東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

梅雨の日本

2018-06-29 22:03:18 | 一時帰国 temp. return
日本に一時帰国中です

お天気がイマイチで湿度の高い梅雨の季節ですが
普段のノルウェーでの生活があまりに乾燥しているので
この湿り気の多い空気も楽しんでいます

と思っていたら
今日のニュースで関東地方はもう梅雨明けとのこと
早い!

そういえば今日はヒコの散歩中に蝉の声を聞いたような…



でも季節を問わず
日本にいる間の楽しみの最大のひとつは
なんといっても仲のいい友達とのおしゃべり

今回は都心にノルウェーのクラフトビールが飲めるバーがあると知って行ってみたり



カフェでまったりランチしたり



特別なことは何もしなくても
ただ顔を見てしゃべっているだけでシアワセ〜



朝ドラでトヨエツに会えるのも
シ・ア・ワ・セ💕


一時帰国の準備

2018-06-12 23:52:55 | ノルウェー山暮らし fjellgård
日本に帰省するときは冷蔵庫を空っぽにします
(相方は料理をしないので)

そんな時に便利な pytt i panne



主食のじゃがいもとソーセージやひき肉など何らかの肉類
あとは適当に野菜を炒めて塩コショーしたら
目玉焼きをのせるだけで完成というお手軽ディナー

スウェーデンのヨハンセンさんのブログ
スウェーデンの田舎に住んでみたらどうなるの日記で知ったので
スウェーデン料理だと思っていたら
ノルウェーのスーパーにもチンするだけの pytt i panne が
冷凍コーナーに売っていました
北欧共通??

さて
冷蔵庫はなんとか片付いたものの
いろいろやり残したまま出発の日がきてしまいました

ルバーブ、もう一回収穫したかったなー



うさぎが食べに来る芝生も
もう少しきれいに刈りたかった



わたしが不在の間に導入予定の芝刈りロボットにおおいに期待



あ、きみたちはね
いつかみたいに柵の中に入っちゃダメだからね
フン拾い、ものすごーく大変だったんだから
頼むよ



まだ小さくてかわいい子羊も戻る頃には丸々と太ってるだろうなあ
Ha det nå!

山道ドライブ

2018-06-11 21:02:54 | ノルウェー山暮らし fjellgård
緑の眩しい季節
自宅とふもとをつなぐ未舗装の約5kmの道は
目に優しいドライブコース
(動物注意)



唯一の心配は対向車ですが
これまで本当にそれで困ったことはありません
(滅多に車に会わない)

ただし目には優しくても路面は未舗装
かつ山あり谷ありのルートなので
もちろんスピードは出せませんし揺れがかなり激しいです

特に一昨年に作ったばかりの新しい道は
斜面から転がり落ちてくる石がたくさんあって
ときどき止まって大きい石を谷側へ落としてやらないと進めなかったりします



左側の山肌の真新しい感じというか
斜面と道路の境目がハッキリしない感じ
そして車幅ギリギリ
何度運転しても緊張します

ちなみにスタート地点のふもとは海抜500mで自宅は650m
なーんだ、高低差たった150mと思ったアナタ
途中で765mの地点を通過&川を2ヶ所渡るのですよ…



そんなわけで
500m⇨765m⇨730m(最初の川)⇨750m⇨620m(2つ目の川)⇨650m
とアップダウンにも富んでいます

加えて
少し前に橋が完成するまでは
2つ目の川の手前のやや広めのカーブで車をUターンさせて
狭い下り斜面をサイドミラーだけを頼りにバック走行というオマケ付きでした



橋が通れるようになって本当によかった

その2つ目の川の先は羊の天下



家のゲート前に陣取っているお母さん羊
足をドスドスと踏み鳴らして
車に挑戦しようとするのやめてほしいわ…

窓に枠

2018-06-08 10:21:23 | ノルウェー山暮らし fjellgård
日本の建物と違って
ここでは概して窓が小さいです
わたしが住んでいる家は年季の入った古民家なので特に小ぶり



