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東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

灯油ボイラー

2009-03-04 01:35:01 | 準備 preparation for moving
3月だというのに関東は雪です
そして明日は(もう今日ですが)引越しです

荷造り、ギリギリセーフでなんとか片付きました
でも本当にギリギリだった…
沢山あったもろもろの手続きもなんとか最低レベルだけクリア
でもまだまだ残っています

そんななかで引越し間近になって急浮上した重要単語
それは「灯油ボイラー」
わたしの契約した物件は家主管理物件ということで
設備などについて細かいことは不動産屋さんからは聞いていなかったので
数日前に暖房器具を先に運んだ際に初めて気がついたのでした
給湯が灯油ボイラーであることに…

これはなに?どうすれば???と一瞬目が点になってしまいました
更に家の裏手にはやたらとコンセントが…
これらはきっと凍結防止のためのものと思われますので
とりあえず全部差し込めばよいのだとは察するのですが

大家さんがサービス業方面でお勤めの方なのと
わたしが荷造りに忙殺されていたせいで
なかなかタイミングよく連絡が取れなくて
ポイラーについて十分聞けないまま引越し当日となってしまいました

ボイラーに隣接されているオイルタンクをしげしげと眺めていたら
小さな目盛りがありました
どうやらオイルの残量を示しているらしく
針は半分くらいを指していたので
とりあえずすぐ使えることを信じて…
でも念のため近くの銭湯や日帰り入浴ができる所を調べてから
今夜は寝ようと思います

灯油ボイラーとは…
寒冷地、やはりあなどれない

引越し業者(続き)

2009-02-10 14:37:40 | 準備 preparation for moving
前回の続きです

さて、そんなことをしているうちに時間がどんどん過ぎて
そろそろ出かける準備をしないといけなくなってきました
何度も押し問答をした挙句、面倒くさくなったわたしは
「じゃあ、例えば消費税分を引いてもらえるならこの場で決めます」
と言ってみました
見積もり金額を提示した際のギリギリ感から
たぶんそう言えば諦めて帰ると思ったのでした

ところが予想に反して
「…ではちょっと上司に相談してよろしいでしょうか」
と携帯で電話をかけ始めたではないですか
わたしは干していた布団を取り込んだりして出かける用意を開始
やがて携帯をパタンと閉じた営業の方は
「すみません、もうこれ以上の金額はどうしても無理でした」
「ハイ、それじゃあ後でお電話しますね」
「そこをなんとか今決めていただけないでしょうか」

ええ~?また振り出し?
本当に時間がないのに…
だんだんイライラしてきました
「だって値引いてくれたら決めると言ったわけですから
 それが無理なら後でお電話しますよ
 そちらにお願いする可能性は決して低くないですから」
「…」
困ったわ、帰ってくれない
するとなんだか意を決した様子で
「すみません、ちょっと外でもう一度電話してもよろしいでしょうか」
よろしいんですけどもう時間があんまりないんです

営業の方が玄関を出て外で話をしている間に
さらに出かける準備をして
息子にも用意をさせて
ようやく戻った営業さん、また電卓を取り出しで計算をして
「それではっ、消費税込みでこちらのお値段で」
と、最初の金額から消費税分を引いた金額を提示されました

それはこちらの言い出したことですのでもちろん承諾しますが
なんだか心配になってしまいました
「本当にいいんですか?だって後でお電話して最初の金額で
 お願いするかもしれないんですよ
 そんな『決定』にこだわらなくても…」

でも彼にとっては何よりも『決定』が大事だったようです
結局その金額でその場で契約しました


その日の夜、改めて3社の見積書をよく眺めてみて
ちょっとびっくりしたことがあります
それは最初の2社が「2tロング車積み切り・作業員2名」に対して
最後の『決定』重視の業者さんの見積もりには
「2tワイドロング・作業員3名」
と書いてあったのです
この点は営業の方が特に説明をしなかった部分ですが
2名と3名では人件費にずいぶん差があるのでは?

