東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

メジャーになってきた

2020-03-27 14:50:46 | 一時帰国 temp. return
実家からほど近い輸入食品のお店で
なじみのあるデザインが目に飛び込んできました



おお!
ノルウェーを代表するポーレッグ(パンに塗る具)のひとつ
トマト味のサバ缶ではないですか


(ホームページの説明文によると発売は1958年頃らしい)

へえ〜
今は日本でも手に入るのね
知らなかった

でもやっぱり輸入だからお値段はちょっと高めで税込375円
ノルウェーのスーパーではだいたい18krくらいなので200円ちょっとかな

何気なく手にとって裏の日本語のラベルを見てビックリ

「原産国 スウェーデン」

えっ、どうして?

「ノルウェーの海で獲れたサバを使用」

とも書かれているけど
これではスウェーデンの製品みたいじゃない?
ひょっとしたらこのノルウェーのメーカー
お隣スウェーデンにも工場を持っているのかな?

いずれにしてもノルウェーの製品だということがわからない表記で
ちょっと残念…


(画像はOrklaのHPより)

ちなみに本国ノルウェーではいろんなタイプがあります
缶だけでなくチューブや使い切りの小分けタイプもあるし
味もサルサ風とかバジル風味とかトマト味ではないただのオイル漬けとか
でも1番売れているのはこのシンプルなトマト味だと思います

それから
お店では他にノルウェーのknekkebrødも見つけました

knekkebrødはなんと訳したらよいかよくわからないけど
乾パンというかクラッカーみたいな感じ?
でもたいていは栄養価が高くて
れっきとした食事用のパンです



少し前までは
日本のお店でノルウェーの製品なんてほとんど見かけなかった気がするので
少しはメジャーになってきたのかな

次に日本に上陸するのはなんだろう?
チーズやジャムなんかもなかなか美味しいんだけどなー

Hytte待機

2020-03-18 22:56:33 | 一時帰国 temp. return
ほんの2週間前
ノルウェーから日本への一時帰国は
安全な場所からわざわざ危ない地域へ行く、というふうに見られていました

でもあっという間に状況が変わって
いまやヨーロッパがコロナウィルスパンデミックの中心地と言われています

日本のメディアでは北欧についてはほとんど見聞きしませんけれど
ノルウェーの感染者は1500人に迫り
ありとあらゆる場所が閉鎖
原油価格の下落も加わり経済活動が大打撃を受けています

フィンエアーも大幅な減便を決定
現時点での4月運行予定便はフィンエアーウェブサイトによると…




少ない…
そして長距離便はなんと東京のみ
もしかしてオリンピックが予定されているから…?

オスロは国境封鎖が解除され次第の運行再開となるようです
フィンランドも国境管理強化を始めたし
予定通り戻れるかどうか全くわからなくなってきました



そんな状況にもかかわらず
ちょっとずっこけるような話も聞きました

ノルウェーでなんと「自宅待機」と言われて
「hytte待機」をする家族続出で問題になっているのだとか

hytteは日本語で言うと別荘のようなものですけれど
すごく簡素な山小屋タイプからラグジュアリータイプまで様々
でも基本的には大自然の中にあって
休暇は家族でhytteで過ごすというのはごく一般的です

自宅待機しなければいけなくなって
どこへも出かけられないならいっそhytteへ行こう!というポジティブ思考なのか
はたまたhytteのほうが安全と考えたのかはわかりませんが
この発想、日本人にはないですよね…

国にしてみれば
そんな所で発症されたら医療従事者を派遣できないため
すみやかに自宅に戻るよう要請していますが
なかなかうまくいかずとうとう軍を派遣することになったとか

いくらノルウェー人がhytte好きとはいえ
ちょっとビックリ

ちなみに相方から届いた自宅の様子は相変わらずです



森に住むシカにとっては
世は全て事もなし、かな

ヒコの散歩で思うこと

2020-03-10 15:12:56 | 一時帰国 temp. return


今年1月に11歳になったヒコ
首のあたりがモフモフとしてきたよね
太った…?
いや、たるんできた…?
いや、カンロク?

