XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)

2008-08-31 21:57:37 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの30号車は、MCLAREN-MERCEDES MP 4/21 2008 CLUB MODEL(SCALEXTRIC)です。私が2007年7月からスケーレクストリック・クラブに入会しているのは、これまでにもお話している通りです。同クラブは、1年単位での更新となるため、2008年7月7日にスケーレクストリックのサイトからリニューの手続きをとりました。同クラブの2008年のクラブモデルは、マクラーレン・メルセデスMP4/21のルイス・ハミルトン仕様です。クラブモデルは、年が明ける頃から会員向けに発送の準備に取り掛かるのですが、2008年は3月頃から順次発送されていました。私のリニューが7月だったため、他の会員がこのモデルを手にする中、指をくわえて眺めていたというわけです。そんなクラブモデルも、7月25日に私のもとに到着しました。
マクラーレン・メルセデスMP4/21は、スケーレクストリックのモデルとして市販されていますが、クラブモデルはクラブ会員限定車となるだけに、オリジナルな部分があります。クラブモデルと市販車の違いは、ヘルメットがルイス・ハミルトンのアイルトン・セナ・バージョンに塗られていること、モーターが18000回転ではなく20000回転になっていること、ブラスベアリングと強化リアアクスルが使われていること、です。2007年のクラブモデルであるフォードGTの場合には、スケーレクストリック50周年も記念した大胆なカラーリングが施されていたのですが、さすがにリブリーであるF1マシンではそれはできずに見た目の違いが些細な分、性能面での+αが図られたということでしょうか。
私は、スケーレクストリックのF1は、ルノーF1 2007を持っていたのですが、それらしい速さで走らせるのに苦労していました。しかし、僅かのセッティングとチューニングを施しただけのマクラーレンMP4/21は、とても扱いやすく、速さもスロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイですぐに8秒を切ろうかというタイムを出すことができました。そこで、ルノーF1 2007にも同様のアプローチを施したところ、差のないタイムが出せるようになったのです。そうなると、市販車とクラブモデルの操作感と性能差が気になるところですが、私が持っている2台を比べる限りでは、以下のようになります。重量は67g同士で同じながら、ルノーが軽快さを感じるのに対し、マクラーレンはカシッとした安定感を感じ、タイムはほんの少しマクラーレンが上です。ただ、マクラーレン同士で比べてはいないので、微妙な部分ではあります。

スロットカー・ボーダーレイヴァーズ走行リポート08.29

2008-08-30 20:49:19 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、イレギュラーのボーダーレイヴァーズ走行リポート08.29です。日曜日の定例記事もあります。

8月29日に行った富士スピードウェイのフォーミュラ・ニッポンの練習走行の帰りに、スロットカーショップ「ボーダーレイヴァーズ」に立ち寄ってきました。夕方からの集中豪雨も止み、ボーダーレイヴァーズの前後は幸いにも雨には降られずでした。例によって、ボーダーレイヴァーズでもタイムを記録しているので、まずは列挙してみます。

1. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 4.207秒
2. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 4.257秒
3. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 4.260秒
4. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 4.267秒
5. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 4.378秒
6. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 4.402秒
7. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 4.432秒
8. ペスカロロC60ジャッド(PESCAROLO C60 JUDD(AVANT SLOT)) 4.433秒
9. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 4.462秒
10 クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 4.476秒
11. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 4.580秒
12. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 4.608秒
13. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 4.619秒
14. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 4.695秒
15. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 4.754秒
16. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 4.791秒
17. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 4.795秒
18. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 4.842秒
19. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 5.042秒
20. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 5.050秒
21. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 5.053秒
22. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 5.078秒
23. ランドクルーザー・パリダカ2006(LAND CRUISER PARIS DAKAR 2006(GSLOT)) 5.192秒
ボーダーレイヴァーズは、カレラ製18m4レーンで、改修以前の富士スピードウェイに似たレイアウトはリズミカルな走りが楽しめます。ただ、クロッシングがこの春から導入され、特に1コーナー終盤に用意されたものがちょっとした難所になっています。ストレートからスピードをある程度維持しつつ高速コーナーに飛び込むと、このクロッシングでコースアウトしてしまうのです。そのため、繊細なスロットルワークが要求されるポイントのひとつになっています。
トップは、カレラのフェラーリF2005が4.207秒で獲得しています。このところスケーレクストリックのF1の後塵を拝していますが、カレラのスタンダードなサーキットなら、まだまだ譲れないといったところです。スケーレクストリックのマクラーレンMP4/21が4.257秒で2位、同じくルノーF1 2007が4.267秒で4位、となっており、ニンコのモスラーMT900R XAVEXが3位の4.260秒でF1の牙城を崩しています。ニンコは、5位にモスラーMT900R LEYJUNの4.378秒、7位にレクサスSC430の4.432秒、9位にフェアレディZの4.462秒、となっており、ニンコらしい速さを見せています。モスラーMT900R LEYJUNが大幅に順位アップ、レクサスSC430も初めてフェアレディZを上回るなど、それなりの成果も上がっています。
スロット・イットのBMWマクラーレンF1 GTR(6位の4.402秒)、スピリットのクラージュC65(10位の4.476秒)が安定したタイムを残す中、課題が出てきたアヴァントスロットのペスカロロC60ジャッドが4.433秒で8位、レベル・モノグラムのシャパラル2が4.580秒で11位、MRRCスケールオートのトヨタGT-ONE TS020が4.608秒で12位、と一応のタイムを出せたのも喜ばしいところです。それにしても、マイカーの台数が増えて密度が濃くなってきたとはいえ、1位から23位までが1秒差以内にひしめいており、次に走らせるのがとても楽しみになってきました。

スロットカー・CHAPARRAL 2G(SCX)

2008-08-24 20:29:10 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの29号車は、CHAPARRAL 2G(SCX)です。私のモータースポーツのルーツはCAN-AMシリーズにあり、中でもシャパラルは大のお気に入りでした。私のハンドルネームであるJIM KANOHのJIMも、私がモータースポーツの世界で最も敬愛するジム・ホールのジムからとったものです。私は、スロットカーもモータースポーツ同様に趣味として極めて長く、HOスケールのスロットカーではCAN-AMマシンも持っているのですが、1/32スケールのスロットカーでは手を出していませんでした。なぜなら、あまりあちこちに手を広げると収拾がつかなくなるのと、年に何度も富士スピードウェイなどに通っている関係上、リアルタイムのリブリーを走らせたいという思いがあったからです。とはいえ、私がシャパラルを集め始めるのも、ちょっとしたきっかけさえあれば十分でした。
そんなきっかけがあり、シャパラルを価格との折り合いも考えながらeBayなどで狙っていると、最初に落札することができたのが、このSCXのシャパラル2Gだったのです。イギリスのセラーからの購入で、価格が£20.00、送料が£7.50、合計£27.50で、スペインから7月2日に発送され、7月12日に到着しました。待望のシャパラル1号車は、1997年頃のSCX製で、ケースこそなかったものの新品で見た目も良好でした。このクルマ、実はモデル名はシャパラルGTとなっているのですが、一般的にはシャパラル2Eと呼ばれることが多く、愛好家の間ではシャパラル2Gの初期モデルと考える説が強くなっています。シャパラルの2シリーズはシャシーの使い回しが多く、中でも2Eと2Gは似通っています。このクルマは、実車の写真と見比べると、ドアの形状やゼッケンの位置などは2Eなものの、エアインテークの形状は2Gのものになっており、2Gの初期型ということに落ち着いているようです。
そんなクルマは、1997年頃製のモデルながらも問題なく動いたのですが、さすがにその頃のSCXとあって遅く、ホームサーキットではブービーのクルマから4秒近く離されての断ビリでした。私は、スロットカーは、走るコレクションであり、よほどの貴重品でもない限り、さっそうと走らせたいと考えています。そこで、モーターをプロフェッサーモーターのホットロッドプロに、タイヤをインディグリップスに、それぞれ交換し、磁石も装着して、それなりに走れるようにしました。これにより、スロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイでも、10秒前後のタイムを出せるようになっています。シャパラルの1号車としては、自分なりに合格点のモデルに仕上がったのです。なお、ガイドの形状が面白く、シャシーにネジ止めする部分で前後に2分割されているのですが、これによる不具合はありません。

スロットカー・両頭グラインダー

2008-08-17 17:30:17 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、両頭グラインダーのお話です。

