![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/1d/a519958ffee0a49e517608b04ca0e470.jpg)
ALTEC 817ホーンスピーカーを改良して
TA7396を使ったミラフォニック サウンドの再現を試みているのだが
なかなかおもしろい結果になってきた
デフェーザーと呼べばいいのか
22センチ1.5ミリ厚の合板で、四角い筒を作り
817のフロントロード部分に、スポンとはめ込んで
フロントのバスレフダクトには板で蓋をはめ込み
BOX後面の蓋を外して、後面解放型にして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b7/06e92e017bdf8386df3ecfbc4ee3efa9.jpg)
なんちゃって ミラフォニック サウンドを楽しんでいるのだが
これが、実にいい音で
結構、ミラフォニック サウンドになっている
音の張り、立ち上がりは申し分なく
クリアーでリアリティーあるサウンドである
そして不思議なんだが、
低音の雑味音が消えて。かなり音質もいい!
実に不思議ではあるが
この四角い筒をスピーカーの前に置くだけで
濁った質の悪い低音が、
良質の低音になる
料理で言えば雑味が消えた、純粋な味
ふるいにかけて、質の悪いものが除かれたような音になる
原理は分らないが、そうなるのだから、それでいい
で、この四角い筒を斜めにした、
ディフェーザー
これを前後させると、当然だか音が変わる、
ぎりぎりまでスピーカーに近付けると、張りのあるタイトな音になる
スピーカーから離すと、ゆったりした量感が出る、
本来のTA-7396バッフルは、両サイドはホーンではなく
平らな板のバッフルが板が、ホーンスピーカー風に付いているのだが
我が817はフロントホーンの為、内側に湾曲していて、
極端に狭くなってしまう箇所がある
この狭い部分をどのくらいの幅がいいのか試してみた
最小は2センチ
かなりタイトな音だが、量が後ろえ出る音が多いのか、明らかに前に出る量が少ない
だから音がタイトなのだ
817はオリジナルの状態で、すでに15%くらいスピーカーにコンプレッションがかかっている
そこにさらにデフェーザーでコンプレッションになるのだろうか
音の道を塞ぐと、かなりの抵抗になるようだ、明らかに量が減る
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/90/b5d8bb99a8a7065e221ceaba8f49cc28.jpg)
三センチ
おッ、低域が豊かになった
5センチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/98/7c3bf3f1aa246519806befaedeeb66a6.jpg)
なかなか、こっちのほうがいい
これ以上はあまり変化がなかった
結局デフェーザーは、音道をある程度空けないと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d8/5fb29a8dd2251d8f36c7f61f0befd68e.jpg)
音の豊かさが出ないようだ
さらに、意味がないように思われる
サブバッフル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/90/1ee812c3fcbc17799f890183940d6ea3.jpg)
これは驚いたが、絶対にあったほうがいい
湾曲したホーンの為あまり長いサブバッフルは入らないが
このサブバッフルを入れたほうが、明らかに音の雑味が消える
ウーハーの高域部分の音が整う
不思議なものだ、なんでなんだろう?
まあ俺が考えても答えは出せない、から考えるのはやめよう
ついでに
フロントのバスレフダクトも付けたり外したりしてみた
これは絶対にふたをして、前と後ろの音を分けたほうが良いと思ったのだが
これも理由が分からないが
ダクトがあったほうが低域が伸びる
後面解放にしても、バスレフの効果があるのだろうか?
分からないことだらけの
なんちゃって、ミラフォニックサウンドシステムだが
とにかくいい音である
軽快なALTECではあるが、圧倒的な張りのある音圧に支えられて
かなりの音になってきた
WEには叶わないが
私が聞いてきた、まがい物のWEサウンドのものだったら勝負できるレベル
別に勝負する必要はないのだが
以前もあったが、まがい物で本物のWEサウンドを語る方々には首をかしげてしまう
あのときの、あの音から見れば
私のはナンチャッテWEですが・・・・・・・・ですよ