ちなみに2tロング車の説明には「4.5畳分」
2tワイドロング車は「6畳分」とあります
さらに最初の2社は「積み切り」でしたが
3社目は「このお部屋にあるお荷物は全て積めます」
とも言っていました

こうしてみると
3社目の営業の方が最初に提示した金額自体
ぎりぎりどころか赤字だったのかもしれないと
思えてきました
「妥当な値段」なんて言って悪かったかも

それにしても気になるのが
2度目に外で電話していた内容です
会社の仲の良い同僚Sさんの推測によると
「消費税分を自分が持ち出すことにして
 奥さんに許可取ってたんじゃない?」

大変だなあ、営業って
引越しが滞りなく済んだら
たくさん褒めた口コミを投稿しようかな、と思いました

引越し業者

2009-02-10 13:47:24 | 準備 preparation for moving
先日、引越しの業者さんに見積もりをしてもらいました
もうあまりのんびりできないので
土曜日の午前中に時間をずらして
立て続けに3社に来てもらいました

最初の2社は全く同じ金額でした
会社の規模も同じくらいです
どちらにもなるべく安く上げたい旨お伝えして
2tロング車積み切り、作業員2名
積み切れない荷物があればわたしが自分で運ぶと
申し出ました

どちらにも、まだ他に見積もりを取るので
一両日中に連絡しますと言って帰っていただきました

そして3社目
荷物をチェックするまでは最初の2社と同じでしたが
それからが違いました
大きなかばんからパンフレットを取り出して
梱包が丁寧であることや作業員のレベルが高いことなどを
ひとつひとつ説明し始めて
いつまでたっても料金の話が出ません

そしてようやく電卓を取り出し
他の業者さんはいくらでしたか?と聞いてきました
ここは嘘を言っても仕方がないので
2社共通の金額をお答えしたところ
パチパチと電卓をたたき始めて
「うちではその金額は難しいのですが
 そういうことでしたらお値引きさせていただいて…」
そしてサッと出された電卓には先の2社と全く同じ金額が

「なるほど。それが妥当な金額なんですね」
とつい言ってしまいました
「う、うーん…妥当といいますか…」
なぜかかなり困り顔の業者さん
その理由は後になって分かるのですが

とりあえずその日は午後に出かける用事もあったので
検討して近日中にお電話しますと立ち上がろうとしたら
すかさず
「いま当社に決めていただけないでしょうか」
と言われました

でも条件も金額も一緒なのにすぐには決められません
ゆっくり考えて冷静な状態で決めたいのです
それでも業者さんはどうしても帰ろうとしません
そういえばインターネットの口コミなどで
「見積もりに来た営業がその場で決めろと言って
 しつこかった」
という書き込みが複数あったことが脳裏をよぎりました
口コミはあまりあてにはしていませんでしたが
今回ばかりは当たっていたようです

「どうして今じゃないとだめなんですか」
「わたくしども営業の立場としましては…」
「だって今契約取るのも、あとで電話がかかってきて取るのも
 一緒でしょう?」
「いえ!いえいえ!全然違うのです」
「どう違うんですか?」
「『決定』『保留』『復活』というくくりになっておりまして
 いまこの場で決めていただかないと『決定』にはならず
 一度お宅を出て10分後にお電話で契約をいただいても
 それは『復活』になり営業としては評価にはならないわけで…」

そんなことこちらの知ったことではありませんが
わたしも長く営業をしていたこともあり
ちょっと気の毒になってきました
その営業の方はとても感じが良かったので
なおさらその会社の方針が気に入らない気持ちになってきました
「そうなんですか。それはなんと言うか会社の評価基準が
 間違っているように思いますが」
「わたしもそう思いますが、会社の方針でして…」
「だってしつこく粘られてその場で決めちゃうっていうのより
 何社も比較して最終的に決める『復活』のほうが
 営業の方の説明が素晴らしかったってことですよ」
うーん、いったいどうしてこんな話をしているのか?