スロットカーは、RTR(完成車)をOOB(箱出し)の状態で走らせると、コーナーで思ったほどタイヤがグリップせず、テールがスライドしてコーナーの立ち上がりでトラクションをかけられない場合があります。これは、実車の新品のタイヤと同様に、タイヤの表面がコーティングされたような状態になっているからです。そこで、タイヤの表面を一皮剥き、タイヤが持つ本来のグリップを引き出すと、コーナーでのグリップが向上し、タイムを短縮させることができます。また、タイヤが真円でない場合も、微妙に出っ張った部分を削ることで、クルマの動きが滑らかになることがあります。これは、ゴムやウレタンのタイヤを買ってノーマルタイヤと交換する場合も同様ですが、シリコンタイヤは高精度で削ることはあまり推奨されてはいません。
タイヤを削る機械は、外国では日本円にして2万円前後で売られているのですが、価格を考えると個人で買うのは現実的ではありません。そこで、外国のスロッターの多くは、ドレメルのハンディタイプを数千円で購入するか、簡易的なタイヤ削り機を自作してタイヤを削っています。スロットカーズ・ヨコハマにも、簡易的なタイヤ削り機があり、使ったことがある人もいるのではないかと思います。簡易的なタイヤ削り機の多くは、トラックの後輪部分に紙やすりを貼り付け、クルマを上から押さえつけて低回転でタイヤを回し、その摩擦によってタイヤを削るというものです。私も、これの自作を考えたのですが、両頭グラインダーが手頃な価格で売られているため、こちらを購入することにしました。
私が購入した両頭グラインダーは、アルファ工業がアメリカから輸入販売しているもので、インターネットのアウトレット価格で1980円でした。ドレメルのハンディタイプや日本製の同等品よりも、はるかに安い価格です。仕様は、研削砥石寸法が外径125mm、砥石が#36荒目と#60細目、回転数が2850回転、家庭用電源で動き、重量が5.0kgで吸盤も付いて安定性もあります。支持台と粉塵防止カバーも付いていますが、スロットカーの場合には使いません。床や机などに吸盤で固定した本体の大きな砥石にスロットカーをあてがってタイヤを削るため、ハンディタイプのドレメルよりもタイヤを楽に削れます。私は、タイヤは細目で、ちょっとした工作は荒目で、行っています。長らくアウトレット価格で販売されているため、自宅でタイヤを削りたい人にはお奨めです。

スロットカーズ・ヨコハマ走行リポート08.14

2008-08-15 21:05:28 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、イレギュラーのスロットカーズ・ヨコハマ走行リポート08.14です。日曜日の定例記事もあります。

スロットカーズ・ヨコハマは、8月4日以来、10日ぶりと短めの間隔になりますが、前回の走行で課題が明らかになったクルマと課題が克服できそうなクルマのチューニングやセッティングができたため繰り出しました。例によって、富士スピードウェイにおけるタイムを記録していますので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、自己ベスト更新車です。

1. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 8.1736秒R
2. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 8.2976秒R
3. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 8.3950秒
4. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 8.8309秒
5. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 8.8347秒R
6. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 8.8818秒
7. クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 8.9329秒
8. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 9.0978秒
9. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 9.1828秒R
10. ランドクルーザー・パリダカ2006(LAND CRUISER PARIS DAKAR 2006(GSLOT)) 9.2811秒
11. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 9.3321秒
12. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 9.3613秒
13. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 9.4230秒
14. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 9.4734秒R
15. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 9.5432秒
16. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 9.6076秒
17. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 9.6238秒
18. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 9.6921秒
19. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 9.6992秒
20. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 9.9150秒R
21. ペスカロロC60ジャッド(PESCAROLO C60 JUDD(AVANT SLOT)) 9.9776秒
22. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 10.0430秒
23. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 10.2706秒
24. シャパラル2G(CHAPARRAL 2G(SCX)) 10.6964秒R

