバーガーや冷凍ピザやコーラも縁遠い
(山に住んでいるから)
外食もさほど心踊らないので年に数えるほど


(ビールのつまみには良さそうだけど夕食にこれは…)

ということは
やっぱりアレかな?
家で普段食べている乳製品



いま冷蔵庫にあるものを出してみました
おお、けっこうある

相方が口にするのは低脂肪牛乳と少量のスライスチーズくらいなので
これらのほとんどがわたしの胃袋におさまると思うと
やっぱりちょっと食べ過ぎかも

ちなみに手前左(三角のもの)から
ヤギ乳のクリームチーズ、普通のスライスチーズ
中央列は左から生クリーム入りのイエローチーズ、ブラウンチーズ、ケサム、バター
後列は左からプレーンヨーグルト、低脂肪牛乳、普通の牛乳

チーズ類はほとんど pålegg(オープンサンドに乗せるもの)ですが
クリームチーズは急にチーズケーキが食べたくなったり
急に巻き寿司が食べたいけど家に具がないときなんかにも使えて便利


(冷凍のカニカマとキュウリは常備している)

ブラウンチーズはそれほど食べないのですが
スライスではなくかたまりなので日持ちしますし
家に何もないときに急なお客があったときなんかに
ワッフルを焼いてブラウンチーズを出せばなんとか取り繕えるので
これも便利アイテム



ケサムはカッテージチーズと同じくフレッシュチーズで
なめらかでくせがなく脂肪分も少なめ(7.1%)
サワークリームより口当たりも軽いのでよく買います


(オヤツにもよく食べる)

買ってまで食べないお菓子ですが
家で作る焼き菓子は切らすことがないから
小麦粉も食べ過ぎかも…



手軽にできてしまうスコーンはけっこうバターも使っています
おまけに食べるときにまたサワークリームやケサム
それにジャムもつけたりするのとけっこう高カロリー

そういえばジャムの消費量も意外と多いかもしれません
ただパンに塗るだけでなくチーズにもよく合うので
しょっちゅう乗せています



庭に生えているルバーブのジャムなので色がなんですが
甘酸っぱくて美味しいです

ところで
かたまりのチーズは都度食べる分だけスライスしますが



このチーズスライサーはノルウェーの発明だというのが
ノルウェー人の自慢のひとつ



使う分をスライスし終わったチーズは
パッケージでピタリと包み直してひっくり返して冷蔵庫に置いておくか
市販のキャップを使うかします



キャップはチーズに合わせていろんな形やサイズがあります
ラップを使わなくていいのでエコ

それにしても書いているうちに
いかに自分がいろいろなチーズ、それからバターや小麦粉を
日本にいるときよりも多く食べているかようくわかりました

最後に乳製品味に飽きがきたときのレシピをひとつ
刑事コロンボが劇中でオススメしていた
ピーナツバターとレーズンのオープンサンド



うーん、アメリカっぽい

1日に5つ

2020-05-21 18:56:51 | ノルウェーの食べもの mat
ここでの食事がシンプルなことにはもうずいぶん慣れましたが
それでも思わずじっと見してしまったりするのがこういう食事


(ある日の義母のランチ)


(ある日の相方のお皿)

親子だなあ…

こういったプレートは朝食、ランチ、夜食のどれにも当てはまります
(夕食だけは温かいメニュー)

さて
ノルウェーの食について最近知ったことがあります

5 om dagen
(1日に5つ)



ほうれん草のパッケージの裏面の産地についての説明のあと
1番最後に書かれている文章

「推奨の『1日に5つ』達成のためにスーパーほうれん草をどうぞ!」

下には可愛らしいロゴも

気になって調べてみました

helsenorge.noという健康に関するサイトによれば
1日に5単位の野菜・果物を摂りましょうということらしい

1単位はだいたい100グラム
つまり1日に推奨される野菜・果物の摂取量は500グラム
けっこう多めですね

しかも主食であるじゃがいもは数に入れないので
じゃがいもを含めたら700グラムくらいになるのでは…

ちょっとインターネットで検索をかけたら
主要な食品関連のサイトではもれなくこの 5 om dagen が取り上げられています


(bama.noより)


(fruit.noより)

りんご1個とかアボカド1個
あるいは野菜ジュースをコップに1杯
メインディッシュの付け合わせのサラダなどは全て1単位
ディナープレートの半分が温野菜で占められていれば2単位