めずらしく長くなってしまったので
続きは次回にします~

なんでも手に入る

2009-02-06 11:50:00 | 準備 preparation for moving
気が付けばもう節分も過ぎて
都心の会社に通うのもあと10日を切りました
会社の近くで便利に買い物していたもの、
この際まとめて買っておこうかなあ

わたしの勤める会社はアメ横が近くて
息子のスポーツ用品など値の張るものは
大特価で買うことができるので重宝しています
輸入食品の卸屋さんでは箱つぶれや賞味期限が近いものを
破格で売ってくれるので
会社の同僚の多くの御用達

会社から地下鉄の入り口までの間にある百貨店も
近道なので毎日店内を通るのですが
1階に並ぶバラエティに富んだ専門店は
眺めているだけで楽しい

おしゃれな花屋さん、有名なスイーツのショップ、
ヨーロッパの輸入雑貨店、アウトドア専門店、
量り売りのヨーグルトのお店に軽井沢のジャム専門店…

そして地下食品売り場を通ると(特に夕方)
お金さえ出せば美味しいものはなんでも
カンタンに手に入るんだなあとしみじみ思います

なんでもなんでも手に入る
それが東京ですね

物に限らず例えば映画館や水族館やプラネタリウムや
日本屈指のアミューズメント施設にも簡単に行けますし
海外へ行くための空港も近いです

でも、いつでもなんでも手に入るなあと感心することはあっても
実際に特別なものを買ったり特別な場所へ行ったりすることは
そんなに多くはないので
その代償がわたしの苦手なコンクリートジャングルと
酔いそうな人の波と当たり前の交通渋滞なら
まあなくてもいいか、と何度も思います

ひとそれぞれ求めるものが違うし
そのときどきでも変わりますけど
ここ何年かわたしにとっては物や便利さよりも
自然とのんびりした環境の比重がだんだん増して
今回の脱出計画にたどり着いたわけですが
そして
新しい町、新しい仕事、新しい暮らし、というもの全般に対して
不安よりも楽しみのほうを圧倒的にたくさん感じるので
実現できることは嬉しくて仕方がないのですが
別の見方をする知人からは何度も
「だいじょうぶなの?心配じゃないの?」
「すごく行動的だね」
「変わってるね」
などと言われます

うーん、すごく行動的とか変わっているとか
そういうことではないと思うんですけど

そういえば先日の社長面接の際
社長が他の求職者の一人に
「友達はあなたのことをどんな人だと言いますか?」
という質問をしていました
わたしには同じ質問はされませんでしたが
もしも聞かれたらなんて答えたかなあ?

ああ、聞かれなくてよかった…

間取り

2009-01-11 10:14:25 | 準備 preparation for moving
河口湖町で部屋を探していると
都会との違いを実感することがしばしばあります
最近ようやく慣れてきて
チェックポイントとその分類が頭に入ってきました

まずはケーブルテレビ
町内はテレビの民放は2局しか映らないため
ほとんど必ずケーブルテレビに加入します
その初期費用や月々の利用料が物件によってかなり違い
月額利用料が家賃に含まれているものもあります
これはなかなかあなどれません

それから下水道
都会では当然のように上下水道が完備されていますが
地方では合併浄化槽の家がまだまだ多いということに
改めて気がつきました

浄化槽の物件であれば毎月の下水道料金が不要であるかわりに
年に1度の清掃料金が必要になりますが
それが共益費に含まれている場合と別料金の場合があります
ちなみにトイレが「水洗」とあっても
ちょっと築年数が古いと和式だったりするので
こちらもあわせて必ず確認します

更に、真冬の水道管凍結防止についての設備の有無も
確認したほうが良いようです
新しい集合住宅では水道管に保温材が巻いてあったりしますが
そういう物件はおおむね家賃が高いのでほぼ除外です
そうすると水抜きバルブがあるかどうかを確認します
なければ寝る前に水道を細く出しておかないと
翌朝水道管が破裂して大変なことに…

そういえば、わたしも雪国で暮らしていた際には
両親が毎晩いろんな場所の水道を
ほんの少し出しっぱなしにしていました
ちょっと懐かしいです


ところで
そういった土地柄からくる注意点とは違って
理由がよくわからず不思議に思うこと、
それは間取りです

うまくいえませんが
都会ではまずお目にかかれない間取りの物件がいろいろあります

たとえば2Kというと
2DKの広さが確保できない敷地での最大の間取りかと
つい思ってしまいますが
間取り図を見ると6畳・8畳・台所4畳
え?8畳間?なんて贅沢な…
6畳・6畳・6畳で2DKにはせずあえて8畳なのか?