木曜日のナイト走行券(19時から23時30分まで走り放題)の時間帯も初めて行ったのですが、お盆休みも日によって混雑状況が異なるそうで、適度な混みようでした。トラックコンディションは良かったのでしょうが、クルマによって明暗が分かれる結果になってしまいました。8秒台突入はクルマこそ変わっているものの前回同様の7台、自己ベスト更新も実質6台と、見た目的には好調持続でした。
トップは、2戦目となるスケーレクストリックのマクラーレン・メルセデスMP4/21が、8.1736秒で獲得しています。前回の8.3123秒からのタイムアップですが、クルマの当たりがついてきて、自分がクルマに慣れてくれば、7秒台も狙える位置までいけるかもしれません。2位は、同じスケーレクストリックのルノーF1 2007が、8.2976秒で飛び込んでいます。長らく苦労していたクルマですが、マクラーレン・メルセデスMP4/21が来たことで、クルマの作り方が見えてきた感じで、同じようなトライを施したところ、これまでの自己ベストである9.5299秒を大幅に更新してきました。3位も、カレラのフェラーリF2005が8.3950秒でまとめており、初めてF1が上位を独占しました。
4位はニンコのモスラーMT900R XAVEXの8.8309秒、5位はニンコのフェアレディZの8.8347秒で、後者は自己ベスト更新です。6位はスロット・イットのBMWマクラーレンF1GTRの8.8818秒、7位はスピリットのクラージュC65の8.9329秒、で、手堅くまとめています。ニンコのレクサスSC430は、またしても9.0978秒と8秒台には及ばずで停滞していますが、9秒を切れそうな感覚はあります。クアトロックスのフェアレディZも好調で、自己ベストを更新する9.1828秒をマークして9位に入っています。
その一方で、不振なクルマも目立ちました。スケールオートのトヨタGT-ONE TS020は9.5432秒で15位、アヴァントスロットのペスカロロC60ジャッドは9.9776秒で21位、クアトロックスのNSXは10.0430秒で22位、ニンコのモスラーMT900R LEYJUNは10.2706秒で23位、と、いずれもタイヤの粘りが弱くタイムを落としています。ニンコのモスラーMT900R LEYJUNに関しては、タイヤを削っていなかったのですが、やはり、それではつらかったようです。各車とも、タイヤを削って臨むことにします。
シャパラルは、今回から2台になっています。レベル・モノグラムのシャパラル2は、フルノーマルで臨んだ前回が10.9489秒で23位と予想以上に苦戦したため、今回はリアタイヤを交換して臨みました。結果としては、9.9150秒と20位ながらも1秒以上のタイムアップを果たしています。新ブランドのタイヤだったのですが効果はあったようで、初秋のうちにはこのタイヤもご紹介しようと思います。SCXのシャパラル2Gは、1997年製のビンテージモデルで、さすがにモーターもタイヤも弱いため、これらを交換して磁石も装着してのアタックで、10.6964秒を出すことができました。10秒を切るのが当面の目標です。

スロットカー・LAND CRUISER PARIS DAKAR 2006(GSLOT)

2008-08-10 17:40:37 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの28号車は、LAND CRUISER PARIS DAKAR 2006(GSLOT)です。GSLOTは、3月下旬にシャシー単独で3990円で先行発売され、RTR(完成車)の発売は先送りになっていました。私は、できればRTRがほしかったので、その発売を待ちわびていたのですが、当初予定の5月下旬から7月上旬、7月中と発売が延び延びになり、とうとう8月にまでずれ込んでしまいました。その間に、第1弾はSUPER GTのレクサスSC430の宝山とZENT、第2弾はSUPER GTのNSXのワークス、と判明したため、RTRの購入意欲が失せてしまいました。レクサスSC430ならDENSO、NSXならREAL、と考えていたからです。そこで、港北みなものお買い物券もあったため、5月30日にシャシーを買ってきました。
そうなると、ボディを何にするかで頭を悩ませるわけで、クリアボディやレジンキットも含めてあれこれと検討したのですが、6月21日に出かけた「東京おもちゃショー2008」で、運良くタイヨーのラジコンであるカスタマックス フォーバイフォーのトヨタ・ランドクルーザー・パリダカ2006が1000円で特売されていたため、とりあえずこれを乗せることにしました。サイズも、いざ合わせてみるとGSLOTにピッタリで、ボディと本来のシャシーを固定するボディ両脇の部分だけが邪魔だったため、グラインダーで削り、マジックテープで固定しました。フロント部は、GSLOTに同梱の固定パーツが高さもほど良かったので、ボディに接着してネジ止めしています。
そんなGSLOTは、6月28日、軽くセッティングを出しただけのフルノーマルの状態で、スロットカーズ・ヨコハマに持ち込みました。ノーマルモーターはそれほどスピード感はないのですが、スロットカーズ・ヨコハマでテストを重ねたというだけあって、ノーマルマグネットとノーマルタイヤのコンビネーションは絶妙で、リアのサスペンションを少し緩めにするだけで、食いつくような安定感のあるコーナリングを見せてくれます。シェイクダウン時の富士スピードウェイのタイムが9.2455秒、次回が9.1816秒まで詰めており、フルノーマルで腰高なボディを考えると、まずまずかなと思います。いずれは、スポーツプロトタイプかGTのボディとそれに見合ったタイヤへ変更できればと考えています。

