東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

ほうとう

2009-12-27 23:15:59 | 新生活 new life
今まで「ほうとう」と言えば「スキー」のイメージでした
といのも
はるか昔学生時代や社会人になったばかりのころ
冬になると仲間としょっちゅうスキーに出かけていて
長野へ向う道中によく専門店へ寄っては
アツアツのほうとうをみんなでよく食べていたのです
裏を返せばそれ以外では食べたことがなかったということなのですが

この町ではあちこちでほうとうのお店を見かけますが
会社の同僚にどこのお店が美味しい?と尋ねると
みんな決まって
「ウチのが一番おいしい」と言います

そうです
地元の人はわざわざほうとうを食べに出かけません
そのかわりスーパーの麺売り場にはうどんややきそばと並んで
何種類ものほうとうが売られています

そこで試しにうちで作ってみたら
これがカンタンで美味しい!
すっかり夕飯の定番メニューになりました

初めて知ったのですが
ほうとうってうどんの一種(?)のようです
商品の表記欄に
「ほうとう(うどん)」
と記載されていることも

ただ、うどんと違うのは麺が太くて平たいことと
粉がたくさんついているので
鍋にとろみが出るという点でしょうか

いろいろ季節の野菜を入れて煮ますが
やっぱり何故かカボチャが合うような気がします

ちなみにこの辺りでは「吉田のうどん」というのも有名で
ほうとうよりもはるかに沢山のお店があります
これはとてもとてもコシが強いうどんで
こちらは地元のみんなもよく食べに出かけるようです

隣の忍野村はお蕎麦も美味しいらしい

やっぱり水が美味しいと麺が美味しいんですね~

夜のさんぽ

2009-12-26 23:44:40 | ヒコ our dog HIKO
夜にヒコと散歩をします
普段は息子が行きますが
ときどきはわたしも行きます

うちの近くには空き地がたくさんあって
夏は草ぼうぼうで場所によっては背丈が隠れるくらい
今の季節は夏の終わりに刈られた草が枯れて
まるで藁を敷きつめたようになっています
これがちょっと歩きにくいのですが
ヒコにとってはそのガサガサ感が好みのようで
なかなか帰ろうとしません

街灯も少なく基本真っ暗
でも月明かり、星明りのせいか
雪で真っ白になって富士山が
昼間見るより心なしか大きく見えます

ホラ、子供の頃お墓で肝試しなんかしたときに
灯かりがないのに白いものが
ぼうっと膨張して見えたりしたあんな感じ?

引っ越してきてからいろんな富士山を見たけど
冬の夜の白い富士山というのも
なかなかステキです

写真に撮る技術を持ち合わせていないのが残念…

ペロペロ

2009-12-26 22:53:38 | ヒコ our dog HIKO
さてお風呂に入ろうか、というときに
うっかりストーブの上の小さなコーヒーポットをひっくり返してしまい
足の甲を少しヤケドしてしまいました
幸いモコモコのスリッパをはいていたおかげで
熱湯を直接かぶらずにすみましたが
真っ赤になって痛かったのでしばらく水で冷やし
それからおもむろにお湯びたしの床を片付けていたら

ペロペロペロペロ

んっ?
ヒコちゃんがやけどした部分を舐めている
どこが痛いかわかるの?
すごいなあ

そういえば犬は舐めて治すんだもんね
ありがとありがと

チョコレート・フォンデュ

2009-12-21 00:07:18 | 新生活 new life
土曜日、イタリアンレストランへ行きました
コースの最後のデザートは
お楽しみのケーキバイキング
最初に席に着いたときから目を奪われていた
チョコレート・フォンデュに直行です

何段もあるデコレーションケーキのような形で
滝のように流れるチョコレート
お好みのフルーツやマシュマロ、プチシューなんかを
フォークでさしていざチョコのカーテンへ
とろ~りとろ~り
きゃー楽しい!

息子が「カーテンの切れ間から中が見える」というので
わたしもわざわざ見てみました
これはまるで「チャーリーとチョコレート工場」にでてくる
チョコレートの滝の筒と同じ
食いしん坊の男の子が吸い込まれちゃうあれです
ふうん、意外とシンプルなしかけ

けっこうなボリュームのコース料理のあとだったにもかかわらず
息子はもちろんわたしもいくつもいくつも食べちゃいました
もちろん他のケーキもたくさんいただきました
ティラミス、フランボワーズロール、チョコブラマンジェにワインゼリー
やっぱりスーパーのカップデザートとは一味違うなあ

人生には“スイーツ”が必要、としみじみ思った夜でした

くろがねや

2009-12-20 23:47:19 | 新生活 new life
ストーブの替え芯を買いに近所のホームセンターへ行きました
隣の富士吉田市へ行けば
カインズホームやケーヨーデイツーなど
おなじみの巨大ホームセンターがいくつもあるのですが
近くのこぢんまりたとした「くろかねや」がけっこうお気に入りです

