東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

準備の準備

2015-11-22 15:31:48 | 脱出 escape from Metropolitan
まだ1ヶ月以上先ですが
できるところから引越しの準備をしています

今の住まいの明け渡しを
なんといっても押し迫った年の瀬に予定しているので

不動産屋さんの立ち会いや
ケーブルテレビの工事や
それから町のリサイクルセンターの引き取りなど
なるべくこちらの希望の時間に予約しておくために
できるところは片っ端から連絡をしています

息子の引越しの荷造りは
大学が冬休みに入ってからになるので
引越し直前の1週間のみですが

新居となるアパートのほうはフリーレント期間をけっこういただけたので
12月初めから支度にかかれます

さっさとバルサンをたいて
カーテン縫ってラグを敷いて
運べる家具は運んで配置してみて
(家具って寸法を測っても実際に置いてみないと確信が持てないので…)
早めにできることは済ませて

あとは息子の私物と
ギリギリまで今の住まいで使う家電と布団を運ぶだけ
という状態にしておきたい

一方
同時に進めているわたしの引越しの荷造りは
少しやっかいです

最初は船便かSAL便で何箱か送ろうと思っていたのですが
重量別の料金表とにらめっこしていると
どう考えてもわたしの荷物サイズだと
渡欧の際に飛行機に持ち込むほうが安いとわかりました
そのうえ早いし確実です

そんなわけで国際小包はやめて
飛行機の受託手荷物で当面必要なぶんだけ運んで
持っていけないものは一時帰国のときにまた考えることに

そこですごく役に立つのが
ウェイトチェッカー
それぞれの荷物を重量制限(23kg)ギリギリにしたいので
もうこれがないとはじまらない!というくらい活躍しています



以前にもスーツケースの重さを計るのに何度か使ったのですが
かなり正確でした
オススメの一品です

ところで
あちらで暮らすにあたって
スーツやパンプスやバッグなんかはあまり必要なさそうだけど
一応一揃えは持って行こうかと思っていましたが
これらはやたらとかさばって荷造りの邪魔になるんですよね…

で、ふと思いついて妹(23区在住のワーキングマザー)に連絡してみたところ
もらってくれるとのことで
お正月に実家で受け渡しとなりました
やったー!

品物の説明をするのに写真を撮りましたが
ふだんがオークションなどとは無縁の生活なので
なかなか楽しかったです











捨てるのはもったいないし
他人にあげるのは気がひけるし

こんな時に女きょうだいはいいですね





リストアップ

2015-11-18 06:59:31 | 脱出 escape from Metropolitan
引越しのためのやることリストを作りながら
前回の引越しのときに作ったものを取っておけばよかったと
軽く後悔

何度引越ししていても
何か忘れていないか心配になります

しかも今回は
息子のアパートへの引越しとわたしの海外への引越しを
同時進行させるのという点がいつもと違うので
より慎重になっています

今までのように
家財一式をある場所から別の場所に移すのではなく

①家電や家具の一部は息子の一人暮らし用アパートへ運んで
②わたしの私物はスーツケースと国際郵便用に荷造りして
③残りは処分

という3段階ですが

家電や布団がなくなると今住んでいるところで暮らせなくなるわけですから
全てを同じタイミングでフィニッシュさせないといけません

まずは息子の住むアパートにどの家具が置けるかと
そのうちどれだけを自力で運ぶかを決めないと
引越し業者の手配もできないので
まずはアパートが先決です

更に
そういった物理的な作業のほかに
今までは単に住所変更の手続きだけで済んでいた
住民票やクレジットカードや銀行口座などについて
今回は海外への転出届を出すか出さないか悩んだり
(年金や健康保険や税金のあれこれを検討)
いくつかの口座を解約をしたりと
事務手続きもやや割増感が…

処分する家具や粗大ゴミも
けっこうな量になりそうなので
市のリサイクルショップへの予約も早めにしないとなー

職場や近隣やお世話になった方への
ご挨拶の菓子折りの準備も
かなりの量になります

当初の予定では
職場への出勤は11月一杯で
12月中の在籍期間は有給消化の予定だったのですが
急きょ上司から
後任の都合で12月も少し出て欲しいと頼まれたため
20日頃までは週に数日仕事をしながらの引越し準備となりました

そんなこんなで

ノルウェーにいる相方は
わたしの渡欧を指折り数えて待っていてくれるのですが
(わたしももちろん楽しみにしていますけれど)
引越しや諸手続きの煩雑さを思うと
単純にカウントダウンを喜んでもいられない複雑な心境です

ほっくほく

2015-11-17 17:22:36 | 都民生活 life in Tokyo
さつまいもがたくさんあったので
魚焼きグリルで焼き芋にしてみました

濡らしたキッチンペーパーに包んで
さらにアルミホイルで包むだけ
15分くらいで火を止めてしばらく余熱で置いておくと…



ほっくほくです

美味しい~

食欲の秋が止まりません

しょうらいのゆめ

2015-11-11 07:56:46 | 都民生活 life in Tokyo
新潟の旧友が
大学生の娘さんの用事で上京した日
ちょうどわたしの仕事が休みだったので
久しぶりに会うことができました