OFFICIAL XBOX MAGAZINE 9月号

2008-08-06 21:01:32 | OfficialXboxMagazine
「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 9月号」が到着したので、その内容をご紹介します。「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 9月号」の主な内容は以下の通りです。

「MIRROR'S EDGE」の紹介です。本作は、EA DICEが開発するファーストパーソンアクションアドベンチャーです。プレイヤーは、フェイスとなり、厳格にコントロールされた近未来の都市で、ビルの屋上を走るなどして武装した敵を避けながら、走ったり、跳んだり、スライディングしたり、よじ登ったりしながら、目的地に向かって進んでいきます。フェイスは、武器を持ちませんが、敵の武器を使うことはできます。キーとなる操作は、左ボタンのジャンプと左トリガーのダウンで、左トリガーでバリアやケーブルを避け、左ボタンで壁をよじ登ったり、出っ張りをつかんだりします。本作では、必ずしも敵を倒す必要はなく、より安全な道を探して進むことになります。発売は、2008年ホリデーシーズンです。
「WWE SMACKDOWN VS. RAW 2009」の紹介です。本作は、WWEのプロレスゲーム最新作になります。本作では、新たに、「クリエイト・ア・フィニッシャー・モード」が加わっています。このモードでは、最高で10までの動きを連係させることができ、「F」のマークでフィニッシュムーブを決めることができます。これをいったんセーブすると、作成したレスラーやWWEスーパースターに使わせることも可能です。登場予定レスラーは、マット&ジェフ・ハーディー、ジョン・シナ、バティスタ、クリス・ジェリコ、ランディー・オートン、アンダーテイカー、ミスター・ケネディ、レイ・ミステリオ、HHH、などです。発売は、2008年10月です。
「ROCK BAND 2」の紹介です。本作は、「ROCK BAND」の続編で、70の新曲がマスターで収録されています。「ANY WAY YOU WANT IT」(JOURNEY)、「CHOP SUEY」(SYSTEM OF A DOWN)、「PUMP IT UP」(ELVIS COSTELLO)、「PINBALL WIZARD」(THE WHO)、「GIVE IT AWAY」(RED HOT CHILI PEPPERS)、「ACE OF SPADES」(MOTORHEAD)、「PANIC ATTACK」(DREAM THEATER)、「HELLO THERE」(CHEAP TRICK)、「EVERLONG」(FOO FIGHTERS)、「KIDS IN AMERICA」(THE MUFFS)などです。また、ドロップダウンメニューにより、曲を見つけたりソートしたりしやすくなっており、新曲のダウンロードは新旧両方のソフトで行うことができます。「WORLD TOUR MODE」では、プレイヤーは一キャラクターをプレイすることが可能で、オンラインプレイも行えます。発売は、2008年9月です。
「BAJA EDGE OF CONTROL」の紹介です。本作は、バハ半島で、トラックやバイクやジープなどによって行われるオフロードレースを題材にしたレースゲームです。本作には、デューンバギー、トロフィートラック、4×4、バハバギーなど160種類のライセンスカーが登場し、ダメージを負うとヘリコプターによるサポートが受けられます。アメリカ南西からメキシコ、ボリビアまで9種類の砂漠が用意され、サーキット、ラリー、ヒルクライム、ポイント・トゥ・ポイント、などが楽しめます。バハ1000レースこそありませんが、Xbox LIVEの10人プレイに対応し、3スクリーンにすることもできます。発売は、2008年9月です。
「DARK VOID」の紹介です。本作は、カプコンが発売し、AIRTIGHT GAMESが開発する、サードパーソンアクション/フライトゲームです。開発に当たるAIRTIGHT GAMESのコアチームメンバーは、「CRIMSON SKIES HIGH ROAD TO REVENGE」の開発に携わっています。プレイヤーは、やり手のパイロットであるウィルとなり、バミューダトライアングルに墜落し、"サバイバー"と呼ばれる生存者と遭遇します。彼らは、エイリアンのテクノロジーであるホバーパックスやバトルアーマーをハイジャックしていたのです。ただし、ゲームは開発初期にあり、詳細は明らかになってはいません。発売日も、未定です。
「LEGO BATMAN」(2008年秋発売)、「STREET FIGHTER IV」(発売日未定)、「CASTLE CRASHERS」(2008年夏配信)、「SPIDER-MAN WEB OF SHADOWS」(2008年秋発売)、「DEER HUNTER TOURNAMENT」(2008年秋発売)、「RESIDENT EVIL 5」(2008年~2009年冬発売)、「BIONIC COMMANDO」(2008年発売)、「SMASH COURT TENNIS 3」(2008年夏発売)、「COMING」(2008年9月発売)の紹介もあります。
