東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

部屋探し 2

2012-01-30 22:15:07 | 引越し moving again
息子の通う予定の高校は
相模原市と町田市の境い目あたりにあります

当初の希望は
自転車通学圏内でしたが

JR横浜線の沿線で
駅から徒歩ですぐなので
ちょっと考えを変えて
2~3駅だけ電車通学するのはどうかしら?と
息子に聞いてみました

意外とアッサリ
それもいいなーとの答え

それで
沿線の他の駅近辺まで範囲を広げて
探してみることに

ヒコちゃんがいるので
できれば今と同じ一戸建てが一番いいのですが

どうやら
田舎と違って
賃貸のための小さな戸建て住宅なんていうものは
存在しないに等しいらしく

貸家で検索して見つかるものは
4LDK以上の大きな住宅がほとんどです

それほど大きな家はいらないし
そもそも家賃が高すぎます

ごくまれに
3DKくらいの貸家で手ごろな値段のものもヒットしますが
たいていは駅からバスで20分以上かかる場所です

アパートやマンションなら
ほんの少しでも占有地のある1階がいいし
それも無理なら
せめて広いバルコニーで
ヒコちゃんが日向ぼっこできるところがいいよなあ

学校の最寄駅だけでなく
何駅か電車を使うことも検討して探してみたのですが
やっぱりどこの駅でも似たり寄ったり

結局つきつめると
通学に不便だけど静かな一戸建てか
通学に便利だけど環境のイマイチな集合住宅か
どちらかを選ぶことになりそうです

思い返してみると
いままで川崎や横浜に住んでいたときは
すべて集合住宅でしたが
もれなく静かで開けた場所だったので

建ぺい率のやたら高い密集した住宅地や
JRの線路や幹線道路に近く
しじゅう音の聞こえる場所では
とても落ち着いて暮らせる自信がありません

思った以上に
めんどうくさい今回の部屋探し

でも

初めて一人暮らしを始めた18のときに
何かで読んだ
「部屋探しは、諦めずに探せば必ず見つかる」
という言葉をふと思い出しました

今まで自分の意思でした引越しは
6回を数えますが
そのどれも
最後には気に入った住まいを見つけることができたので

つぎはラッキー・セブン
たぶんそのうち見つかると思います

ね、ヒコちゃん


部屋探し

2012-01-30 21:53:56 | 引越し moving again
バタバタと
息子の推薦受験と
その後の手続きに明け暮れて
あとは3月の入学説明会だけになりました

それまでに
部屋探しと仕事探しです

住まいは学校へ自転車で通える場所、と
決めていたのですが

いざ
インターネットで物件情報を見てみると
これがなかなかムツカシイことがわかりました

ペット可物件であることと
駐車場が確保できること
この2つは絶対条件なのですが

家賃の上限と
面積の下限を決めて検索すると
ものすごーく少ない!!

予算に関してはやはり
駐車場代がネックです

横浜線沿線で
駅まで徒歩圏内では
1万円前後は確実にします

ああ…
これが都会の相場だったっけ

いま住んでいる町では
駐車場なんていうものは
どこにいってもタダで

でかけるのに
駐車場の心配というものを
する必要がありません

買い物でも美術館でも
ファミレスでも銀行でも
だだっぴろい無料の駐車場が必ずあります
(車庫入れもとてもラク)

賃貸物件でも
1~2台分が無料でついているのが当たり前

そもそも
駐車禁止の道路が少ないのですが
路上駐車をする必要がまずないので
路上駐車、という概念すら忘れてしまいます

それで
すっかり忘れていたのですが

そういえば
川崎に住んでいたときには
どこに出かけるにもまず駐車場を調べていたし
百貨店では買い物の金額に応じて
決まった時間だけ無料というサービスが普通だったのでした

あちこちにコインパーキングや立体駐車場があって
安い場所を探して時計とにらめっこしながら
用事を済ませていました

そのほかにも
車が多くて
信号が青なのに進まない、とか
またすぐ信号、とか

ストレスたまりそうです…

話がそれてしまいましたが
かように駐車場付きの物件探しは
先が暗いのでした

つづく

手編み

2012-01-21 13:57:52 | 旅行 travel
ノエウェーでいただいた
プレゼントのひとつが
手編みのミトンと帽子でした

手袋は一応持っていっていたのですが
帽子はなかったので
さっそく大活躍

特に
スノーモービルに乗る際には
必需品でした

その後
あるお宅を訪ねたときに

「寒いからよかったらこれをはいて」

と借りた靴下も
ミトンと似たつくりの手編み



これって
ノルウェーの伝統的な模様かな?

