東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

Norskkurs, uke5-6

2016-04-23 12:15:37 | ノルウェー語 norsk
4/11(月)~4/22(金) うち1日学校休み
テキスト Her bor vi 1, Kapittel 6
コピー教材 Håndbok i grammatikk og språkbruk, Substantiver
プリント Fisken var full av søppel / Homofile får gifte seg i kirka

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今週から先生が一人かわりました
月・水・木担当の先生は同じですが
火・金の先生が若い男性から29歳の女性教師になりました
どうやらこの先生は産休で休んでいたらしく

「仕事が大好きなの。戻れて本当に嬉しいわ」

との言葉通りとても熱心

ちなみに赤ちゃんはまだ11ヶ月で
いまは彼女と交代してパパが育休中だそう
さすが北欧ですね

以前の先生の授業はほとんどがゲーム形式で
お遊びみたいなものが多かったのですが
この先生が戻ってからは本格的に文法を教えてもらえることになり
教材も少しレベルアップ

ところで前回少し説明があったテストですが
気になったので時期を聞いてみました
そうしたらなんとテストは最後に一回受けるだけとのこと
どのレベルを受けるかは個別に先生と相談して決めるそうです

易しいレベルから順番に1個ずつ受けるのかと思っていたのに
一発勝負とは!

地域によってホントいろいろと違うんですね

できればNivå B1(旧Norskprøve3)を受けたいけど
テストは12月と6月の年2回実施なので微妙です

どう微妙かというと
12月では早すぎる気がするし
かといって来年の6月までだと長い…

義務の600時間の授業をこなすためには実質40週通う必要があり
40週といえばいろいろな休みを差し引くとちょうど1年

なので
3月の2週目からスタートしたわたしは
来年の3月頭には終わるだろうと勝手に思っていただけなんですけどね

学校は楽しいし有意義ですが
何と言っても自宅から通えないのが難点
自宅と知人宅を毎週行き来するのはけっこう大変なので
(特に雪のある時期)
できるだけ早く終わらせたいのです

がんばって勉強して12月に試験を受ければいいのか⁉︎



図書館で借りてきた子供向けの絵本 "KUBBES ALBUM OM ALT"



レベルがちょうどいい

茹で時間

2016-04-20 21:24:33 | ノルウェーの食べもの mat
ひとり暮らしを始めた18の頃から
長らく家事をやっていますが
じゃがいもの茹で時間をはかったことは一度もないと思います

時間をはかるのはパスタや麺類を茹でる時と
お鍋でご飯を炊くときくらい
あとゆで卵を作るときにもちょっと時間を気にするかも

じゃがいもなんて適当に茹でて
竹串とかを刺して柔らかくなってればヨシってことで

ついでに言うと
たいていは皮をむいて切って水にさらしてから茹でます
たまに丸ごとラップに包んで電子レンジでチンしてから皮をむくこともありますが
熱いし手が汚れるので滅多にやりません

一方
相方はじゃがいもを茹でるときは必ず
分刻みで時間をはかっています
そして100%皮付き丸ごと茹でています

ノルウェーではじゃがいもは主食とみなされていて
肉や魚を盛り付けたお皿に
丸のままの茹でたじゃがいもが景気良く添えられていれば
その他にパンなどを食べることはしないので
多分相方方式が普通なのだと思われます


(注※ニンジンの隣の細長いのはじゃがいもではなくまた別の根菜)

わたしにとってじゃがいもは
ニンジンや玉ねぎと同格の常備菜のひとつでしかありませんが
確かにここではスーパーの売り場でも
広いスペースに多種多様のじゃがいもが売られているので
多分「別格」なんだと思います

いま平日だけ住まわせてもらっている知人(バツイチ独身中年男性)宅の冷蔵庫にも
他には何の野菜も入っていなくてもじゃがいもだけはあるし

キロ単位のじゃがいもが入った袋には
まるでパスタのように茹で時間が記載されていて
裏面に「完璧な茹で方」のレシピがあるもまで





まあ
主食としてのじゃがいもは相方が自分でキッチリ茹でて皮をむいて
自分のお皿に盛り付けるところまでやるので
なんでもいいんですけど

ちなみにわたしは毎日白米を食べます
電気式の4口コンロのうち大と小をそれぞれMAXとMINにセットして
大きい方で沸騰するまで一気に加熱したら小さい方に乗せ替えて
12分経ったらコンロからおろして10分蒸らして出来上がり



そうか!
日本人がご飯を美味しく炊くのにこだわるのと同じ、ということですかね


午後9時の夕陽

2016-04-13 23:47:13 | ノルウェーの町で tettsted
とにかく日が長い今日この頃

週末を山の自宅で過ごしたあと
日曜日の夜に下山して町へ向かうのですが
夜の9時が近いというのに外はまだ明るくて
山のてっぺんには陽が当たっています



冬の間は極端に日照時間が短い北欧
そのぶん夏は真っ暗な時間が少ないわけで
春分から夏至までの間にすごい勢いで日がのびます
今の時期はだいたい1週間に30分くらいのペース

