私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、両頭グラインダーのお話です。
スロットカーは、RTR(完成車)をOOB(箱出し)の状態で走らせると、コーナーで思ったほどタイヤがグリップせず、テールがスライドしてコーナーの立ち上がりでトラクションをかけられない場合があります。これは、実車の新品のタイヤと同様に、タイヤの表面がコーティングされたような状態になっているからです。そこで、タイヤの表面を一皮剥き、タイヤが持つ本来のグリップを引き出すと、コーナーでのグリップが向上し、タイムを短縮させることができます。また、タイヤが真円でない場合も、微妙に出っ張った部分を削ることで、クルマの動きが滑らかになることがあります。これは、ゴムやウレタンのタイヤを買ってノーマルタイヤと交換する場合も同様ですが、シリコンタイヤは高精度で削ることはあまり推奨されてはいません。
タイヤを削る機械は、外国では日本円にして2万円前後で売られているのですが、価格を考えると個人で買うのは現実的ではありません。そこで、外国のスロッターの多くは、ドレメルのハンディタイプを数千円で購入するか、簡易的なタイヤ削り機を自作してタイヤを削っています。スロットカーズ・ヨコハマにも、簡易的なタイヤ削り機があり、使ったことがある人もいるのではないかと思います。簡易的なタイヤ削り機の多くは、トラックの後輪部分に紙やすりを貼り付け、クルマを上から押さえつけて低回転でタイヤを回し、その摩擦によってタイヤを削るというものです。私も、これの自作を考えたのですが、両頭グラインダーが手頃な価格で売られているため、こちらを購入することにしました。
私が購入した両頭グラインダーは、アルファ工業がアメリカから輸入販売しているもので、インターネットのアウトレット価格で1980円でした。ドレメルのハンディタイプや日本製の同等品よりも、はるかに安い価格です。仕様は、研削砥石寸法が外径125mm、砥石が#36荒目と#60細目、回転数が2850回転、家庭用電源で動き、重量が5.0kgで吸盤も付いて安定性もあります。支持台と粉塵防止カバーも付いていますが、スロットカーの場合には使いません。床や机などに吸盤で固定した本体の大きな砥石にスロットカーをあてがってタイヤを削るため、ハンディタイプのドレメルよりもタイヤを楽に削れます。私は、タイヤは細目で、ちょっとした工作は荒目で、行っています。長らくアウトレット価格で販売されているため、自宅でタイヤを削りたい人にはお奨めです。
スロットカーは、RTR(完成車)をOOB(箱出し)の状態で走らせると、コーナーで思ったほどタイヤがグリップせず、テールがスライドしてコーナーの立ち上がりでトラクションをかけられない場合があります。これは、実車の新品のタイヤと同様に、タイヤの表面がコーティングされたような状態になっているからです。そこで、タイヤの表面を一皮剥き、タイヤが持つ本来のグリップを引き出すと、コーナーでのグリップが向上し、タイムを短縮させることができます。また、タイヤが真円でない場合も、微妙に出っ張った部分を削ることで、クルマの動きが滑らかになることがあります。これは、ゴムやウレタンのタイヤを買ってノーマルタイヤと交換する場合も同様ですが、シリコンタイヤは高精度で削ることはあまり推奨されてはいません。
タイヤを削る機械は、外国では日本円にして2万円前後で売られているのですが、価格を考えると個人で買うのは現実的ではありません。そこで、外国のスロッターの多くは、ドレメルのハンディタイプを数千円で購入するか、簡易的なタイヤ削り機を自作してタイヤを削っています。スロットカーズ・ヨコハマにも、簡易的なタイヤ削り機があり、使ったことがある人もいるのではないかと思います。簡易的なタイヤ削り機の多くは、トラックの後輪部分に紙やすりを貼り付け、クルマを上から押さえつけて低回転でタイヤを回し、その摩擦によってタイヤを削るというものです。私も、これの自作を考えたのですが、両頭グラインダーが手頃な価格で売られているため、こちらを購入することにしました。
私が購入した両頭グラインダーは、アルファ工業がアメリカから輸入販売しているもので、インターネットのアウトレット価格で1980円でした。ドレメルのハンディタイプや日本製の同等品よりも、はるかに安い価格です。仕様は、研削砥石寸法が外径125mm、砥石が#36荒目と#60細目、回転数が2850回転、家庭用電源で動き、重量が5.0kgで吸盤も付いて安定性もあります。支持台と粉塵防止カバーも付いていますが、スロットカーの場合には使いません。床や机などに吸盤で固定した本体の大きな砥石にスロットカーをあてがってタイヤを削るため、ハンディタイプのドレメルよりもタイヤを楽に削れます。私は、タイヤは細目で、ちょっとした工作は荒目で、行っています。長らくアウトレット価格で販売されているため、自宅でタイヤを削りたい人にはお奨めです。
今回話題のRTRカーのタイヤを削る前提は金属ホイールに交換せずに、純正プラホイールを外さずに使うと思います。この場合、市販スロットカー用タイヤトゥルーラーを使えないことになり、純正シャシーにタイヤやギヤ・ホイールを付けたまま削ります。
こういった場合、私はタイヤトゥルーラーを持っているので、その回転を利用します。タイヤトゥルーラーに適当ないらないタイヤを取り付け、それを回転させて、そこにシャシーごとタイヤを当てて回転させ、当てたタイヤと反対側のタイヤを#60~100番の布ヤスリの角で削ります。
1本終わったら当てる側と削る側を入れ替えて行ないます。前輪も同様に行います。
こうすることで走行時と同じ軸で研磨することになって、アクスルに対して正確にセンター及び真円が出ます。ドレメルやボール盤はチャックをかえしてアクスルを噛むので、正確にはセンターがでません。
今回お買いになったグラインダーは回転させるものとしてひじょうに良いと思います。使う方法としては直接当てたタイヤを削るのではなく、グラインダーの円盤を砥石でなく、削れないものに交換して、それにタイヤを当てて反対側のタイヤを布ヤスリで削ると精度の良いタイヤができると思います。
一度試してみては如何でしょうか?
そのようにするとセンターと真円が出るのですね。
タイヤトゥルーラーは手が出ませんが、興味深い話です。
今回、紹介しているグラインダーを使う場合の方法も参考になります。
グラインダーの改造が必要なのと、テクニックが要りそうですが、
ホームセンターに行った際にでも調べてみます。
いろいろとアドバイス、ありがとうございます。
シャシーのまま布ヤスリを折った折角で研磨すると精度良く削れます。グラインダーの砥石自体は回転させる側のタイヤを削ってしまわない様にしたいですが、砥石の研磨面にテープなどを巻いてしまったら良いのではないでしょうか?
お金を掛けずに工夫できると思いますので、頑張ってください。
それではまたよろしくお願いします。