たとえば2DKではなく2Kの間取りというと
「台所はあまり広くない=流し台も小ぶり」というイメージですが
実際には2700mmサイズの一般家庭のような
ジャンボシンクを備えた大きなキッチンが…
これならもう少し小さいキッチンにすれば
DKにできるのでは?

たぶん
大家さんのこだわりというかご好意というか
そのようなものが反映されているのでは、と推察しますが
いずれにしてもやっぱりびっくりです
そして不思議であると同時に
掘り出しものを見つけたような楽しい気分になります

ですから、インターネットで物件を探す際には
間取りの表記と平米数だけで絞って検索せずに
1件ずつ丁寧に、情報の隅々まで見てみることが大切だと
思うようになりました

掘り出しもの物件と契約できる日が本当に楽しみです

よいお年を

2008-12-31 12:12:14 | 準備 preparation for moving
あっっっっ!という間に大晦日

クリスマス・年賀状・仕事納め
そして自治会の大掃除&自宅の大掃除
なんとか無事終了です

ここ数日とてもお天気が良く連日布団を干しています
布団干しが大好きなわたしにとっては
とてもシアワセなのですが
これは太平洋側に住む者の特権だなあとしみじみ思います

そういえば新潟や富山に暮らしていたころは
もっぱら布団乾燥機のお世話になっていました
外は雪で湿度が高いので乾燥や静電気とも無縁
部屋の中は常にストーブやコタツで暖かく
冬の寒さを厳しいと思ったことはありませんでした
(若かったから、というのも大きな理由だと思いますが)

今、こうやってパソコンに向かっている部屋では
日当たりが良いので暖房なしで過ごせます
お金がかからなくてよいのですが
いくらなんでもやっぱり異常な気が…
でも止まらない温暖化を憂いても仕方がありません
これからはいかに適応していくか、でしょうか


さて、あとは年越しそばを食べて
年が明けたら家族で箱根へ一泊の小旅行です
93歳のおばあちゃんも一緒に行くので
あまり観光などはせずひたすらのんびりペース
安全運転で行ってまいります!
あ、駅伝見られるかも?

なーんてのんきなこと言ってる場合じゃなかった!
年が明けたら仕事を決めないと

息子の「やっぱりM中に行きたい」件も
そろそろなんとかしないと中学校入学の手続きもあります
どうやら息子は、実家の母が冗談で
「じゃあ一人でおばあちゃんとこに下宿してM中に行く?」
と言ったことを本気で検討している様子
(おばあちゃん家からならM中に通えます)

そろそろほとぼりが冷めたかなと思って
息子に聞いてみました
「ねえ、M中に行きたいのと山梨に行ってもいいかなっていうの
 いま何対何くらいの割合?」
「7対3」
「ふうん」
「……」
「でもさー、結局お母さんがしつこくて
 行くことになるんだろうなって思ってる?」
「うん」(←即答)

そうか、わかっているけどなんか言いたいのか???
まあ思っていることを言えないのが一番困るので
いまのところは、それでよしとするしかないのかなあ


今年もいろいろありましたが総じて良い年でした
そう言えることが一番ですね

来年も「計画」が遂行されるまで
このブログを続けたいと思いますので
どうぞお付き合いくださいね

良いお年を

413号線

2008-12-19 12:32:17 | 準備 preparation for moving
先週末、国道で河口湖へ行ってみました
意外とスイスイで、途中道の駅での30分間の休憩を含めて
3時間ちょっとで到着
あっけないくらいカンタン!