日本なら壁の中央にどーんと引き違いの窓が付くと思われる壁面に
小さい窓が並ぶスタイル

どれも1枚窓で左右と下にある3ヶ所のロックのうち2ヶ所を外して
上下または左右に開きます

そして本来なら
これらの窓には夏のあいだ格子の枠を取り付けないといけないのですが
冬に外すのが面倒でつけていません
(枠は木製で風雪に弱い)


(物置部屋に置きっぱなし)

というのも
枠を付ける理由が
「昔の家の窓は小さなガラスをはめた格子の窓だったから」
つまり
「景観保護地区にある建物はできる限り昔と同じ姿であるべき」
というたぶんに形式的なもので
それをしなくても住んでいるわたしたちには何も不都合がないのです

でも実は
もうひとつ窓に枠をつけたほうがいい理由があります
それは鳥の衝突対策

先日もキッチンテーブルそばの窓に
派手な音がして何かがぶつかったと思ったら
芝生に目を回したツグミが…



ずいぶん長い間動けずにいましたが
30分ほどすると復活していたのでひと安心


(建物から少しずつ離れつつも休息中)

もう何年かして
生活のための作業が上手く回せるようになって
窓枠の取り付け(と取り外し)もルーティーンに取り入れられたらいいかもね…

砂利と雑草とわたし

2018-06-06 23:00:28 | ノルウェー山暮らし fjellgård
「彼とYシャツとわたし」っていう歌、ありましたね
わたしはいまYシャツともアイロンがけとも無縁の生活です
かわりに砂利と雑草にまみれています

4月後半から早々と庭仕事に従事しているのですが
今年のスタートダッシュは砂利がメインアイテム

まずなにはさておき家の周囲に雑草よけの砂利を敷き詰めます


(作業を始めた1ヶ月前)

他の場所と違ってここの草は
刈らないと建物に良くないので優先順位が高いにもかかわらず
機械では届かず手作業ですごく大変という不条理を
去年実感しての今年の改革です

さて
ほぼ一晩中明るい6月になり
草はものすごい勢いで伸びていますが
砂利が機能しているようでひとまず成功!



ただし
雨どいより向こう側は砂利が足りず掘り起こしただけになっているので
すぐにまた芝生と雑草に侵食されるかも…
来年以降に持ち越しになりそうです

そして
並行して進めている小川の両サイドの手入れ
去年敷きつめた石の隙間をこれまた砂利で埋めていきます


(こちらも1ヶ月前の様子)

砂利は以前何かの工事で使った残りが敷地内にあったので
それをじゃんじゃん使っていたのですが
2ヶ所の作業を同時進行していたら
どちらも終わらないまま砂利が尽きてしまいました

数キロ先に良い砂利場があるので
そこへ車かトラクターで行ってひと山ほど運んでくれば
あと少しで作業が終わるのに
家の最寄りの橋が完成していなかったためやむなく中断
(自宅が一本道の行き止まりにあるためどこへ行くにもその橋を渡る)

そうこうするうちに
小川のほとりは石と石の隙間から
雑草が顔を出し始めてしまい



こうなると掘り返したほうが早い…



深めにシャベルで土を掘り起こし
深めに石を敷き詰めなおし
工事中の橋のそばから川原へ降りて小石を拾い集め
隙間を埋めていきます

ひととおり埋まったらトップレイヤー用にも川原の石を調達
丸く磨かれてきれいな石がたくさんあるので
つい欲張ってたくさんリュックに入れてしまい
背負った重みにビビるというのを懲りずに繰り返しつつ
地道に進めていましたが

こちらも満足に完成と呼べるところまで来る前に
なんと時間切れ

来週には日本に一時帰国するので
(そして戻ったらもうやる気がしない状態になっているかも)
砂利がらみプロジェクトは共に来年以降に持ち越しの見通しです



それでも
草が覆いかぶさってどこに水が流れているか見えず
たびたび足を濡らすハメに陥った一昨年を思えば進歩!

ここでは「庭仕事は気長に」が肝心
仕事の全体量が膨大すぎて
サクサク進めすぎると身体をこわしかねません



鳥の巣作りを見習って
コツコツ、マイペースでね
(と自分に言い聞かせる日々)

注意書

※このブログの文章・写真・画像を無断で使用することを禁じます。