帰りに
とても暖かかったです、と言うと

「よかったらどうぞ」

と気前よくプレゼントしてくれました

そしてなんと
他のお宅でも全く同じように
家に入るときに靴下を貸してくれて
帰りにそのままいただいたのですが



わたしのくつしたが
よほど薄くて寒そうに見えたのかなあ…?

お互いさま

2012-01-21 13:39:52 | ヒコ our dog HIKO
あたし
おにいちゃんのことがとてもスキなの

ごはんを食べているときには
腕の下から入り込んで
できるだけそばにいることにしているの

そうすると
ときどきなにかいいものを
ちょっとだけ食べさせてもらえることがあるの

おにいちゃんのそばで寝るのも
あったかくてスキ



でも
おにいちゃんはときどき
あたしをマクラとまちがえてしまうの



だからあたしもときどき
おにいちゃんをマクラにしてみるの



これでおあいこね!

Tooth Fairy

2012-01-16 22:08:48 | 映画 movies
ノルウェーからの帰りの飛行機で見た
3本の映画のうち

いちばん期待せずに見て
いちばん楽しかった映画です

欧米では
小さな子供の乳歯が抜けると
それを枕の下に置いておくそうです

そうすると
夜の間に「歯の妖精」がやってきて
歯を持っていくかわりに
1ドル置いていってくれる、のだそう

そういえば
わたしの息子が小さい頃も
保育園で聞いてきたのだったか
同じことをしていました
(1ドルはナシですが)

この映画は
人生いろいろ思うようにいかなくて
ついつい小さな子供に
「歯の妖精なんで本当はいないんだ」
と口走ったばかりに

妖精たちの怒りを買い
ホンモノの歯の妖精として働くことになった
ごついアイスホッケー選手のお話



妖精たちの羽は
かなり作り物じみてますが(笑)



でも
ちょっとだけファンタジーとユーモアの混じった映画は
わたしの好みです



最後はもちろんハッピーエンド



少しだけ現実逃避したい気分のときに
オススメです

フィヨルドの国

2012-01-14 13:22:45 | 旅行 travel
ノルウェーで
いちばん印象的だったのが
山、です

わたしが滞在したのは
オスロから車で約6時間くらい北のほうに行ったところにある
フィヨルドの近くの小さな町だったので

その
フィヨルドを形成しているという
険しい山が
海からすぐ人々の暮らす家のすぐそばまで
そびえたっていました

一方向だけでなく
あっちもこっちも
山に囲まれているので
ちょっと孤独な気分になります

南側には特に大きな山があるせいで
この時期とても低い位置を通る太陽は
正午でも見ることができません

その日の天候が「晴れ」だとわかるのは
空がうっすらと青いのを見た時か
あるいは
陽の光が当っている
反対側の山の一部を眺めた時か、です



ほんのてっぺんだけ、とか



もしくは
少しは離れた場所に届いている
太陽の光

あそこまで行けば
太陽が見れるのね!

ちなみに
わたしが滞在していた家から
最寄の山までの距離は
ほんの500mくらい
(最寄のスーパーより近い…)



そうそう
玄関はなんとなくお正月らしく感じました



でも小さく
「メリークリスマス」と書いてあった…
クリスマスの飾りの続き?