・特集1・「IT'S HERO TIME」は、「FABLE II」の紹介です。本作は、ピーター・モリニューのゲームですが、巨大な開かれた世界を自由に探索し、戦闘したり、RPG的な要素を満喫したり、シミュレーション的な社会との相互作用を経験したり、CO-OPでプレイしたり、とさまざまな楽しみ方をすることができます。ゲームのスタート時点では、プレイヤーは何の力も能力もない無力の状態ですが、プロローグが終わって30分もすると大人になり、やがてはヒーローへと成長していきます。
本作では、Xbox LIVE ARCADEのパブでお金を稼ぐこともできます。「SPINNERBOX」は、見た目こそ「FABLE II」らしさが感じられるものの、スロットマシンです。「KEYSTONE」は、3個のサイコロの目を予想するサイコロゲームです。「FORTUNE'S TOWER」は、ブラックジャックと神経衰弱を足したようなゲームです。
本作のクエストには、モラルの要素があります。ゲーム開始当初はどちらを選ぶかは簡単ですが、次第にそれが難しくなります。「この人を救うかあの人を救うかよりも、あなたがどれだけの犠牲を望んだか、それを後で考えてほしい」とモリニューは言います。Xbox LIVEに接続すると、オーブが表示され、フレンドの動向が分かり、オーブを選べば、そのフレンドを招待することができます。自分の世界では、経験値やゴールドは自分のものですが、フレンドと同意すれば、それらをフレンドに分け与えることもできます。
本作は、メインクエストだけをプレイしていれば、11時間から12時間で終えることができます。しかし、ヒーローになるためには、サイドクエストをプレイし、より高い称号を手に入れる必要があります。また、世界を犬と遊ぶことはできますが、その犬をオンラインに連れていくことはできません。発売は、2008年秋です。
・特集2・「BEYOND THE SEA」は、「BIOSHOCK」の開発者である2Kの「BIOSHOCK」開発にまつわるエピソードと「BIOSHOCK 2」に関する観測です。「BIOSHOCK 2」の具体的な内容にはほとんどふれられていません。
・特集3・「DREAM THEATER」は、「MASS EFFECT ASCENSION」という「MASS EFFECT」に向けたペーパーバックの一部です。ペーパーバックは、$7.99で売られています。
・レビューは、以下の通りです。
「UNREAL TOURNAMENT III」8.5。
「MADEEN NFL 09」9.0(XBOX 8.0)。
「NFL HEAD COACH 09」8.0。
「NCAA FOOTBALL 09」8.5。
「BEIJING 2008」2.5。
「COMMAND & CONQUER 3 KANE'S WRATH」6.5。
「SUPREME COMMANDER」8.0。
「FEEDING FRENZY 2」8.0。
「ALONE IN THE DARK」5.5。
「DOUBLE D DODGEBALL」(XBOX LIVE ARCADE)6.5。
「THE INCREDIBLE HULK」6.5。
「KUNG FU PANDA」7.0。
「ELEMENTS OF DESTRUCTION」(XBOX LIVE ARCADE)4.0。
「WARLORDS」(XBOX LIVE ARCADE)5.0。
「GUITER HERO AEROSMITH」8.0。
「1942 JOINT STRIKE」(XBOX LIVE ARCADE)6.0。
「GIN TUMMY」(XBOX LIVE ARCADE)6.0。
「DEADLIEST CATCH ALASKAN STORM」4.0。
「WALL・E」6.0。
「FROGGER 2」(XBOX LIVE ARCADE)2.0。
「NYKO CHARGE BASE 360」(CONTROLLER CHARGE BASE)7.5。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りです。
PLAYABLE DEMOS(DRAGON BALL Z BURST LIMIT、BATTLEFIELD BAD COMPANY、CIVILIZATION REVOLUTION、NASCAR 09)。
XBOX LIVE ARCADE(SEA LIFE SAFARI、HAPY TREE FRIENDS FALSE ALARM、PENNY ARCADE ADVENTURE、SCHIZOID)。
VIDEO SHOWCASE(GEARS OF WAR 2、SOULCALIBUR IV、WARHAMMER BATTLE MARCH)。
EXTRA CONTENT(GRAW 2 CO-OP COLLECTION、GRAW 2 CO-OP COLLECTION、ART-CALL OF DUTY WORLD AT WAR、ART-MK VS DCU、REVIEW ROUNDUP、BACK-COMPAT UPDATE)。
BONUS CONTENT(HARF-LIFE 2 GAME PICTURES、ART-GEARS OF WAR 2、ART-FABLE 2)。
OXM UNIVERSE。
・「XBOX GAME DISC」をプレイしたインプレッションは、デモ版、製品版があるため、省略します。

