東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

イベントの季節

2022-12-02 12:38:45 | ノルウェー Norge
秋から冬にかけては何かとイベントの多い季節です



クリスマスマーケットはダントツでいちばん人気の催しで
買う側で訪れても売る側で参加しても楽しみがたくさん


(準備中でお客さんが来る前の会場)

もちろん出店する場合は屋内の方が暖かくて楽ですが
アウトドアを愛するノルウェー人は屋外に長くいることをいとわないので
賑わいは内外でさほど変わらない気がします



クリスマスマーケットでは会場の運営のために
一口100円くらいのクジを売っていることが多く
運が良ければ景品をもらえることも


(ただのディスプレイも可愛らしい)

今年は切手のイベントにも参加することになり
少し離れた都市まで前泊付きで出張しました


(ロックがテーマのホテル?)

スタヴァンゲルという南部の大都市に住んでいる共同経営者が
奥さん同伴で前日に飛行機でやってきて
一緒にレストランで夕飯を食べたのですが
奥さんが外国人だったので会話はノルウェー語ではなく英語!

わたしの英語はたかがしれているものの
それでもネイティブのノルウェー語弾丸トークに比べれば
全員にとって母国語ではない英語での会話はどこかホッとするものがあります


(Trondheimのショッピングセンターのレストラン街)

若かったころ海外旅行に行った先で
拙い英語で外国人とコミュニケーションを取る楽しみを知った頃を
なんとなく思い出すなあ…

ちなみに
切手のイベントに来る人のほとんどは男性で平均年齢も高め
これは日本でも同じでしょうか



あちこちのブースのテーブルにはところ狭しとアイテムが並び
椅子も用意してあるので座り込んで丹念に探す人もめずらしくありません



わたしたちはディテールセール(切手1枚から売りますというスタンス)をしているので
まとめ売りをしている切手商と比べると売り上げの規模は小さいですが
利益がしっかり確保できますし
何より探していた1枚を見つけた時のお客さんの嬉しそうな様子を見るのは
なかなか悪くありません


(同じ切手の中から特定の消印を探す人も…)

中には自分のコレクションに欠けているもののリストを
しっかり用意してきている人もいたりして
そういう人にとってディテールセールは好都合
(重複購入を避けられるので)



こういう売り方をしているところは少ないらしく
初めての参加であまり期待していなかったにもかかわらず
意外と成果があってビックリ
来年も行こうか、と相方と話しています



地元では食べられない外食メニューもたまにはねいいしね〜

ウクライナ

2022-02-28 00:36:48 | ノルウェー Norge
連日のおそろしいニュースに
身がすくむ思いです

ここで暮らしていると日頃から
日本にいたときには身近ではなかった難民問題が
とても生々しいかたちで心の中に入ってくるのですが
昨日は地元にある難民受け入れ施設(asylmottak)が
ウクライナから逃れてくる人たちの受け入れを申し出ました


(200〜250人分の部屋を用意できる、とコメント)

もしここで支援を募るようなことがあって
できることがあれば手伝いたいです

今日はテレビのニュースで
ノルウェーは法律により戦争中の国へは武器を送れないかわりに
ヘルメットや防弾チョッキなどの護身用具をウクライナへ送ると決定
加えて今日ガーデモエン空港から
兵士がリトアニアへ向かって出発したと知りました

そしてさらに
今回は状況が尋常ではないということで
例外として武器輸送の検討もありえそうな雲行きです



ノルウェーで知り合ったロシア人の知人が
SNSに投稿した短い文章を目にして
改めて思ったことがあります

「ロシア人であることを恥じてはいないけれど
ロシア人が狂気の指導者に統治されていることを恥ずかしく思う
ウクライナを応援しています」

いま銃を手にウクライナで戦闘の最中にいるロシア兵の中にも
自分のやっていることが本当に正しいのか
疑問に思っている人が少なからずいるのではないでしょうか…

ひとりでも多くの命が失われずに
1日も早くこの惨劇が終わることを
ただ祈るばかりです


久しぶりの列車

2021-03-09 20:40:16 | ノルウェー Norge
半年ぶりに列車に乗りました

うちから最寄りの駅までは
夏なら車で1時間ちょっとですが
冬は遅くとも1時間半前には出発します


(家からふもとまでの山道は雪上車で)