でも毛ヅヤは相変わらずいいよねー



朝の散歩でも
地面にうつる影が短い!
この太陽の光の強さがうれしい〜



来る前から日本ではマスクが不足していると聞いてはいましたが
公園をひとりで犬の散歩をしている人までマスクをしているのを見ると
ちょっと異様な感じを受けます

みんなちょっと風邪っぽいの?
それとも予防のためなの?
それとも単に花粉症なのかな?

それにしてもマスクをしていない人が全くといっていいほどいないので
やっぱりちょっとコワイ…

ノルウェーでは予防のためのマスク着用は推奨されておらず
逆効果との意見もあるほどでしたし
少しでも風邪の症状がある人は仕事を休むのがもともと当然なので
接客業の人でもマスク姿というのはありえませんでした

でも日本ではよほど具合が悪くなければ
仕事を休みにくい雰囲気ありますもんね…

わたしも会社員だった頃は
咳や喉の痛みで仕事を休んだことはなかったし
病院で注射してもらって熱を下げて職場へ向かったりしたこともありました

そういうの
ずっと当たり前だと思って何十年も働いていましたけれど
いつの間にか北欧のプライベート重視のライフスタイルに慣れてしまったのか
日本の「風邪気味なのにマスクをしてまで仕事に行く」ということ自体が
見直されるべきのような気がしてなりません



たとえば少しくらいいろいろなサービスの質が落ちたって
(もともとハイレベルすぎるサービスですし)
働く側の人が気兼ねなく仕事より自分の体調や家族を優先できる
そういう方向に進んでいってくれたらいいな



あ、でも
動きたくない気分の時はテコでも動かないヒコちゃんにはね
もうちょっと仕事(散歩)に協力してもらえるとうれしいんだけどね…

ボランティアカフェ

2020-03-08 19:21:38 | ノルウェーの村で bygd
今年に入ってうっかり参加することになってしまった
村のストア再建に向けてのワーキンググループ

当初は「ストアがつぶれた」ことが村人にとっての大問題で
店を再開することを目的として結成されたグループでした

でも実はそれは問題の一端で
調べていくとその裏には
ストアを含む建物全体を所有管理する親会社の経営破綻という
負債の規模も大きければ再建もさらに難しいさらなる大問題があったわけです

経営陣のほとんどはよそ者、つまり地元の人ではなく
数年前にストア以外の家賃収入がなくなって以来
経営を立て直すための策をほとんど講じていなかったとシレッと認めています


(入口を入って右半分がストア、左半分は何年も使われていなかった建物)

赤字続きなのに出費は一向におさえず限界まで借金をふくらませて
ストアが倒産すると同時に
ハイ、もう親会社も続けていくの無理でーすとお手上げ
臨時株主総会を開いて会社を解散するという決議案を可決させました

そんなわけで
ことは単にストアの再開では済まず
新しい親会社を設立して建物自体を黒字経営することが必要
そのための家賃収入先のひとつとしてストアをスタートさせることになります

そんな大がかりなこと
ただの村の有志にできるのか…

すべての権利が銀行に移行するまで3ヶ月間しかありません
グループは銀行との話し合いを重ね市長会議に支援を求め
保険会社、電力会社、ゴミ収集会社などと面会して費用削減の手がかりを探し
税理士や企業支援団体などからアドバイスをもらい…

そして村の人を集めてのミーティング
調べたことを報告して
新しい会社を設立するためにいくらなら出資してもらえるかのアンケートと
開いている空間を有効利用するためのアイディア募集

みんな10年ほど前にこの建物を建てるときにできるだけ投資して
そしてそのお金を失った人たちです
にもかかわらず合計で250,000クローネ(約300万円)の出資が見込めることに

今いちばんの課題は
新しいストアの経営者を見つけること

なのですが
地元紙に広告を出そうにも
インターネットの求人広告を出そうにも
結構な費用がかかります

なんといっても有志によるボランティアのグループですから
資金ゼロでのスタート
遠方への移動などもみんな自分持ち

そこへ救世主のごとく
コーヒーとお茶菓子を売るカフェをボランティアでやらせてほしいと申し出てくれた
とても親切な地元の年金暮らしの主婦2人

そもそもストアの入っていた建物の一角には認可の取れているキッチンがついていて
食器も調理器具も必要なものはおおよそ全てそろっているので
材料さえ買ってくればなんでも作れます

