オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE597A BOSTWICK TWEETER レプリカ

2016年03月10日 09時05分29秒 | オーディオ

毎回同じような内容で恐縮ですが



今回もボストウイックツイーターについてです

置く向きがあるようで、この向きに置くのが正しい置き方だそうです

下に取り付けねじもありますしね




前にも書きましたが、ボストウィックは開発者の人名で、

ボストウイック型と名乗っている会社の物もありますが、正式には

見ての通りのホーン型のツイーターです


もちろんチャルメラ ラッパ型でもありません



ホーン型ツイーターの元祖と呼ばれています。



注、
人の名前がついたスピーカーはレンジャーパラゴンなど、沢山ありますが
WE社において、人名がついた製品が他にあるのでしょうか?
ほとんどが記号と数字のみで、人名がついた製品を私は知りません
開発者の名前がつくほど、画期的な発明の製品だったのでしょうか
そんなことを想いながら聴いてます





WEオリジナルに拘る私としては
(読者:その割にほとんどが持っているものはレプリカだね)




オリジナル597を手に入れたいですが、




こればっかりは残念がら、オリジナルの入手はほとんど不可能なのです

昭和初期に、日本にもごく僅か入ってきたそうでうですが、

そのほとんどが、実際には設置されなかったそうです




アメリカではWE555が高域不足で不評になり、

WEの威信を懸けて、このツイーターが開発されたそうですが




その時代の日本ではノイズ発声器としか受け入れられず、

結局使われずに外されて返品され、




日本では一箇所の映画館しか 使われなかったとの噂です


そんなわけで、日本ではオリジナルはほとんど存在しない





「幻のスピーカーWE597A ツイーター」




生産量もかなり少なかったようで



オリジナルがほとんど存在しないので





仕方なく、今回はレプリカで我慢することになりました

幸い、わが国でも数社でこのモデルのレプリカを作っています


私のは、WEラボで製作したものですが


他にはGIP、エルタス、カンノといったメーカーさんでも製作されています

注、カット写真はWEラボさんのホームページより、無断借用させて頂きました





各社ともオリジナルをカットしたりして、詳しく調べ上げ


寸分狂いなく製作されたレプリカユニットだそうです






一見同じような形のレプリカなので、

最初どこかに依頼して、同じところで作っている、同じ物かと思いましたが





形は当然オリジナル597を真似したので、同じように見えますが、


各社とも仕様が若干違うようです







励磁の電圧ですが

オリジナルの597Aは7V DC

597Bは24V



他には、A-597A?、というモデル名なのか 72V DC仕様もあったよです


私のは一般的なオリジナル597Aと同じ 7V DCですが



597Bをコピーした24V DCのモデルもあるようです



24Vだと、ウーハーはほとんど24Vなので一緒の電源が使え

555や、594、4181ウーハーなどの組み合わせで、電圧が異なるようです



噂では7Vなのは、バッテリーをフル充電すると7Vになるそうで

それに合わせてあるとの噂もありますが・・・





国内のレプリカメーカーもユーザーの要望に合わせて、24V仕様のものもあるようですね







周波数帯域はオリジナルは 2KHz~12KHzまででしたが


私のモデルは 1K~18KHz と再生できる帯域も広くなっています

後の各社はカタログデーターは公表されていませんので分かりませんが




まあ、各社とも、オリジナルの

Western Electric 597 以上の性能と、うたっていますので
(笑)


たぶん特性はいいのだと思います







ホーンは、カンノ製は、触れたことが無いですが


WEラボ、GIP共に指で叩くと

キーーーーーン、とても澄んだ良い音がします、


エルタスは少し低く、キ-ン

同時には叩いていませんが、みんな真鍮製の同じような音でした




オリジナルは初期ものが真鍮製で


後期物はジュラルミン製のものもあったようですが





流石にレプリカは、初期ものをレプリカしているようですね




またホーンの形状も二段になっているものや、段差の無い物等、各社違いがあります


これはコピーした時代が違うのでしょうか?




さらに、のぞいてみると

ホーンスロートの幅も違うように見えるのですが・・・


フェイズプラグの形状も長さも大きさも…

まあいいか






それとヴォイスコイルにも違いがあるようで


エッジワイズ巻のボイスコイル は同じでも


振動板の材質はアルミのモデルと、アルミ合金のモデルがあるようで、

そのほかの特殊な素材を使っているものもあるらしいです



私の振動板は、ジェラルミン U.S.A製だそうです





今回は縁あってWEラボのレプリカモデルを入手しましたが、


WEラボの話ではオリジナルと比較しても、全く分からないかなとの事





他の、エルタス、GIP、カンノさん、ともども全てお会いして話した

わけではありませんが、






WEに惚れ込んで、WEのレプリカを作る方々ですから

WEサウンドは私なんざと比べ物にならない、WEを知り尽くしたプロの方々


きっとオリジナルのWEサウンドを、

再現することは簡単にできると思いますが







ただ、それを製品にし、自社ブランドで販売しようとした時点で、

オーナーの好みが出るのでしょうか?




各社ともに音色が違います






あまり大きな声では言えませんが



古来からの日本的にリファインされたもの


忠実にコピーされたもの






聴いてみると、明らかにこのコンセプトに違いがあるようです



☆注
私はプロではありません、ご存じのように只のオタッキーな素人ですし
各社自慢のショールームをお持ちですが、そこで聴いたことがありません
数か所でたまたま聴かせて頂いたことがある程度の意見ですので
私の意見はあまり参考にしないでくださいね




私は





和を重視した、音色の美しい、音彩色だけの597レプリカよりも


辛口の597Aが好きです

最新の画像もっと見る

コメントを投稿