この「お皿の半分は野菜で!」というキャッチコピーもしばしば目にします
日本人の食事スタイルからすれば当たり前ですが
お皿いっぱいお肉とフライドポテトだけなんていうのが珍しくないここでは
なかなか簡単なことではないのかも


(前出のbamaのサイトには付け合わせだけのレシピ集まで…)

ところで
この 5 om dagen では品目数には言及されていないので
やっぱりシンプルさを感じます

日本の「1日に30品目」なんていう言葉を聞いたら
ノルウェー人は目を丸くしそう

でもふと気がつけば
わたし自身の食生活もずいぶん簡略化してきているような…


(職場に持っていくランチもそのへんに転がっているもので)

特に先月
7週間という異例の長い一時帰国から戻って以来
野菜スープ生活を続けているので
単調さに磨きがかかってきているかも

思い起こせば
日本にいた頃は食べ盛りの息子もいたので
なおさらちゃんと食べないと!という気持ちがいつもありました

それにひきかえいまの同居人の相方は
典型的な野菜を食べないノルウェー人
5 om dagen どころか 0 om dagen がデフォルト
日々の炊事の楽なことと言ったらありません

知人の男性で
お皿に盛られた付け合わせのグリーンサラダを
「オレは草は食べない」とまるまる残す人もいました

なんでしょう
農家だから草を見飽きてるのかな…

Kokosboller

2019-12-27 22:35:05 | ノルウェーの食べもの mat
ノルウェー語学校に通っていたころよく見ていた
子供向けテレビ番組のひとつ
Det lille spøkelset Laban
「小さなおばけのラーバン」


(左の白いのがラーバン)

まるでオバケのQ太郎みたいですが
そこは舞台がスウェーデン
ラーバン一家が住んでいるのはお城です

ある日
ラーバンのママがお菓子を作るというエピソードがあって
それがあまりに美味しいものだから
みんながちょっとずつつまみ食いをしているうちに
全部なくなっちゃうというようなストーリーだったと思うんですが
そのお菓子が kokosboller


(画像は食べ比べ企画をした雑誌 Dagbladet より)

写真のようにスーパーでもいろんな種類が売られていますが
きっと家で手作りすると美味しいんだろうなーと思い続けてはや数年
今年はじめてクリスマス用に作ってみたら意外と簡単

メレンゲにゼラチンを加えてビスケットの上に絞り出して…


(ビスケットがなかったのでチョコレートで代用)

溶かしチョコレートでコーティング後ココナッツパウダーをまぶすだけ



コロッケやフライなんかの調理工程にちょっと似ています

職場のおやつに持って行ったら好評で
あっという間に売り切れ
みんな好きなのね、kokosboller

要領がわかったのでまた作ろう!

でもタマゴの黄身がたくさん余るので
黄身の使い道も考えて買い物しないとね



太陽に注目

2019-09-30 09:37:50 | ノルウェーの食べもの mat
こちらでは秋分の日は祝日でもなんでもないので
サラッと過ぎてしまいましたが
これからかなりの勢いで日が短くなるということにハタと気づきました

そういえば
正午でも太陽の位置は45度くらいの高さに見えているし(めっちゃ低い)
数日前も午後3時半にちょっと散歩に出かけようと玄関ドアを開けたら
家の周りがすでに山の影にすっぽり入ってしまっていて軽くショック

気温も明け方には氷点下に下がっていて寒い…



コケモモ摘みももう最後かな



コケモモは今年初めてちゃんと摘んだのですが
砂糖漬けが簡単で美味しくていろいろ使えて便利だということがわかったので
来年からはコケモモも収穫リストに入れるとしよう



庭のりんごの木に実が生り過ぎて、といっておすそわけしてもらったりする
ノルウェー産の甘酸っぱい美味しいりんごが味わえるのも
本当に短い間だけです

ああ、短かった秋
さようなら

これからは太陽の光がどんどん貴重になって
太陽の位置を把握するのがどんどん大事になります

ノルウェーの人たちが
冬になるとこぞって太陽を求めて避暑ならぬ避寒をするのも
無理はないよね…

ちなみに
この場合の避寒地はよく Syden(南の方の意) と言われて
ざっくり地中海あたりを指すようなのですが
わたしにはいまいちどこが Syden でどこが Syden でないのか
わからないときがあります

ギリシャやトルコ、人気のイビサ島をはじめとする地中海の島々は含むけれど
イタリアや南仏は Syden とは呼ばないとか
地中海ではないけれどグランカナリアは Syden だとか
(スペイン領だから?)