とはいえ、ナビはなく地図と道路標識だけが頼りなので
自宅から国道413号線に入るまでは何度か道を間違えて引き返したり
分かれ道であわてたりしましたが…

413号線に入ってからはとにかく信号もコンビニもなく
ひたすら運転に集中してどんどん進みます
他の車はほとんどいなかったのですが
途中で後ろにピッタリついてくる軽自動車がいたので
先に行ってもらおうと端に止まったら
すごいスピードで抜いてカーブを曲がって
あっという間に見えなくなってしまいました

うわー慣れてる、と思いナンバーを見ると
果たして「山梨」
もちろん追い越すときに片手を挙げるとか
ハザードを点滅させて謝意を示す、といった
首都圏ではわりと当たり前のサインは一切なし
もちろん全く構わないんですけどね

なんとなく「ああ、ここは山梨のテリトリーなのね」
と実感しました

帰りは20号線で帰ってきました
こちらも順調
行きも帰りもなんとも気が抜けるくらいカンタン
これならまた下で行ってもいいな

高速道路の運転は、意識していなくてもやっぱり疲れます

それにしても
行く度に「やっぱりここ、いいなあ」と
町が気に入ります
早く引っ越したい~!


今年もあと少し

2008-12-10 13:04:50 | 準備 preparation for moving
ここのところ急に仕事が(やや)忙しくなり
帰宅してからゆっくりパソコンを開いたり
仕事中にこっそりブログを更新したりできずにいます

とはいえ12月は宝飾業界にとって稼ぎ時なので
いくら不景気とはいえ
多少は忙しくなってもらわないと困るのですが…

今年もあと少し
引越しの下調べはちょっと置いておいて
クリスマスの準備や年賀状、それから大掃除に集中!
…のつもりだったのですが
ふと思いついて、今週末もう一度河口湖町へ
行こうかと考えています

それというのも

①先日たまたまちょっと条件の良い求人と物件の
 両方の新着情報が見つかったのと

②先日たまたま車検の際に説明をしてくれたメカニックの方が
 富士五湖周辺にしばらく住んでいたとかで山梨に詳しく
 河口湖周辺の道路や運転についてアドバイスしてくださり
 ついでに高速を使わずに下道で行くルートを教えてくれたので
 その道を早く試してみたくなったのと

③この週末はたまたま息子が1泊でサッカーの遠征試合のため
 土曜日はいつもより2時間くらい早起きをして
 駅まで送っていかなくてはいけないので

そうだ!そのまま下道で河口湖まで行っちゃおうかな!?
と思ったのでした
気になる会社(←求人を出している)と物件(←3DKペット可)を
ちょっと遠巻きに実際に見てみて
できれば不動産屋さんにも寄ってこようかと

ここ数ヶ月インターネットで求人や物件を見てきましたが
ひとつわかったのは
どちらも急激に変化しない、ということです
(あくまで首都圏のペースに比べると、ですが)

求人は四半期ごと、賃貸物件も退去1ヶ月前通告、と思い
年明けと思っていましたが
いまある情報が2~3ヶ月後まで残っている可能性もあるのなら
時間の取れるうちに確認しておいても良いかと

ついでに、息子にとってはつまらないかもしれないけど
わたしは行ってみたいお店なんかもいくつかあるので
たまには一人でのんびり行くのもいいかもしれません
立ち寄り湯なんかもチェックして行こうかな~

分かれ道

2008-11-14 12:59:45 | 準備 preparation for moving
先日、古い友人と久しぶりに会いました
あれこれ話をしてお酒も入っていい気分になったころ
「人生の途中で脇に逸れる分かれ道があった場合どうするか」
という話になりました
どうしてそんな話になったかは覚えていませんが…

友人はアッサリと
「いったん細い分かれ道のほうに行ってみて
 もし行き止まりだったら戻ってもとの道を行けばいい」
と言い、その理由は
「行っておかないといつまでたってもその道のことが気になるから」

ほほう
人によって考え方って違うなー
簡単に戻れる、と思っているわけね
軽い気持ちで枝道に入ってやっぱりイヤになって
もとの場所まで戻ろうとしたら
がけ崩れでふさがれていて二度と戻れなかったりしたら
ちょっとしたパニックになるかもね

友人はもう妻子もある男性でしたので
そのたとえが恋愛に及んだ場合を想定しつつ
「わき道を選ぶなら二度と戻れない覚悟で行け」
と言ってみました

それに、わき道に行ってみたい理由が
「行かないと気になるから」だったら
逆にわき道を進むと本線が気になるのでは?とも思いました

何かを選んだら、選ばなかったほうの選択肢については
もうきれいさっぱり忘れることですね!