自由が丘のカフェでランチして


fete cafe

そのあと場所を変えてコーヒーとケーキ


十一房珈琲店

最近は自然食のお店に凝っていて
こちらのカフェも事前にインターネットで調べて行ったのですが
お惣菜の味がわりと濃いめですごくフツウでした
スイーツのほうが美味しそうだったかも…

逆に
コーヒー屋さんは適当に入ったのですが
ふわふわのシフォンケーキが予想以上に美味しかったです

なにはともあれ
たくさん話せて楽しかった~

ところでこの旧友は
以前このブログでも書きましたが
わたしが覚えていない昔のことをよく覚えているのです

👉大根をかるように

今回もちょっと驚かされました

お題は
子供の頃の将来の夢

わたしは全く記憶にないのですが
彼女によると
小学校の卒業文集でわたしが書いた「将来の夢」は
「保母さんかお母さん」だそうです

えええっ

そんなこと書いたっけ?

保母さんにはなりませんでしたが
母親にはなったわけですから
これはいちおう子供の頃の夢が叶ったと言っていいのかな?

今度彼女に会うときは
わたしが覚えているネタを披露してみて
彼女が覚えているかどうか聞いてみたいと思います

楽しみにしていてね
Mちゃん!


星の王子さま

2015-11-06 16:28:10 | 都民生活 life in Tokyo
最近は映画のモチーフにもなり話題の
「星の王子さま」

たまたま図書館で絵本スタイルの英訳本を見つけたので
読んでみました

これまで一度も読んだことがなくて
イラストくらいしか知らなかったのですが
なんと涙が出そうになる箇所多々で
名作と言われるのも納得



「大切なものは目に見えない」
(英訳:It is only with the heart that one can see rightly;
What is essential is invisible to the eye)

という有名な一文は
王子様のオリジナルの言葉ではなくて
友達になったキツネが教えてくれた秘密だったのですね

たくさんのエピソードがありますが
このたびいちばん心に残ったのは
井戸についてでした



「砂漠が美しいのはどこかに井戸を隠しているから」
(英訳:What makes the desert beautiful is that somewhere it hides a well)

というのも
キツネの秘密と同じことを言っているようなのですが
これってもしかしてラピュタの歌の元になっていたりしてます??

ちょうどノルウェーにいる相方が
ちょっと落ち込んでいたので
このいい話で元気を出してもらおうと試みましたが
自分の語彙力に限界を感じ
いっそ英訳を丸々読んで聞かせたくなりました

でももともとはフランス語のお話ですから
フランス語で読めたらいちばんいいんですけどね

旧友から
大学の仏語の授業でこの本を原語で読んだと聞いて
すごく羨ましくなりました

ピアノレッスン

2015-11-02 12:13:44 | 映画 movies
この映画
長い間ずっともう一度観たいと思っていたのです

ストーリーの細部は忘れてしまっても
忘れがたい強い印象が残っていて
特に劇中のマイケル・ナイマンのピアノ曲は
スコアを買って練習して弾いていたくらい好きでした

ようやく観られて大満足

ラスト付近で

What a death, what a chance
(字幕 : なんという死、なんという運命)

というせりふが出てきますが
観ている方からすれば

What a love
なんという愛

の一言に尽きます

それにしても音楽と映像の美しさがしばらく後を引いて
いろいろなシーンを何度も思い出したくなる映画でした
そしてニュージーランドに行きたくなりました

子役の女の子が気になって調べたら



後にX-MENシリーズのローグ役で出ている人でした



確かに!






ワンダーランド駅で

2015-11-02 11:24:06 | 映画 movies
久しぶりにDVDを借りて
映画を観ました

もともと
休みの日に時間ができたので
映画館へ行こうかと思ったのですが
近所のシネコンであまり観たい映画がなかったので
TSUTAYAに行き先を変更

少し前までは置いていなかった「ピアノレッスン」が
良品発掘のシールを貼られて復活していたので
かねてよりもう一度観たかったそれと一緒に
おまけのつもりで深く考えずに借りたのが

「ワンダーランド駅で」

原題は

NEXT STOP. WONDERLAND

映画を最後まで観ると
タイトルの意味がわかって微笑んでしまいます

ジャンルはと聞かれたら
たぶんラブコメディーかラブストーリー

主人公の女性が「美人」である点だけは自分と重ねられませんが
それ以外はほぼ共感できて
目が離せませんでした

どこがどう良かったとうまく書けませんが
こういう映画、好きです

ストーリーは全然違うのですが
メグ・ライアンとトム・ハンクスの
「めぐり逢えたら」を思い出しました

水族館が舞台の一ヶ所なので
たびたび登場する
そこの人気者ハリセンボンのパフ(←名前)がまた愛らしくて
全編を通して流れるボサノバとも妙にあっていました

実は
ここしばらく妙な偶然に驚くことが多くて
ひとつひとつは些細なことでもあまりに続くので
何だろう?と不思議な気持ちがしていたのですが

この映画を観て
偶然はそれを感じるひとの心の中にあるのかも、と
思いました

注意書

※このブログの文章・写真・画像を無断で使用することを禁じます。