今朝は窓の外にうっすら初雪
Syden 、いいなあ

ベリーチャレンジ

2019-09-24 23:08:44 | ノルウェーの食べもの mat
あまりに気持ちのいいさわやかなお天気で
家の中にいるともったいない気がする今日この頃

うちの周りの森は樺の木が多いので
紅葉でどこもかしこも黄色です



少し高い場所まで来るとご近所さんが一望
風向きによっては羊のベルや犬の吠える声が聞こえてきます


(遠くに見えますが間をさえぎるものがないので音が届きます)

森にはところどころ湿地があり
気がつくと靴がズブズブと水に浸かっていたりするので
少しの散歩でも防水の山歩き用のシューズを履いて出かけます
晴れていても空気が冷たいのでニットキャップも必須

湿地に多い低木が秋らしく綿毛を飛ばしていて
思わずニットキャップを深くかぶり直しました
(子どもの頃、タンポポの綿毛が耳に入ると耳が聞こえなくなると言われた記憶が…)



お目当てのブルーベリーがもうほとんど見つからず
かといって空手で帰るのもつまらないと思い
今が旬のコケモモを摘みました



今までコケモモにはさほど興味がなかったのですが
図書館で借りてきたベリーの本を見ていたら
コケモモレシピが美味しそうでチャレンジしてみようかと



それから今年はもうひとつベリーチャレンジ
大豊作のナナカマドも同じ本にいろいろと使い方が載っていたので
家の近くの木から少し実を採りました



酸っぱいし苦味もある実ですが
霜にあてるか代わりに冷凍庫で一旦凍らせるかすると
酸味が和らぐそうです

ああ、この本欲しいかも…

ちなみに「さくらんぼ」のページには
日本のお花見についての記載があってちょっとビックリ



もっと、なんかこう…
満開の桜のトンネルとか桜吹雪とか
吉野の桜とかの綺麗な写真を使って欲しかったような…

秘密のベリー

2019-08-15 00:58:18 | ノルウェーの食べもの mat
先日うちに訪ねてきてくれた相方の遠縁の親戚たちと
季節がらベリーの話になりました

「ripsbær(赤スグリ) は食べたことある?」と聞かれて

「この辺には生えてないので
お店で肉料理に添えられたベリーソースしか食べたことないです」
と答えると

「持ってきてるから食べてみる?」

え?
みなさん歩きで来ましたよね、うちまで
結構長距離のハイキングの途中ですよね

なんて思っている間に
リュックから大きなベリーの入った容器とバニラソースと
紙皿とスプーンとグラニュー糖が出てきてビックリ



この準備万端ぶりは
おそらくハイキングの途中でおやつにするつもりだったのだと思いますが
バニラソース 1リットルパックに瓶ごとのグラニュー糖
小分けにして持ち運ぶという手間はかけず
サラッとかついできちゃうのね…

数あるベリーのなかでも
生のラズベリー、ブルーベリーはスーパーの店頭でもしょっちゅう見かけますが
よく見るとポーランド産だったりアメリカ産だったり…
国内産のものが手に入るのはごく短い期間です

ご馳走になった赤スグリもまさに今だけで
スーパーでなら1kgあたり2000円くらいとけっこういいお値段
でもそのさらに上をいく別格の女王様が molte(モルテ)と呼ばれる
ゴールデンカラーの大粒ベリー



1kgあたり6000円くらいします
クリスマスやお祝いの席などでふるまわれることの多い高級品

そんなわけで
モルテの生えている場所はファミリー代々の秘密
祖母から母へ、母から娘へと伝えられていくものらしい
(森ではその土地の所有者にかかわらず誰でもベリーを摘むことが許されるので)



森へ散歩に行って見つけるとひとまず摘みますが
ここだけの話わたしはこのモルテが地味に苦手です

味はまあまあいいのですが
ラズベリーと同じように各ツブツブの中にタネが入っていて
それがけっこう大きくて固いので丸のみするのに抵抗が…

このタネ
スイカのようにツルっと実から離れず
口からタネを出そうとするとサクランボあるいは梅干しのように
実が周りについてきます

モルテを食べるのはたいてい人前(しかもパーティーとか)だし
そもそもモルテは最高のおもてなしなわけだし
1人だけデザート一口ごとにタネをこっそり吐き出すわけにもいかず
なるべく少量をよそって時間をかけていただくことでしのいでいます