わたしは子供のころ
雪国で暮らしていたので
大雪には慣れていますが
山の印象がずいぶん違うせいで
景色も新鮮な気分で楽しめました

滝も凍っています



それでも
雪景色の中ではいろいろな物が
よりあたたかく見える気がします



こちらは
隣の(?)町の
主にハンドメイドのお土産や
手芸用品、キャンドルなどを売っているお店



人口数十人ほどの小さな村で
1件しかない食料品店も
がんばっている感じ



よそのお宅の小鳥のおうちも
屋根の雪降ろしをしたくなりました



少し人気のない場所は
動物の足跡だらけ
多くは夜行性なので
昼間はほとんど姿を見られず残念…

夏は車で通れる道も
雪が降ると通れなくなる場所もあります

そんな場所へ行くために
スノーモービルに乗せてもらいました



一人だとドライバーさんの後ろの座席に乗れるそうですが
今回は2人だったので
うしろにソリ(荷台?)をくっつけて
そこに乗りました



これはかなり楽しいアクティビティでした
まがりくねった道なき道(にしか見えない)を
新雪を巻き上げながら
すばらしい運転でどんどん進んでいきます

かなりの斜度の登りと下りを繰り返し
手作りの(!?)小さな橋をいくつかそうっと渡り

ドライバーさんは
ときどき立ち上がって
スノーモービルの片側に重心をかけて
くるっとターン

何度か後ろのわたしたちが大丈夫か確認して
だんだんスピードをあげてゆき
約20分で目的地まで連れて行ってくれました

わたしたちには移動手段でしたけれど
これ
日本人環境客向けに商売にしたら
儲かるんじゃないかなあ…

ちなみに
ドライバーさんの本業は牛飼いでした


Crazy Stupid Love

2012-01-14 13:08:48 | 映画 movies
海外旅行の楽しみの一つは
機内で観る映画です

フィンエアーは
エコノミーでも座席毎にスクリーンがあり
観たいときに観たい映画を
好きなだけ楽しめます

行きに観たこの映画

楽しかったです!

ラストのあたりで
いろいろな関係の人物が
一同に会してしまって
大混乱、の場面では
声を殺して笑っていました

画像にはないのですが
13歳の息子役の男の子と
彼が恋する17歳の女子高生も
キュートでした

最近
子役に弱いんだよなあ…

リレハンメル

2012-01-14 11:54:54 | 旅行 travel
冬のオリンピックで知られる
リレハンメルの町は
オスロ空港から車で2時間くらい北にあります

ノルウェーのなかでは
首都オスロの次くらいに知名度が高いと思っていたので
さぞかし大きな都市かと思っていたら
実際には人口が2万人くらいの
小さな町でした

こぢんまりした商店街(と呼ぶのか?)は
可愛らしいお店が並び
けっこう賑わっていました



これはジュエリーショップ
買い物をしたときにカタログをもらったのですが
ミキモト真珠が載っていて
ちょっと感動

お腹がすいたので
チャイニーズレストランでランチをいただきました



たぶん、ですが
酢豚的な味でした

ちなみに
ごく一般的な地元のプレートは

ベリーソースのかかった肉団子とポテト(写真左)



それから
白身魚のフライ(ムニエル?)のサワークリーム添えとポテト



とにかく
何にでもジャカイモがつくのですね

そういえば
ディナーに招いていただいたお宅で
クリスマスの伝統だという
羊を煮込んだ料理をいただいたのですが
つけあわせはやっぱり
ゆでたジャガイモでした

ちなみに
スーパーで売っているじゃがいもは
ほとんど皮が紫色で
最初ちょっとびっくりしました

皮ごと食べたら
ポリフェノールたっぷりで
身体によさそう…

ノルウェー

2012-01-14 11:02:06 | 旅行 travel
あけましておめでとうございます

えっ?遅すぎる?

すみません…

また初詣も行けていません
(もう無理?)

1月9日に無事帰国したのですが
翌日から仕事で
週末になってようやく時間ができました

ノルウェーは…

思ったほど寒くなかったです

そして
これはわたしの勉強不足ですが

日照時間がとてもとても短くて
いちにち中太陽を見ることができなくて
あやうく落ち込みそうになりました

朝起きて真っ暗
午前10時くらいになって
ようやくぼんやり明るくなって

でも
お天気が曇りだと
空はただうすいグレーか白
まれに水色の部分がチラリ

そして
3時半頃になると
もう暗くなってきます

ディナーにする?
なんて言われると
気分は午後6時

なぜかよくわかりませんが
わたしがお世話になったおうちでは
一日のうちで最もボリュームのある食事を
ディナーと呼ぶらしく
それは3時でも5時でも7時でもいいらしい

「夕飯」のイメージとは
ちょっと違うので
戸惑いました

でも
ある日の「ディナー」でいただいた
サーモンのスープは
とっても美味しかった!

最初のうち少し遠慮して
少なめによそったのですが
「サーモンをもっと食べなくっちゃ!」
と言われて
おかわりをしてたっぷりいただきました



そして食後は
場所を移してコーヒーとお菓子



なんでも
クリスマスにはどこの家庭でも
最低7種類のお菓子を用意するらしく
作ったり買ったりしたそれら大量のお菓子を
1月いっぱいくらいいただけるようです

この日はわたしの誕生日だったので
お手製のケーキまで作ってくれていました



ちなみに
室内の写真はどれも
オートでフラッシュがついてしまい
まるで蛍光灯下のようですが

実際には
家の中の照明はほとんど全部が白熱灯で
テーブルにはキャンドルが灯り
とてもわらかな雰囲気でした

あっ
フラッシュを切って撮ればよかったのか

気づくの遅すぎ…

注意書

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