東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

1日に5つ

2020-05-21 18:56:51 | ノルウェーの食べもの mat
ここでの食事がシンプルなことにはもうずいぶん慣れましたが
それでも思わずじっと見してしまったりするのがこういう食事


(ある日の義母のランチ)


(ある日の相方のお皿)

親子だなあ…

こういったプレートは朝食、ランチ、夜食のどれにも当てはまります
(夕食だけは温かいメニュー)

さて
ノルウェーの食について最近知ったことがあります

5 om dagen
(1日に5つ)



ほうれん草のパッケージの裏面の産地についての説明のあと
1番最後に書かれている文章

「推奨の『1日に5つ』達成のためにスーパーほうれん草をどうぞ!」

下には可愛らしいロゴも

気になって調べてみました

helsenorge.noという健康に関するサイトによれば
1日に5単位の野菜・果物を摂りましょうということらしい

1単位はだいたい100グラム
つまり1日に推奨される野菜・果物の摂取量は500グラム
けっこう多めですね

しかも主食であるじゃがいもは数に入れないので
じゃがいもを含めたら700グラムくらいになるのでは…

ちょっとインターネットで検索をかけたら
主要な食品関連のサイトではもれなくこの 5 om dagen が取り上げられています


(bama.noより)


(fruit.noより)

りんご1個とかアボカド1個
あるいは野菜ジュースをコップに1杯
メインディッシュの付け合わせのサラダなどは全て1単位
ディナープレートの半分が温野菜で占められていれば2単位

この「お皿の半分は野菜で!」というキャッチコピーもしばしば目にします
日本人の食事スタイルからすれば当たり前ですが
お皿いっぱいお肉とフライドポテトだけなんていうのが珍しくないここでは
なかなか簡単なことではないのかも


(前出のbamaのサイトには付け合わせだけのレシピ集まで…)

ところで
この 5 om dagen では品目数には言及されていないので
やっぱりシンプルさを感じます

日本の「1日に30品目」なんていう言葉を聞いたら
ノルウェー人は目を丸くしそう

でもふと気がつけば
わたし自身の食生活もずいぶん簡略化してきているような…


(職場に持っていくランチもそのへんに転がっているもので)

特に先月
7週間という異例の長い一時帰国から戻って以来
野菜スープ生活を続けているので
単調さに磨きがかかってきているかも

思い起こせば
日本にいた頃は食べ盛りの息子もいたので
なおさらちゃんと食べないと!という気持ちがいつもありました

それにひきかえいまの同居人の相方は
典型的な野菜を食べないノルウェー人
5 om dagen どころか 0 om dagen がデフォルト
日々の炊事の楽なことと言ったらありません

知人の男性で
お皿に盛られた付け合わせのグリーンサラダを
「オレは草は食べない」とまるまる残す人もいました

なんでしょう
農家だから草を見飽きてるのかな…

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