ATVで山を降りてから車に乗り換えるのに時間を取られるのと
幹線道路に入ってからも除雪車がいてしばらく徐行になったり
トラックが立ち往生していて片側通行になったりと
アクシデントに見舞われる確率が夏より少々高め

ちなみにオスロへ行く列車は
もともと少なかった本数が感染症対策でさらに減って1日2本
まあ移動を抑制しているので仕方がありません



乗ってからしばらく標高1000m近くの高地を走るのですが
モスクスの生息地付近の駅名を告げるアナウンスが聞こえると
いつもつい窓の外を眺めてしまいます


(なぜか沿線の駅舎のドアは水色が多い)

おととしの秋に家の近くにモスクスのグループが来て以来
すっかりモスクスが可愛らしい動物に見えるようになりました

でも今回はモスクスもヘラジカも見かけなかった…
ちょっと残念

標高が下がり山を越えてしまうと景色はみるみる変わり
出発から1時間半ほどで全く天候の違う場所に出ます



山の向こう側とこちら側はいつも天気が逆
ここのところ自宅付近(山のこちら側)は悪天候だったので
山さえ越えてしまえばもう列車の遅れの心配はナシ!


(でも河はまだ凍っている)

今回の列車の小旅行では
わたしの席の通路をはさんで反対側にラブラドール犬がいたのですが
この子がとてもお利口で驚きました

終始おとなしく飼い主の足元でじっとしていて
そばを他の犬が通っても近くの人がものを食べていても
全く騒いだりしません

初めのうち犬がいることに気付かず
通路に出てきて伸びをしているのを見て
えっ?いたの?と二度見してしまったくらい



よっぽどよく訓練されているのか旅慣れているのか…
きっとその両方なのかな

ところで
列車のドアの付近には気分が悪くなったとき用の汚物袋が
ずいぶんたくさん備え付けてあるんですけれど
汚物といったあまり愉快ではない言葉を使う代わりに
短い感嘆詞が書かれています



Uff da!
(日本語だと「おっと」みたいな感じかな?)

これ、アメリカで人気らしいと相方が言うんですが
ほんとうかいな…
英語だとOopsが近いのだと思います
ちょっと似てるかも

目的地まで4時間半
車両はわりと空いていて楽だったとはいえ座りっぱなしだったので
ホテルにチェックインして用事を済ませたあとで
周囲を少し散歩しました



ん?
住宅地でも公園でもないのに犬のためのビニール袋?

そうか
車内で見かけたように
ここでは犬を連れて旅をする人が珍しくないから
この遊歩道はしばしば旅の途中の犬の散歩に使われているのかも

ホテルの部屋に戻ってみると
壁にかかっているアートも犬であることに気づいて
ちょっとビックリ



おさんぽをねだっている…
ニットを着て…

そういえばついさっきテレビで
コロナの影響で犬を飼う人がすごく増えたというニュースを見ました
ノルウェー、犬ブームなのかもしれません

ノルウェー夢ネット

2021-02-17 13:45:42 | ノルウェー Norge
3月の初めにノルウェー夢ネットのセレクトレッスン
ノルウェーの冬の暮らしについて
ライブでお伝えすることになっています

ここのところブログ記事に
道が凍るとかパイプが凍るとかトラブルばかり書いていたので
当日ZOOMで参加してくださる予定の方が

「えー、そんな苦労話ばかり聞いてもつまらない…」

とガッカリされてしまわないように
日々のささやかな楽しみも少し写真でお伝えしようと思います

太陽が戻ってもうすぐ3週間
今では午前11時前には陽が差して
お天気が良ければ3時間以上も
太陽の恵みを受けることができるようになりました



写真では見えにくいですが晴れているのに雪が降っていて
キラキラした景色のきれいなこと

家の近くはあいかわらずシカがよく食事に来て
わたしと目が合うとしばらくじっと佇んで安全確認


(保護色で見つけにくいですが写真中央にいます)

こちらから近づいていかないとわかれば安心して
また草を食べ始めます



排水パイプは保護してあるから
わたしも安心

今日でこそ久しぶりに南風が吹いて
マイナス3℃まで気温が上がりましたが
寒い日々が続いていると毎晩のように
北の空にうっすらとグリーンの光の帯が見えます



オーロラが見えるのは決まって冷え込む夜のような気がするんですけれど
何か関係があるのか気のせいなのか…

アラスカ大学のオーロラ予報のサイトでは
当日だけでなく長期予報も見ることができるので
ときどきチェックしておくと便利


(今週末は少し活動が活発になるかも?)