そうと決まれば善は急げとばかりに
翌週月曜日にはさっそくオープン
そして連日の大盛況


「Sunndalsporten(建物の名前)で人気のカフェ」


「活気にあふれるSunndalsporten」

地元のローカル紙の表紙と中央見開きページに
どどーんと記事が出るほど

そうなんです
村の人たちはフラッと立ち寄って知り合いと話をする場所を
とても恋しがっていました

急場しのぎの手書き貼り紙しか出していないにもかかわらず
通りがかってテイクアウトしていく仕事中の人や旅行者もそこそこ入ってきます

人件費ゼロなので
売上から材料費を引いた分がまるまる利益になり
あっという間に広告費を作ることができました


(カフェの外でバスを待つ幼稚園キッズ)

と、ここまでで
わたしは日本への一時帰国のために1ヶ月間お休みをもらいました
順調に行けばわたしが戻る頃には次のステップに進んでいるはず

途中でノルウェー語強化合宿の様相を呈してきて
精神的にめげそうになったワーキンググループの活動でしたが
離れたいまとなっては良い思い出…と言えなくもないかも
(戻ったらまた続いていくかもしれないことは今は考えないようにしよう)

ところで
おとなりスウェーデンでも似たようなケースがあって
ヨハンセンさんのブログにて経緯を垣間見ることができるのですが
これがまた勉強になります
今後も注目!

OGPイメージ

『(半)無人スーパーマーケット』可決されました。

本日の旦那さん作の朝ごはん。 怖いわ。 村にあったスーパーマーケットが倒産したのは2019年12月のことでした…

スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記

 

ヘルシンキから成田へ

2020-03-06 14:45:19 | 一時帰国 temp. return
前回の続きです

オスロ空港で定刻を少し回った頃に搭乗が開始されたので
ほっとしたのも束の間
全員着席してゲートがクローズされたあとで機内アナウンスが

「ヘルシンキは悪天候のためまだ離陸許可が出ていません
1時間半ほど待つことになりそうです」

ええー!
乗り継ぎ1時間50分しかないのに!

もしかしたらヘルシンキで1泊
いや下手をしたらそれ以上足止めになるかも…

両親に連絡するとしたら
ヘルシンキに着いてからだと夜中になっちゃうから
とりあえず息子にLINEして伝えてもらうか…
(両親はスマホを持たず家にPCもインターネット環境もなし)

もしも翌日の同じ便に振り替えになったら夕方の出発だから
いっそ半日ヘルシンキ観光でもしようかしら…
ああ、でも日本に合わせてスニーカーで来てしまったから
雪の中を歩くのは厳しいかも…
いっそブーツを買っちゃおうか…

でも待てよ
ヘルシンキから成田行きの便にも遅れが出てたりして?
間に合っちゃうかも?

などと
頭の中をいろいろな考えがひとしきりグルグルと渦巻いて
でもまあなるようにしかならないし、という心持ちに落ち着いたところで
旅の友の文庫本で時間をつぶすことに



この本は本当に心に染み渡る文章で満ちていて
ささいなことでイライラしたり落ち込んだりすることから解き放たれる
わたしの人生のバイブルなんですが
まさに今のような状況にはピッタリ

星野さんの静かな語りに癒されているうちに30分ほど経ち
ふたたび機内アナウンスが入りました
状況が改善しあと30分ほどで離陸できそうとのこと

おお!
1時間の遅れならなんとか乗り継ぎ間に合うかも!?

それにしても
ヘルシンキでは何か食べたりする時間はとてもなさそうなので
オスロでコーヒーとクロワッサンで軽くランチを済ませておいてよかった


(しばらくノルウェーの美味しいコーヒーもお預け)

結局
定刻から1時間15分遅れて出発
乗り継ぎに間に合うかどうか微妙なところでしたが
ヘルシンキまであと少しというところで
乗り継ぎ便についてのアナウンスが入りました

それによると成田行きは「ゲートへ急いでください」とのこと
「係員に申し出てください」の便もいくつもあり
これらは残念ながらもう間に合わなかったということだと思います

念のため通りかかった乗務員さんにも確認しましたが
「成田行きの機体は待っていますのでだいじょうぶ」と言われ
念のため機内誌の空港見取り図でゲートの場所を確認

ヘルシンキに着陸したのは成田行きの出発時刻の30分前で
預入荷物もちゃんと積み替えて同じ日に成田に着くのか少し心配になりつつも
とにかく急いでパスポートコントロールへ


(立ち止まらずに撮ったのでブレてます…)

通路の中央には急いでいる人用に道を空けるサイン
ありがたい!