でもなんといっても1番好きなのはブルーベリー!
しばらく凶作続きでしたが
今年はほどほどに実が生っていて嬉しいです


実りの夏仕事

2019-08-11 19:06:01 | ノルウェーの食べもの mat
1年の半分は真白な景色のかわりに
夏は短いですが目まぐるしくいろんな花が咲きます



そして夏も終わりに近づく8月半ば
山の天気は不安定になり雷鳴や虹や霧や突風と忙しくて
日がな一日ポカポカ陽気とはいかなくなります

ああ、そうだ、夏のうちにあれもこれもやらないと
と、にわかに気持ちも焦り気味

ルバーブも終わりなので
若そうな茎を選んでジャムに





気温が高い今の時期を利用して
パン種とシードル目的の酵母作りも絶好調



自家製酵母は作り始める時に
大きな瓶とそれを煮沸消毒する大きな鍋が要ることに気づいたのですが
そこはなんでもある昔の家
倉庫にゴロゴロと良い瓶がよりどりみどり



こんなの一生使わない…と思って1番奥にしまい込んでいたずんどう鍋も大活躍
何から何まで揃えてくれていたお義母さん、ありがとう
(※もともと義父母の別荘だった家に住んでいるので)


(倉庫は築100年くらいの高床式の元食料庫)

それから夏といえばなんといってもベリー
ここは標高が高いせいか少し遅めの秋に実をつけることもありますが
もうすでに庭のラズベリーの群生地にところどころ赤い色が見えます



スカートとサンダルでいつでも気軽に実を摘める状態を目指して
一昨年から始めたラズベリーエリアの整備

今年の夏は日本に一時帰国中に雑草が伸び放題で
一見どこが通路かわからなくなってしまっていましたが
一度確保した通を取り戻すのはそう難しくなくて一安心



さらに一昨年かなりの時間と労力を注いだかいあって
そこいらじゅうにはびこっていたイラクサがほとんど生えていません
この素晴らしい成果を2年前の自分に教えてあげたい

イラクサは良質なハーブとして有名ですけれど
細かいトゲがあるので通り道にあるととても厄介です

ちなみにノルウェーでは brennesle (brenne は英語の burn) と呼びます
手に触れると火傷したようにヒリヒリするからなのですが
これがすぐに消えてくれないのが困りもの
ラズベリーに負けじとわたしの背丈くらいまで伸びていたりするのでなおさらです



ときどきふと
あたし庭師?と思いたくなるほど
庭での作業が長時間にわたってしまうことが珍しくない今の季節

でもそれは
やることが終わらないのが半分
外にいるのが気持ちいいのが半分

まあ半分趣味なので仕方がないか…


こねるパンとこねないパン

2019-08-02 19:36:29 | ノルウェーの食べもの mat
普段食べるパンを週に1回程度焼きます
少々アレンジしてありますが
義母に教わったホームメードブレッドのレシピに沿っているので
たぶんこの辺りではごく一般的なパンだと思います

ベビーバスみたいなボウルに材料を全部入れて5分くらいこねます



生地の外側を真ん中に持ってきてはグイと押すのを繰り返していると
餅つきを思い出す…



いい感じにまとまったら布巾をかけて休ませます



3時間ほどで2倍くらいに膨らむので



生地を取り出して包丁でだいたい3等分して
伸ばして丸めて天板に並べます


(自宅用なのでサイズや形はかなり適当)

30分程度でまた2倍くらいに膨らんだら



200℃ちょっとのオーブンで1時間
できあがり〜



すごく簡単

とずっと思っていたのですが
先日、来客があってスープと一緒に食べる白パンを焼くのに
eltefritt brød(こねないパン)のレシピを試したら
これがなかなかうまくいって時々焼くようになりました



発酵時間が長いので面倒かと思っていたのですが
少し手順に慣れると
材料が水、小麦粉、塩、イーストだけというシンプルさと
本当にこねなくてもいいラクチンさがすっかり気に入りました
これこそ超簡単!