あとで「あちらにしておけばよかったかも…」などと
くだらないことで悩まないためには
選ぶにあたって自分に出来る限界まで考えて悩んで
それから決めるしかないと思います

そんな話をしていたら
映画「ビッグ・フィッシュ」を思い出しました
2人で旅をしている主人公(←ユアン・マクレガー)が
道の分岐点で
「ぼくはこっちを行ってみるからこの先でまた会おう」
と、先の見えない細い道を一人で行くことを選びます

連れが
「そんなことを言って俺から逃げるつもりだろう」
と怪しむと
「それじゃあこの荷物を預けておく」
とニッコリ笑ってたったひとつの荷物を連れに預けて
手ぶらで歩き出します

ここでは枝分かれした道は行き止まりであるはずはなく
分岐点まで戻るつもりも毛頭ない、ということでしょうか
やっぱりひとそれぞれだなあ

ちなみに枝道を進む主人公はその後
数々の災難に見舞われます
死にそうな目にも遭いますが
子供の頃、魔女の目に映る「自分の死に方」を見ていたために
危険が迫る度に
「僕の死に方はこうじゃないはずだ!」
と強く思うことでくぐり抜けます…

「ビッグ・フィッシュ」はなかなか素敵な映画で
個人的におススメです

想像

2008-11-12 17:30:06 | 準備 preparation for moving
通勤のお供にほぼ常時図書館で本を借りています
満員電車の不快感から少しでも逃避するために
本の世界にのめり込める小説が主ですが
ついつい気に入った作者の作品に偏りがちになります
それで、ときどき友人知人にオススメを聞いてみます

少し前に会社の読書家の同僚から
映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の原作本が
けっこう面白かったと聞き、早速借りてみました
わたしにとっては目新しいジャンルで
入っていくのに時間がかかりましたが
慣れてくると話に引き込まれて読みごたえがありました

ラストシーンがかなり気になる終わり方で
調べると続編がいくつか出ていたので
今はそのひとつ「ヴァンパイア・レスタト」を読んでいます

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は文字通り
人間の記者がヴァンパイアにインタビューをするという
形式をとっていますが
原作の題名は「夜明けのヴァンパイア」です
そして続編では、この人間の記者が執筆し出版された本である
「夜明けのヴァンパイア」を読んだ、
作中に登場する別のヴァンパイアが主人公となって
新たに自伝を書く、という
ちょっとややこしいような入れ子のような構成です

かつては人間で
あるきっかけでヴァンパイアになった登場人物が
人間を評して言うせりふに
「想像できるということは即ち実行できるということさ」
というものがあります

作中でヴァンパイアは人間にはない多くの能力を持ち
さまざまな芸当をして見せますが
彼らはみな最初のうち、
そんなことができるとは夢にも思わないのに
自分の能力に次第に気づいていきます
そのあたりはどちらかというと獣に近いように思います

それに比べて人間は確かに
やりたいこと、望む状況などをまず思い描いて
そしてそれを実現させていく、
という手順を踏むことが多いかもしれません
イメージトレーニングという言葉もあります

わたしもわりとその「想像する力」のようなものを信じています
目には見えませんがたぶんかなりの力だと思います

引越しにあたって住む場所も仕事もまだ白紙ですが
そして今調べている限りではあまり楽観視できないのですが
なぜかあまり不安はなくて
なんとなくこんなところに住んで
こんな感じで働いて
こんなふうに暮らして
というイメージが断片的にですが
定まりつつあります

ただし、仕事については何故か
何パターンか浮かぶんですけど…?

今月末に平日に小学校が休みの日があるので
もう一度、河口湖町へ行ってみようと思います!

注意書

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