オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

オーディオ機器の頂天

2014年12月27日 23時28分47秒 | オーディオ

オーディオの音の基本や、聴き方は人によって様々


オーディオマニアが目指しているのは



当たり前だが、いい音


では、いい音の定義は、


原音再生?、生の音を基本として

それを忠実に再現するシステム



それがピュアオーディオシステム?




それとも、



生音の原音は、また別のものと考えて、

レコードを原音として、ある意味、生音を超えるものを目指す




オーディオの目指す、良い音のテーマは人によって様々である


目的が違えば、出てくるいい音は当然違う




リアルな原音を目指すなら

個性やクセの少ない、質の高いクリアな音、


真空管アンプを使いオールホーンシステムなどが挙がる




だがほんの僅かでも、原音を越えようとする挑戦者は


とても個性的な音を出す



強烈なダイナミックなスピーカーで大出力アンプをお使い奏でる



どちらが正しいか、答えは残念ながらない



趣味として楽しんでいるのだからどちらも正解であろう



ではどちらに属するのかと尋ねられたとき


ほとんどのオーディオマニアは、




俺だけはどちらにも属さない


と言うような気がする



かく言う私もその1人であろう



時に前者でもあり、時に後者である




1つだけこだわりをあげるならば



私はやはり楽しい音に拘る



当たり前だが音楽は


音を楽しむと書く





だから音を楽しみたい、楽しい音楽、それを演奏できるオーディオ装置


だからオーディオ装置に求めるのは、


楽しい、いい音





では楽しい音とは一体どういうことなんだろう?


私の定義をあげるならば



まず高域はキラリと輝きがあり、色ツヤを伴う輝


中域は腰の座った奥行き感、音の張りとリズミカルなテンポ

これらを伴い、明朗で明るく晴れやかになる音


これらがないと私は楽しくない





オーディオをやってきて、製品に求めた音は、

おそらくそんな楽しい音、思わずニヤッとしてしまうような音を求めていたのだと思う


それがマークレヴィンソンであったりクレルやチェロの個性的なアンプ



そんな個性的なアンプ、

色濃い音の演技力のあるアンプと言ってもいいかもしれない



いい音だけのアンプには余り興味が無かった

日本製や海外製の、音だけいいアンプにも、出会ってきたが、興味が湧かなかった



そんな色濃いアメリカアンプやスピーカー



緻密でクールなJBLサウンドや、陽気で明るいALTECサウンド


アメリカンサウンドを奏でるオーディオ機器の


その先、すべてのオーディオ製品の頂点に君臨していたのが




Western electricであった



ウエスタンと市販のアンプやスピーカーを同レベルで語るなと、怒られるかもしれませんが



色濃い個性的な市販アンプやスピーカーの頂点には、

私の持論ではウェスタンがあると思う



時にレビンソンより情熱的に、時にクレルより冷淡に


JBLのアンプよりストレートに、マランツのアンプより正端に素直に、マッキンのアンプより力強く




どんなスピーカよりも密度が濃く、艶やかにエネルギッシュで


どんなアンプよりも色濃く、個性的でありながら、


全くそれに違和感を感じる事はない


強烈な個性を、個性とは感じさせない自然な音造り




矛盾な言葉であるのはわかっているが、


色濃い自然な音



機械的に造り出した音でありながら、

原音以上に艶やかで力があり魅力的な音


その音は、結果として出来上がった音では無い


故意に目指した音、

用途に合わせ、意図した音造りが出来る音響システム



それが私にとってのウェスタン


Western electricのマークである


電気は何であるか、どうすればどうなるのか、その全てを把握したならば

世界を制覇できる



もしくは、世界中で唯一電気を制圧し操れる企業


そう語ってるのだと私は思う



未知の神秘や偶然などでは無い、人工的な技術力により、

どんな楽器よりも人の声よりも、素晴らしい音を奏でることができる音響機器


とんでもない技術力と途方もない予算を投じられたと思われる製品群



多分すべてのオーディオマニアが、



どんな思想や、歴史を持っていたとしても、



完全にメンテナンスの行き届いたWesternサウンドを耳にしたならば

そのサウンドを否定する方は多分いらっしゃらないと思う




だが残念ながら、



そのオリジナル製品はもう、ほんのわずかしか現存していない




我々一般人では、大量に作られたであろうスペアパーツを使って改良するか


オリジナルを忠実にコピーした製品を使うしかない



そう、市販製品レベルでウェスタンサウンドを奏でようと思うならば

できるだけ忠実にコピーするのがベストだと思うが・・・・・



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