ただ一度に焼けるのが鋳物ホーロー鍋1個分で
生地が柔らかくてジャムなどの甘いものの味が引き立ってつい食べ過ぎて
すぐになくなってしまうんですよね…



量産できるという点では断然こねるパンに軍配が上がります

ちなみにこねるパンには
小麦粉2種類、雑穀4種類、種子類3種類に加えて牛乳とバターも使っていて
栄養価の点でも二重丸


(チアシード、ゴマ、アマニシード、ヒマワリの種のほかカボチャやケシの種もよく使う)

ここの人たちはジャガイモとベリー類以外の野菜や果物をあまり食べない代わりに
こういうものでビタミンやミネラルを摂っているのかも、とふと思いました

寝る前に食べる罪悪感

2019-03-09 10:58:04 | ノルウェーの食べもの mat
寝る前に食べるのは
消化不良になって良くないとか太るとか
とにかく何となくよろしくないイメージがありますが

ここ1日4食の国ノルウェーでは
むしろ寝る前に子供にちゃんと kveldsmat(夜食)を食べさせないと
虐待していると言われかねないほど
寝る前の軽食は当たり前の習慣です

とはいえ
薄いパンのスライスにチーズを乗せただけの簡単なオープンサンドや
ヨーグルトのような発酵乳製品など
本当に軽いものが一般的なので
さほど消化器官に負担はないのかもしれません



相方も寝る前には必ずバターだけ塗ったパンを2枚ほど食べます
そのせいか
わたしまで遅い時間に何か食べることに対する抵抗があまりなくなってきていて
夜11時くらいにテレビで映画を見ながら
ニンジンとかアーモンドなんかをボリボリと食べていることにハッと気づいて
これは良くないんじゃないの?と我に返ることしばしば

ノルウェー人の食生活は
そこで育ったわけではないわたしには
けっこう偏っているように見えますが
彼らから見ればわたしの食事のほうがよほどヘンテコリンなんでしょうね、きっと…

ところで先週の火曜日はパンケーキの日でした
(イースターの日程によるので毎年違う火曜日)

小麦粉の倍量の牛乳を使って作るここのパンケーキは
生地がシャバシャバなので焼くとクレープみたいに薄くなります
そして焼いたベーコンとグラニュー糖を巻いて食べます
日本のカフェで出てくるパンケーキとは似ても似つきません


(ボリューミーなバビーズのパンケーキ)

それにしても
小腹が空くとついワッフルだのパンケーキだの菓子パンだのを作ってしまいますが
ときどき無性に小麦粉も乳製品も使っていない間食が欲しくなります

今度日本に一時帰国したら
和菓子の材料を買って帰ることを忘れずにメモしておこう

チョコレートケーキ

2019-01-24 23:05:07 | ノルウェーの食べもの mat
1ヶ月ぶりにパンを焼いたら
ミスをしました



分量はシンプルの極みなので覚えていたのですが
最後の溶かしバター50gを入れ忘れたことに
一次発酵後後の成形時まで気付かず

でも見た目も食べてみても特に違いがわからなかったのでヨシとしよう!
などと思っていたら
職場にいる相方から電話がかかってきました

長々と説明されたのですが要約すると

52歳の誕生日を迎える上司に
間違えて59歳おめでとうと言ってしまい

「なにぃ!コラ!これはもう今度ランチにケーキを持ってこないとダメだな!」

と、(たぶん冗談で)言われたので
次に仕事に行く前にベーカリーでケーキを買おうと思う

ということでした

ベーカリーのケーキ…
マジパンでおおわれたホールのケーキ?
400kr(5,200円)くらいするやつ?

そんなの買わなくても材料買ってきてくれれば
家でケーキくらい焼けるから!
と、今にもベーカリーに予約の電話をしそうなのをあわてて止めました

ネットで無難そうなケーキのレシピを検索


(TINEのレシピサイトより)

小麦粉、卵、バター、牛乳は家にあるから
グラニュー糖と粉砂糖とココアを買ってきてもらえばいいかな



ココナッツをトッピングした部分を一口大に切り分けて
上司の分は大きくカットできるよう用意
きっと機嫌を直してもらえることでしょう

ノルウェー人向けのあまーいこのケーキ
グラニュー糖と粉砂糖あわせて1リットル入ってます

とても自分では食べる気にならないのですが
何かオヤツが欲しくなったので
ローシュガー入りの全粒粉のワッフルにしました



甘さ控えめの生地なので
ブラウンチーズをはさんで食べると美味しいです

注意書

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