先週はトラブルの合間を縫って(?)
運動がてら久しぶりに徒歩で谷を超えてふもとへ行きました

谷底では吊り橋を渡った先に滝があります
表面はぜんぶ凍ってるかと思いきや
近づくと意外と大きな音がしていて
一部水が落ちているのが見えました



わたしの写真スキルではお伝えしきれない
スケール感のある眺め

このあとふもとまで上り
そこから車に乗って村のストアへ行き少し買い物をしたのですが
お店の外に可愛らしいポニーが2頭いて
小さな女の子と付き添いの大人がちょうど出発するところでした


(顔が写らないようにササっと隠し撮り)

いいなあ
楽しそう

最後にもうひとつ
たぶん明るいニュースであろうテレビの公共CMの写真です



ワクチン接種でバブルから出る日も近い!
またみんなお互いを訪ね合ったりハグしたりできるね!
という内容

ほんとうにそろそろハグが恋しくなってきているので
明るい未来に期待です

サーミを思う

2021-02-09 22:45:03 | ノルウェー Norge
去る2月6日はサーミの日でした
SNSやメディアでいろいろと目にして
ふーん、そうなのか、と思い
相方に「今日は何の日か知ってる?」と聞くと知らないという答え

夜にはテレビの国営放送チャンネルで
「千と千尋の神隠し」をやっていたので見ようと思ったら
なんとサーミ語吹き替え
(それがサーミ語だと分かったのは相方です)

ふたたび相方に「サーミ語、ちょっとはわかるの?」と尋ねると
「ぜんぜん」だそう


(字幕はノルウェー語)

サーミ語はノルウェー語と並んでこの国の公用語ですが
ノルウェー人にとってスウェーデン語よりデンマーク語より遠いようです

日本にもアイヌという北方の先住民族があるよと相方に話すと

「アイヌ…なんだかすごくサーミ語っぽい響き」

と言っていました
へえー!ビックリ


(サーミのナイフの切手)

わたしが住んでいる場所には
そう遠くない昔トナカイとサーミがいたのですが

義父が少年の頃に鎌で負った
治る気配がなく命を落としかねない大怪我を
不思議な手当で快方に向かわせてくれたのはそのサーミ人だったのだとか

他にも
サーミ人は濃霧の中でも
決して方向を失わず道に迷わないと聞いたこともあります

ちょっと気になるサーミの知恵
もしわたしがいま文化人類学を学んでいる学生だったら
卒論のテーマにしたいくらい


(1917年2月6日のトロンハイムでのサーミ議会100周年記念切手)

かれこれ10年以上前になりますが
フィンランドの北部を旅行したときに訪れたトナカイ牧場に
ラップランド特有のテントがあったんですけれど
いま思えばあれ、サーミのテントだったのかな


(中で焚き火にあたらせてもらいました)

今もあの牧場で
たくさんのトナカイたちがのんびり暮らしているといいな


海辺の街

2020-12-28 15:23:43 | ノルウェー Norge
クリスマスイブ前日のことになりますが
滞在許可証の更新のために少し遠出しました
住んでいる場所とは対照的な海辺の街オーレスン

距離にすれば自宅から200kmちょっとですが
フェリーの待ち時間などを含めると4時間半かかります

フィヨルドの対岸への移動に欠かせないフェリーは
通勤で毎日使う人もいるほど一般的な移動手段ですが
山暮らしのわたしたちにとっては普段あまり馴染みがありません

前に用事があって乗った時までは
乗船してすぐに係の人が料金の徴収に回ってきていましたが
今回はそれがないまま下船



ナンバープレートの写真を撮っているスタッフがいたようなので
後で請求書が届くシステムに変更になったようです

ホテルは市街地ではなく
フリーパーキングのあるエアポートホテルにしました
ホテル内に大手チェーンスーパーがあって便利です



クリスマスの飾り付けも心なしか都会的



夕飯を食べにホテル内のカフェへ行きましたが人気なし
レセプションとカフェのサービスを1人のスタッフが全てやっていて
しかもその1人が新人(本人談)
「わたし、新人なんです、ちょっと待って…たしかここをこうして…」