わたしの近くを
同じように急ぎ足で同じ方向へ向かうノルウェー人の年配の夫婦がいて
なんとなく仲間がいるようで心強く
ゲートを通って機内へ足を踏み入れるときには
お互いに息をはずませながら目を見合わせて笑顔になりました

機内は予想していた以上に空いていて
わたしの隣の2席も空席でした
こんなこと初めて



やっぱりコロナウィルスの影響ですよね、これって…

予約した座席は通路側でしたが
乗務員さんに聞いたらいいというので窓側の席に座ることにしました

わたしたちを含めて遅れて搭乗した人たちが結構いたようでしたが
全ての搭乗が済んでもなかなか機体が動き始めません
するとなにやら外で大きな音が



雨粒でほとんど見えていませんが
クレーン車のようなもので何か液体を翼に吹き付けて
雪だか氷だかを溶かしているようです

しぶきとスモークで辺りの視界はすごく悪いし
でもきっと急いでやらないといけない作業だろうから
オペレーターにはきっとすごく技術が要求されるに違いない

最終的に飛行機は定刻より小1時間ほど遅れて離陸
チケットには所要時間9時間半と記載されていましたが
実際には8時間45分(早い!)でしたので
到着予定時刻を10分ほど過ぎた翌朝10時すぎに
無事成田に到着しました



久しぶりに窓側の座席に座ってみて
やっぱり飛行機の窓から外の景色を見るのはいいなーと思いました

夜には低い位置にカシオペア座がWの形に見えたり
(北側の窓側だったので)
ときおり眼下はるか彼方に小さな街の灯りも見えたり
(ロシア上空あたり)

日本が近づくと太陽が高くて
ああ、帰ってきたなーと思いました



ただいま!

ガーデモエン空港へ

2020-03-04 12:54:22 | 一時帰国 temp. return
オスロの空港までは電車に4時間半乗って行きます
途中、めずらしい野生動物のモスクスが住むことで有名なエリアを通るので
いつもなんとなく窓際の座席を予約するのですが
このたびはわたしの席に先に太ったおじさんが座っていたので
通路側に座って目的地まで行きました

どうしても窓側に座りたいと言えば
もしかしたら席を変わってくれたかもと思うんですけど
というか自分の席に戻ってくれたかもと思うんですけど

「わたし、120番(窓側)のチケットなんですが」

と最初に言ったら

「ぼくは119番(通路側)」

と言ったきり立とうとしないので
しかも足も肘もおもいっきり通路側の座席の2割くらいまで占領している姿勢を
正す様子もまったくないので
こんな太ったおじさんと窓の間に挟まれて座るより通路側の方がマシであろうと
おとなしく通路側に座ることにした次第です

しばらくして文庫本を読んでいたら

「それ中国語?」

と無邪気にたずねてきたおじさん

「いえ、日本語です」

と答えると

「わかんないよ〜」

と苦笑い

悪い人ではもちろんなさそうなんですけど
おじさんの肘が脇腹に刺さってきてリラックスできないので
途中の駅で人が降りたのを見て空いている他の座席に移りました



電車はいつもと同じように混んでいて
犬連れ、ミリタリーのおにいさん、スキー板をかついだグループ
おしゃべりし通しのおばちゃん2人連れ、などなど
いたって普通の雰囲気

マスクをしている人も1人もいませんし
あれ?コロナって夢だった?というくらい普通

空港へ着くと外は雪
スニーカーなのでなるべく濡れないように足元に気をつけながら
シャトルバス乗り場へ向かい無事ホテルにチェックインすると
ロビーそばのレストランが今まで見たことのない大勢の旅行客で大混雑
みんなすごく至近距離でおしゃべりと飲食を楽しんでいて
あれ?コロナって夢?とまた思ってしまいました


(ホテル前にある地味なマクドナルド)