始めは聞いたことがないお店だし敷地も比較的小さいので
個人のお店かも?くらいに思っていたのですが
石和のほうへ行けば巨大な店舗もあり
山梨県を中心に神奈川や東京にも出店しているそうで
どうりで品揃えが良いわけです

最近では店頭に雪かきシャベルがズラリ
店内にも車用の雪おろしグッズや氷解スプレーの類が目立ちます
ここのところ明け方の最低気温は氷点下5~7度
そろそろいつ雪が降ってもおかしくない感じ

店内があまり広くないので買うものが決まっていても
ついつい店内を一周して余計なものもまで買ってしまう
というのも毎度のことで
今回も替え芯だけのつもりが気が付くと
ヒコの新しいリードとトイレットペーパーと玄米茶とこんぶ茶を
かかえてレジに並んでいました

それも作戦のうちかも?
くろがねや、あなどれない…


アイスのてんぷら

2009-12-13 23:13:53 | 新生活 new life
昨日は、会社の仲間と内々の忘年会でした
そういえばこれが春に越してきてはじめての飲み会
それ以前に引越し以来2度目の外食
(1度目は必要に迫られて近所のモスバーガー)

飲み会とは言っても車で行ったので
そしてわざわざ代行を呼ぶのも面倒なので
わたしは終始ノンアルコールでしたが
飲みたい人は飲まない人と乗り合わせて来ていて
けっこうじゃんじゃん頼んでいました

ちなみにこの辺りでは
飲む時は代行を呼ぶのが普通だそうです
(どのお店も車でないと行けない)

お座敷で鍋などつつきながらにぎやかに過ごしていたら
途中で外から打ち上げ花火の音が!
窓の障子を開けてみたら果たして綺麗な冬の花火が見えました

近い!どこで?なんで今頃?と不思議に思っていたら
さすが地元の皆さんはよくご存知で
「方角からして大学の学園祭かねえ」
「それかまたロケじゃない」
「そうそう、キムタクの『プライド』のときも花火上がってたねえ」

へええ~
そういえば映画「のだめカンタービレ」最新作も
河口湖畔でロケがあったそうです
少し前にも隣の富士吉田市で映画のエキストラの募集をしていたし
けっこう映画やドラマの撮影があるのですね

みんな普段から気持ちが良くて親切で面白いひとたちばかりで
本当に楽しい席だったので
できれば最後までいたかったのですが
翌日は息子の試合につき朝5時起きだったため
9時半頃みんなより一足早く撤収しました

最後に食べたお店の名物「アイスのてんぷら」が
美味しかった~
富士吉田のドンキホーテ裏手の「田吾作」です
機会がありましたら是非お試しを!

もうすぐ1歳

2009-12-06 22:03:17 | ヒコ our dog HIKO
甲斐犬のヒコが我が家に来て7ヵ月半
来年の1月末で1歳になります

カラダはもうすっかり大人で
夕方仕事から帰宅して
尻尾をちぎれるほど振って飛びついてこられると
後ろに倒れそうになるくらい

でもやっぱりコドモで
遊びたくて遊びたくてしかたないヒコちゃん
平日は一日お留守番なので
朝はなにかおもちゃになるものをあげて出かけます

そして帰宅すると部屋の中は
遊んだ残骸でものすごく散らかっていて
(細切れになったダンボールとかスリッパの破片とか)
ほうきとちりとりで家じゅうを掃き清めるところからスタート
すっかり片付いたところで夕飯の支度
でもその間も退屈なヒコちゃんはまたあらたに
何かを細かくし始めて
食事の前に座る場所がなんだか散らかっていて
またほうきやコロコロで掃除

なんだかのべつまくなしに掃除をしている気がします
あたし、O型なんだけどなあ…

でも
寝ているとまるで赤ちゃんみたいでカワイイ
こういうのは人間の子供とおんなじですね

鳥山石燕

2009-12-06 21:29:50 | 新生活 new life
最近、調べ物をしています
妖怪について
というよりも昔の妖怪画について

浮世絵とかそういうの
今まで全く興味がなくて
北斎も雪舟も歌麿も区別が付かないくらいなんですけど
調べてみて初めて
ちょっと面白いかも、と思うようになりました

絵もなかなか興味深いのですが
それ以上にそれぞれの妖怪にまつわる話も面白くて
ふと映画「妖怪大戦争」で岡村隆史が演じていた
あの小豆洗いは実はかわいそうだったのか、とか
宮崎アニメの「平成狸合戦ぽんぽこ」のラストのあれは
百鬼夜行だったのか、とか

本も何冊か購入したのですが
いろいろなカラーの豪華本よりも
鳥山石燕の画集4冊分のモノクロの絵が全て収録されている
角川ソフィアの700円の文庫本がとてもおトクで
今までみつけた中では一番の買い物だと思いました
(写真は定価8000円ほどのハードカバーのほうです)

そういえばわたし
大学では日本文学を専攻していて
古文書の授業なんかもあったような…
ああ、もっと真面目に勉強していれば
絵に添えられた原文も
スラスラ読めたかもしれないなあ
残念!

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