でもとても感じの良いスタッフで
部屋もバスルームもゆったりと広くて清潔
インターネットの予約サイトで高評価を獲得しているのも納得です



感染症対策のためブッフェではない朝食は
プレートが運ばれてくるスタイルでメニューは選べませんが
あらかじめアレルギーや食べられないものがないかや
飲み物の希望をきちんと聞いて運んできてくれました
パンは温かく生野菜もパリッとしていてとても美味しかったです

さて
予約した警察署まではエアポートホテルから10分ほど
島から島へと渡るので景色を楽しみにしていたのですが
全てトンネルでちょっとがっかり

警察署は幹線道路沿いにあってすぐみつかりました



ガソリンスタンドと隣接していてなんだかカジュアル

ほぼ予約どおりの時間に呼ばれて
顔写真撮影、指紋採取、署名をして終了です
あとは1週間ほどで許可証がポストに届く予定

用事が無事に済んだらすっかり気楽になって
思いついて日本へ1通ポストカードを出してみました



田舎と違ってポストもあちこちにあって便利だなあ

水辺のある景色が新鮮で
お天気がいまひとつでもステキに見えます



高い建物や信号があってオスロみたい



古い建物も素敵です



美術館かあ
この次もっとゆっくり来たら行ってみたい

帰り道ではフェリー乗り場の少し手前でフィヨルドを渡る橋を発見して
(行きは暗かったので気が付かなかった)
はじめて通るルートにトライ

途中、ここどこ?合ってる?とやや不安気な相方でしたが
ほどなく見知った場所に入って一安心


(標高500mですでに雨から雪へ)

この日は自宅付近では夕方からまとまった雪になる予報だったので
あまり遅くならないうちに帰宅したくて
観光らしいことは何もしなかった初オーレスン
(相方は10年ぶりくらい?)

でも地元ではない場所へのドライブと
ホテルに泊まって外食すること自体が立派なアクティビティという田舎暮らし
オーレスンの独特の可愛く聞こえる方言を聞くのも楽しかったです


ノルウェー夢ネットのセレクトレッスン(冬編)

2020-11-19 13:43:47 | ノルウェー Norge
ノルウェー夢ネットのセレクトレッスンに
ふたたび参加させていただくことになりました

ノルウェー夢ネット

北欧ノルウェー情報&アットホームなノルウェー語レッスン

ノルウェー夢ネット

 


前回はノルウェーの田舎暮らし全般についてでしたが
今回は特に冬ならではのトピックにスポットを当てて
写真の紹介やお話しができればと思っています


(画像はノルウェー夢ネットのセレクトレッスン告知ページからお借りしました)

極夜に近い太陽のない日々を病気や鬱にならずに乗り切るコツは?
雪に埋もれてどこが道かわからなくなってしまう
家への一本道を死守する方法は?
必須アイテムの薪ストーブと薪作りにかけるノルウェー人の情熱はいかに?

もちろん苦労話ばかりではなくて
北欧の冬の美しい自然やオーロラ、可愛らしい冬の野生動物たち
それからアウトドアやクリスマスの楽しみ方など
ノルウェーに興味のない人にも楽しんでもらえるよう
資料をそろえるつもりです

え、ノルウェーってどこ?と思った方は
ぜひ一度ノルウェー夢ネットのオフィシャルブログをのぞいてみてください
思わずひきこまれてしまうこと請け合いです

ブログ一覧ページ | ノルウェー夢ネット

ノルウェー夢ネット

 


ノルウェー夢ネットのセレクトレッスン

2020-05-20 10:37:58 | ノルウェー Norge

ノルウェー夢ネット

北欧ノルウェー情報&アットホームなノルウェー語レッスン

ノルウェー夢ネット

 


8月29日(土)にノルウェー夢ネット
ノルウェー語セレクトレッスンのゲスト講師をさせていただくことになりました
(オンライン限定企画です)