部屋に入って一息ついて
オンラインで翌日のフライトのチェックインを済まそうとしたら
なんとエラーメッセージが

いわく

「ヘルシンキへのフライトは空港のカウンターで手続きしてください」
「東京へのフライトは乗り継ぎの空港でチェックインが必要です」

えー!なにー!
ずっとコロナに気を取られてそっち方面の情報ばかりをチェックしていたんですけれど
まさかのヘルシンキ大雪情報
欠航決定の便の一覧がホームページにズラリ

幸いわたしの乗る予定の2便は就航予定にはなっていますが
油断できない…
予備の着替えと洗面用具をスーツケースから手荷物に詰め替えて
念のため日本の息子に遅れる可能性がある旨連絡をして
様子を見ることに



翌朝
フィンエアーからSMSでエレクトリックボーディングパスが送られてきて
ひとまず安心

でもいつもより少し早めに空港へ向かいます



なんだかバスがガラガラで少し不安…

でも空港に着くと普段どおりの混み具合というかすき具合というか
まるでいつも通り


(目新しい妙なオブジェがあったくらい)



そしてやっぱり誰もマスクとかしていません

最初の便が予定どおりボーディングを始めました
ヨシ!いけるかも!


今年のヘルパー

2020-03-03 16:34:44 | ノルウェー山暮らし fjellgård
去年も一昨年も2月に息子が友人と一緒にやってきて
薪を作る作業を手伝ってくれたのですが
今年は息子の都合がつかず相方は少々がっかり…

ところが!
ひょんなことから日本から交換留学生としてノルウェーに来ている
高校生の男の子と知り合いになり
週末をうちで薪割り体験をして過ごすことに



木を薪にちょうど良い長さに切って丸太にするカッティングマシーンと
丸太を割るスプリッターの両方の説明と実演のあとは
ひたすら割っては運ぶという地味な作業



はじめのうちはいいお天気だったのですが
雪がちらついたり軽く吹雪いたりするようになると

「ゆ、ゆきが、目に入って…」

と若干弱腰なところを見せていた青年ですが
がんばって最後まで相方の仕事の手伝いをしてくれました

帰るときには

「面白かったです。また来たいです」

と言って相方の運転するトラクターに乗って去ってゆきました

来るときはわたしとATVの2人乗りだったので
乗り物のバリエーションもアクティビティとして楽しんでくれたかな



さて来年は一体どんなお手伝いさんが来てくれるのか?

530万分の25

2020-03-02 20:31:49 | ノルウェー Norge
ノルウェーでもコロナウィルス感染者が確認されています
今日の時点で25人

絶対数が少ないので一見少なく感じますが
人口比にしたら日本よりずっと多い計算
(クルーズ船の感染者を除くと、ですが)

でも
全員の感染経路が判明しているうえ
感染発生地域にいたことのある医療・福祉関係従事者には
症状の有無にかかわらず2週間自宅にいるようにという通達も出されていて
今のところコントロール下にあるように見えます


(コロナウィルスのニュースに使われるアイコンが日本のものに比べると強烈…)

もともと軽症の風邪なんかの場合は
病院へも職場へも行かずに家で安静にして治すというのが
ここではわりと一般的なのも
こういった事態では有効かと


(消毒液もまだ普通に買えます)

それにしても
学校の休校を提言した安倍首相に
マスコミや野党がやいやいと文句を言ったりしている日本のニュースを見るにつけて
そんなことしている場合じゃない〜と思わずにいられません

日本はもうすでにここでは
要注意エリアのリスト入りしていて
もしかしたら予定どおりノルウェーに戻れなくなるかもしれませんが
でも日本への一時帰国を取りやめないことにしました

万が一
事態が収束しなくて
ヨーロッパから日本への就航がストップするとか
日本へ行ったらノルウェーに入国できなくなるとか
考えたくありませんが非常事態に陥ったりしたら
日本へ行きたくても行けなくなるかもしれない

ノルウェーの山の家にいるほうが安全だとしても
日本にいる家族のことを心配するだけで何もできないよりは
家族と一緒にいたほうがいいと思う

と相方が背中を押してくれたおかげでもあります

無事に何ごともなく日本で1ヶ月過ごして
予定どおり戻ってこられたら
ちょうどイースターホリデーの頃かな


(町はすでにイースターグッズだらけ)

注意書

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