日曜日の夜から友人宅に5泊して
平日わたしは学校へ、相方は職場へ通い
金曜日の午後自宅へ帰るというサイクルなのですが

町はすっかり春モードで
あちこちで花も咲きはじめているのに
自宅付近はまだ雪がたくさん残っていて
夜には気温が氷点下まで下がることも

2つの季節を行ったり来たりで
軽くタイムトラベル気分です

でもこの前
町の知人宅にいるときに
ゴゴゴゴーと大きな音がして外を見たら



雪崩でした

町とはいえ周囲は山だらけ
そして上の方はけっこう雪が残ってるのね
やっぱりまだ春じゃないか…


猫たち

2016-04-11 21:59:28 | ノルウェーの動物 dyr
平日の間だけ住んでいる知人宅の2匹の子猫が
日増しに大きくなっています

そして
わたしと相方にもかなり慣れたようで

ひざの上に登ってきたり



ソファで寝てると乗っかってきたり





勉強しているとノートの上で寝そべったり



んっ?デジャビュ…



そうそう「動物のお医者さん」で見た光景

でも普段は2匹で遊んでいることが多い仲良し姉妹です










日本から持ってきて本当に良かったもの

2016-04-10 22:28:07 | ノルウェー山暮らし fjellgård
渡欧に際して
これは要るだろう!と確信して持ってきたものは
けっこうたくさんあります

こちらで入手困難な日本食材はもちろん
お茶碗やお椀や木の爪楊枝
そばがらのマクラも持ってきました

でも
いま意外にも活躍しているのは
スキーウェアです

日本でもう10年以上前に買ったスキーウェアは
かれこれ10年くらい着ていなくて
息子が中学生の時にスキー合宿へ行ったときに使ったのが最後

以来ずっと押入れで眠っていたのを
年末の引越しの際に
捨てるのももったいないしノルウェー雪だし一応持っていくか
という軽い気持ちで持参しました

極寒対策のしっかりしたダウンジャケットやブーツも
もちろん持ってきたんですけど
それらはどちらかというと町で暮らす向き
山の一軒家ではスキーウェアの撥水性と機能性がすごく重宝して
使用頻度ナンバーワンです

加えて
ここでは上着は引っ掛けておくことが多く
たたんでしまったりハンガーにかけたりするのは稀です



こんなに要る?というくらいたくさんぶら下がっている
各種用途の上着は全て相方のもの



白っぽいジャケットと黒のズボンがわたしのスキーウェア

とにかくなんでもぶら下げる







ぶら下げすぎでしょ…



あ、鍵はこれでいいのか

話がそれましたが
基本ぶら下げ方式のここでは
常時フックに引っ掛けておいても大丈夫な
しっかりとしたループが付いているアウトドアウェアでないと
服が駄目になりそうなので
そういった意味でもスキーウェアは最適

ちなみに玄関ドアの外にも何やらぶら下がっています



板と針金が付いたえんぴつ

板には "Skrive her(ここに書いて)" と小さく書いてあって
留守の時に訪ねてきた人がメッセージを残せるしくみ

家に帰ってきてここに伝言があったら
なんだか嬉しくなりそうです






Norskkurs, uke3-4

2016-04-10 12:20:45 | ノルウェー語 norsk
3/29(火)~4/8(金)
テキスト Her bor vi 1, Kapittel 6
プリント Hva gjør du i fritida? / Fritida til Mali

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イースター休暇が終わり
2週間が経ちました

ようやくというかあっという間というか
学校に通い始めて1ヶ月

英語の通じないクラスメイトと
片言のノルウェー語で話したりするようにもなって
なかなか楽しい毎日です

今週は
いずれ受けることになるノルウェー語テストの説明が少しあったり
そのテストを想定した授業があったりして
先生もなんとなく今までより本気モードっぽい感じ

もともと12月スタートのクラスなので
最初から授業を受けている生徒にとっては4ヶ月経過しているわけですから
そろそろ最初のテストの時期かも?

最初のテストは
読む・書く・聞く・話す・会話する(複数で)の5種類が
それぞれ20%ずつのウェイトだそうで
そのうちの「話す」については
与えられた写真について説明するらしい

ここで先生が強調するのは
質問に答えるわけではなく自分で考えてしゃべらないといけないという点
写真にはほぼ人物が写っているので
いわゆる5W1Hを自問自答して文章をひねり出します
想像力も要りますね

そのせいか
授業では主にテキストではなく
先生が用意してくれる他の教材を使っています

配布されたテキストはほぼ全編が会話形式なので
生活する上で実用的ではあるものの情景描写は少なく
テストの「話す」科目向きではないのかも

そのほかわたしのクラスでは
隔週1日パソコン室で作文の時間もあります
8GのUSBメモリーを1人1個配布してもらっているため
自宅や図書館などでも作業できます

最初は自己紹介文(名前、年齢、出身地など)
その次は暇なとき何をするか(趣味について)
そして先週は母国について作文を書きました

ええと、日本について…
いま人口ってどれくらいだっけ?
ロケーションは東アジア?
オリンピックのこととか書けばいいかな?

ネタに悩んでなかなか進まず次回に持ち越しです





















オーロラ予報High+

2016-04-07 13:18:27 | ノルウェーのオーロラ nordlys
山の一軒家の自宅へ戻っていた週末の夜
テレビで「007慰めの報酬」を観て
さて寝ようかと2階へ上がったら
窓の外が明るい…

最近天気が悪くてずっとチェックしていなかったのですが
この日のオーロラ予報は10段階のうちの7でHigh+
オスロまで届く勢い

窓から見える北の空だけでなく
天井(?)まで広がっていたので
外に出てみました

東西の地平から
まるで炎のようにメラメラと立ち昇る緑色の光は
天空でひと続きになっていて
その巨大なアーチの真下から見上げると
光のカーテンが絶え間なく降りそそいできます


(西の空 : 相変わらずブレブレですがやや南に向けて光が昇っています)


(真上 : 北斗七星よりも南に光の帯)


(東の空 : 少し曇り)

光はそれほど強くなく
北と東の空には雲がかかっていたにもかかわらず
とにかく動きが活発で広範囲にわたっていたので
イリュージョン感というか3D感というか
この世のものならざる感じがすごかったです

昔の人が凶兆として怖れた気持ち
すこしわかる気がしました



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