このサイトと代表の青木順子さんのことは
ノルウェーに興味のある人なら知らない人はいないと思います

わたしが日本で初めてノルウェー語を学んでみようと思った時に
最初に買った本の著者も青木順子さんです



2017年8月に日本へ一時帰国した際
ノルウェー語セレクトレッスンに参加させていただきました

青木先生のレッスンは少人数でアットホーム
ていねいにひとりひとりと向き合ってくださいます

そして集まった人がみんななんらかの形で
ノルウェーに興味があったりノルウェーが大好きだったり
こんな場所そうそう他にはないと思います

今回ゲスト講師をさせていただくセレクトレッスンは
一回単位で参加できる気軽なコースで
ノルウェー語を全く知らなくてもだいじょうぶ
これを機にぜひアナタもノルウェーデビュー!


530万分の25

2020-03-02 20:31:49 | ノルウェー Norge
ノルウェーでもコロナウィルス感染者が確認されています
今日の時点で25人

絶対数が少ないので一見少なく感じますが
人口比にしたら日本よりずっと多い計算
(クルーズ船の感染者を除くと、ですが)

でも
全員の感染経路が判明しているうえ
感染発生地域にいたことのある医療・福祉関係従事者には
症状の有無にかかわらず2週間自宅にいるようにという通達も出されていて
今のところコントロール下にあるように見えます


(コロナウィルスのニュースに使われるアイコンが日本のものに比べると強烈…)

もともと軽症の風邪なんかの場合は
病院へも職場へも行かずに家で安静にして治すというのが
ここではわりと一般的なのも
こういった事態では有効かと


(消毒液もまだ普通に買えます)

それにしても
学校の休校を提言した安倍首相に
マスコミや野党がやいやいと文句を言ったりしている日本のニュースを見るにつけて
そんなことしている場合じゃない〜と思わずにいられません

日本はもうすでにここでは
要注意エリアのリスト入りしていて
もしかしたら予定どおりノルウェーに戻れなくなるかもしれませんが
でも日本への一時帰国を取りやめないことにしました

万が一
事態が収束しなくて
ヨーロッパから日本への就航がストップするとか
日本へ行ったらノルウェーに入国できなくなるとか
考えたくありませんが非常事態に陥ったりしたら
日本へ行きたくても行けなくなるかもしれない

ノルウェーの山の家にいるほうが安全だとしても
日本にいる家族のことを心配するだけで何もできないよりは
家族と一緒にいたほうがいいと思う

と相方が背中を押してくれたおかげでもあります

無事に何ごともなく日本で1ヶ月過ごして
予定どおり戻ってこられたら
ちょうどイースターホリデーの頃かな


(町はすでにイースターグッズだらけ)

車の運転

2020-02-22 20:56:17 | ノルウェー Norge


ここでの車の運転については
自宅の車のサイズが大きいとか
(長年ホンダのフィットに乗っていたのでトヨタのハイラックスはとても大きい)
バックミラーがほとんど見えないとか
(後ろにいつも荷物が満載)
そんなことより何より
夜の幹線道路の運転がいちばん苦手です

とにかく真っ暗
信号も街灯も灯りらしいものは全くない場所がほとんどで
自分の車のヘッドライトが照らす道路脇の小さな反射板だけが道しるべ

それでいてカーブやアップダウンは多々
大きな河川を何度か渡るので橋の上では突風や凍った路面に要注意だし
林やフィールドを抜ける時には
道路のすぐ脇にシカが立っていないかハイビームにして目をこらします


(こういう場所も真っ暗だとかなり怖い)

ちなみに幹線道路の制限速度は時速80kmですが
地元の人は雪道でも平気で100kmくらい出しています
ホントにコワイ…

少し前に土砂崩れがあって
ずいぶん長いあいだ迂回路をしかも交互通行で遠回りしていたのが
先日ようやく片側通行ながら通れるようになりました



信号待ちの看板が雪で真っ白…

STOPP HER VED RØDT LYS
(赤信号の時はここで停止)
とかなんとか書いてあるはず

ところで
定期的に日本に一時帰国をしているせいか
いまだに時々ウィンカーとワイパーを出し間違えることがあって
あわててしまいます

おまけに交差点では
気を抜くとつい右側を先に確認してしまって
あ、ちがうちがう、車は左側から来るんだから!とドキッとします

いつか全てを
無意識に右側走行ルールでできる日が来るのかなあ…


注意書

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