スロットカーズ・ヨコハマ走行リポート08.04

2008-08-05 19:34:24 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、イレギュラーのスロットカーズ・ヨコハマ走行リポート08.04です。日曜日の定例記事もあります。

スロットカーズ・ヨコハマは、6月28日以来になるため、前回同様にまた1ヵ月空いてしまいました。今回は、eBayでシャパラルを粘り強く狙っていたこと、ニンコのLEYJUN DUNLOP MT900の発売が延び延びになっていたこと、スケーレクストリック・クラブの会員登録を7月3日にリニューして2008年クラブモデルの到着を待っていたこと、が重なったため間隔が開いてしまいました。これらのクルマがある程度そろったため、繰り出すことにしたものです。例によって、富士スピードウェイにおけるタイムを記録していますので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、自己ベスト更新車です。

1. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 8.3123秒R
2. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 8.4116秒
3. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 8.5820秒R
4. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 8.8073秒
5. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 8.9392秒R
6. クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 8.9477秒
7. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 8.9832秒
8. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 9.0414秒R
9. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 9.1795秒R
10. ランドクルーザー・パリダカ2006(LAND CRUISER PARIS DAKAR 2006(GSLOT)) 9.1816秒R
11. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 9.1956秒R
12. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 9.2069秒
13. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 9.2294秒R
14. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 9.2490秒
15. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 9.4411秒R
16. ペスカロロC60ジャッド(PESCAROLO C60 JUDD(AVANT SLOT)) 9.5340秒
17. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 9.5725秒
18. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 9.6307秒R
19. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 9.6894秒
20. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 9.7585秒
21. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 9.8235秒
22. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 10.8343秒
23. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 10.9489秒R
24. サリーンS7R(SALEEN S7R LE MANS 2001(ARTIN)) 12.1886秒
月曜日のナイト走行券(19時から23時30分まで走り放題)の時間帯は初めて行ったのですが、空いていて、トラックコンディションも良好でした。そのため、4時間にわたって、1台1台、じっくりと走らせることもでき、8秒台突入が自己新記録の7台、自己ベスト更新も実質8台と好調でした。
トップは、なんと、実質的なシェイクダウンとなるスケーレクストリックのマクラーレンMP4/21が、8.3123秒で、いきなり獲得しています。このクルマは、スケーレクストリック・クラブの2008年クラブモデルで、市販車との違いは、ヘルメットがルイス・ハミルトンのアイルトン・セナ・バージョンに塗られていること、モーターが18000回転ではなく20000回転になっていること、ブラスベアリングと強化リアアクスルが使われていること、です。スケーレクストリックのF1としては当然の速さなのでしょうが、同じスケーレクストリックのルノーF1 2007に苦労しているだけに、この扱いやすさは驚きでした。
2位は、カレラのフェラーリF2005の8.4116秒で、セカンドベストではあるものの、一歩及びませんでした。3位は、ニンコのモスラーMT900R XAVEXの8.5820秒で、実に8ヵ月ぶりの自己ベスト更新になります。4位はスロット・イットのBMWマクラーレンF1GTRの8.8073秒、5位はMRRCスケールオートのトヨタGT-ONE TS020の8.9392秒、6位はスピリットのクラージュC65の8.9477秒、7位はニンコのフェアレディZの8.9832秒、と、ここまでが8秒台です。スケールオートのトヨタGT-ONE TS020は、少しいじるだけで本当に良くなりました。8位のニンコのレクサスSC430も、9.0414秒で、8秒台クラブ入りが目前です。
9位スープラ(クアトロックス)9.1795秒、10位ランドクルーザー・パリダカ2006(GSLOT)9.1816秒、11位フェアレディZ(クアトロックス)9.1956秒、と日本勢はいずれも自己ベストを更新で、軽くマグネットチューンを施した以外はノーマルのクアトロックスとフルノーマルのGSLOTがいい勝負になっています。GSLOTは、そろそろボディを変えようとも思っているのですが・・・。アヴァントスロットのペスカロロC60ジャッドは、9.5340秒で16位と振るわずですが、スロット・イットのBMWマクラーレンF1GTRやスピリットのクラージュC65などと同じくメインストレート以外はパーシャルスロットルにするものの両車よりは安定感がありません。この点の改善が課題になります。
ニンコのモスラーMT900R LEYJUNは、あの透明シャシーと軽量インテリアなどが特徴のモデルで、ボディを固定するネジも金色で溝が途中までしかありません。先週水曜日にイギリスから到着して、今回が実質的なシェイクダウンとなるわけですが、9.4411秒で15位というタイムでした。ニンコのクルマは、シェイクダウン時にはモーターが回らないのでタイム的にはまずまずですが、車重は同じニンコのモスラーMT900R XAVEXの90gに対して88gと2g軽いだけで、走行フィーリングもほとんど変わりません。レベル・モノグラムのシャパラル2は、フルノーマルで臨んだのですが、10.9489秒で23位と予想以上に苦戦しました。70gとF1並みの軽さで、コーナー対策を考えなければならないようです。

