東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

白い春

2024-04-26 20:33:21 | ノルウェー山暮らし fjellgård
もう5月の足音が聞こえようかというのに
相変わらず雪が降ったりしていて
家からふもとまでの移動は依然としてATV



でも春の雪は晴れた日にはサッと溶けて
シカ達も食事がラクそうです



天気の良い日には外で薪仕事



雪がこれくらい少なくなると
木を切る作業もはかどります



ちなみに
ひと冬に使う量の薪はだいたいこれくらい



常に2〜3年分はストックしておきたいので
可能な限り薪作りに時間を充てます

そして!
今シーズンの薪作りには新戦力が!



丸太を入れると
カットとスプリットを同時にやってくれるという優れもの(らしい)

比較的新しい機械なので
思ったように働いてくれるのかドキドキです

ところで
こういう機械や重機が一般家庭にあるというのは
わたしの住む田舎のこのあたりでは珍しくなくて
小さな子供たちももれなくマシーンを複数所有しています



義父母宅のお隣に住む1年生の男の子は
芝生の境界ギリギリをパーキングエリアにしている模様
(縁石より手前は義父母の敷地)

何か考えがあるんですね、きっと…
今度会ったら聞いてみよう


気がつくともう夜の10時まで薄明るくて
職場のボードには夏休みの予定表(誰がいつ休みを取るか)が貼られていて
景色に雪は残るものの夏の気配を感じずにはいられません


一時帰国2024春

2024-04-24 11:51:16 | 一時帰国 temp. return
先月の半ばから1ヶ月ほど日本に帰っていました

前回から半年しか経っていないのに
オスロ空港ではさらにオートメーション化が進んでいて
チェックインだけでなく預け入れて荷物のタグも自分で発券するように



カウンターに1人だけいた係の人に
座席のことで問い合わせたかったのですが
セルフチェックインの機械ができること以上のことはできないとキッパリ
そ、そうですか

そう遠くない将来
この窓口の人もいなくなっちゃうのかも…

乗り継ぎ地のヘルシンキでは
折悪しく政治的ストライキにぶつかってしまい
長距離便は燃料を満タンで離陸しないというトラブル回避策をとっているとかで
行く先とは逆方向のストックホルムへ逆戻りして給油
そこから南回りで一路日本へ



いつもより長い15時間ほどのフライトでしたが
時差ぼけ解消にはこれくらいが良いようです



15歳になったヒコちゃん!
再会できて嬉しい〜
たくさん一緒にお散歩しようね



3月後半はもうすっかり暖かいだろうと思っていたら
意外と肌寒い日が多くてビックリ

でも桜の開花にちょうど良いタイミングで
春を満喫できました



桜の木は家の近所にもあちこちにあって
出かけなくても十分楽しめるのが嬉しいところ

今回は高齢の両親&愛犬にツボ押し治療をするべく
資料とパソコン(教材の動画を見るため)を持参
他のことは後回しにしたものの
日本に帰ったらこれだけは外せない富山日帰りプチトリップは敢行


(富山のベニスといわれる射水市内川、オススメ)

懐かしい友人たちと
富山湾のとびきりの海の幸とおしゃべりを堪能
こころが生き返る〜

他にも旧友と一緒に映画を見たり


(エンドロールで涙が溢れて静かに感動、オススメ)

転職して時間の取れるようになった息子と
珍しく飲みに行ったり


(三軒茶屋の小さいけどお料理がとっても美味しい「ちるとSAKE」オススメです)

母のお茶教室にも参加させてもらって
美味しいお抹茶をいただいたりと
なかなか充実した滞在となりました


(この日はテーブルと椅子を使う立礼式で足の痺れの心配ナシ)

時々買って帰る製菓用抹茶と違って
ちゃんとしたお抹茶をちゃんと点てていただくと本当に美味しい



いつものことですが1ヶ月はあっという間
後ろ髪をひかれつつ
ヒコちゃんとまた会えることを祈りつつ


(眠っていると赤ちゃんの時と変わらないように見えるヒコ)

今回、荷物の重量に余裕があったので
渡航直前に一冊ハードカバーの本を買いました
たまには自分にお土産もいいよね



羽田空港の第3ターミナルは新しくて
外国人の好みそうな趣向を凝らした作り



桜の飾りはきっと今だけで
季節ごとに変えるんだろうなあ。。

一方のヘルシンキ空港は
大規模な改修のあと見慣れないお店も増えていました



中でもセカンドハンドのショップは
洋服を買うつもりがなくてもつい足を止めてしまいたくなるような
お手頃価格で素敵な服飾雑貨がたくさん



乗り継ぎ時間が長い場合には
こんな場所でしばし過ごすのもいいですね

羽田便の帰路は夜発ってヨーロッパに朝着くのですが
それでも時差ボケはけっこう残ります

オスロ近くのホテルで一泊して
朝食を食べる頃はまだしも



長い帰り道の途中
IKEAへ寄って遅めのランチをするあたりで眠気が…



胃腸も続々と入ってくるジャンルの違う食べ物へ
対応を切り替えるので忙しいらしく
身体はじわじわ疲れ気味に

でも
地元が近づくにつれ景色に雪が増えて
ああ、帰ってきたなあと思うとホッとします



この場所にも日本にも居たいけど
体はひとつ

移動を続けられるように健康を維持することが大事ですね

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