スロットカー・博品館RACING PARK

2008-08-01 19:23:05 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、「博品館RACING PARK」のお話です。

東京・銀座の博品館TOY PARK銀座本店4階に、2008年8月1日11時、「博品館RACING PARK」がオープンしたので、さっそく覗いてきました。同パークは、株式会社ウィズが運営するスロットカーズ・ジャパン(SCJ)公認の1/32サイズのスロットカーサーキット第1号となります。博品館TOY PARKでは、「スロットカーを通して、親と子、お客様とスタッフがコミュニケーションを取り、皆が参加して楽しめる売り場を作りたい」という願いを込めて、同パークをオープンしたそうです。場所柄(銀座)、営業時間(11時~20時)、走行料金(5分200円)、レンタルマシン料金(スポーツカー1時間100円、レーシングカー1時間200円)を考えてみても、コアな常連客よりも底辺の拡大に力を注いでいることが窺えます。実は、博品館TOY PARKには、約20年前にもHOスケールの営業サーキットがあり、私もマイカーを持って通っていたのですが、懐かしい場所に再び営業サーキットができるのは嬉しいものです。
さて、そんな博品館TOY PARKのサーキットですが、全長36m、高低差70cm、レーン数8レーン、というデータから、SCJタイプIサーキットを連想してしまうのですが、全くのブランニューとなっています。むしろ、おむすび型のハイスピードオーバルを大きくしてインフィールドセクションを追加したようなレイアウトで、その部分に中低速コーナーが巧みに配されています。路面の黒さも引き立ちますが、それだけでなく通常のSCJ系のサーキットよりもマグネットダウンフォースが効く作りになっています。とはいえ、スロットル全開で1周できるというわけでもなく、微妙なアクセルコントロールも要求されるテクニカルサーキットであることに変わりはありません。
1周の目標ラップタイムは7秒となっていますが、タイミングモニターに少し面白い仕掛けが施してあります。ラップタイムを更新するごとに観衆の歓声が沸くのですが、7秒を切るとそれがブーイングに変わってしまうのです。それは、前述したように、博品館RACING PARKでは、コアな常連客が黙々とタイムアタックに励み続けるのではなく、初心者が気軽に楽しめるスロットカーレーシング場をめざしているからです。博品館RACING PARKが、高性能モーター車をビュンビュンと走らせるサーキットでないのは確かですが、こうして底辺を拡大しようとする試みは歓迎したいところですし、スタッフもとても気さくなので、近くに行く際にはぜひ立ち寄ってみてほしいサーキットです。
博品館