XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・スケーレクストリックのチャリティーオークションカーが競り上がる

2015-03-29 16:00:14 | スロットカー
今回は、スケーレクストリックのチャリティーオークションカーのお話です。

スケーレクストリックが、イギリスで行われているチャリティーイベント「Toy Trust Big Thames Challenge 2015」に参加し、「Scalextric Stereo Lithography Prototype Aston Martin DB5」をeBayで出品しています。
同イベントは、障害を持つ児童のためのもので、玩具を作るすべてのメーカーに開かれ、テムズパス20kmウォーク、テムズパス20kmラン、テムズパス-オックスフォード75マイルバイクライドなど、様々な参加方法があります。
その中でスケーレクストリックが選んだのが、「Scalextric Stereo Lithography Prototype Aston Martin DB5」をチャリティーオークションすることです。
スケーレクストリックは、通常、1台のクルマをデザインするのに6週間かけます。
クルマは、中国工場で生産する前に、すべてのパーツをうまく組み合わせることができるか、スムーズに走行させられるかテストします。
この工程では、ステレオリソグラフィーを用い、1.6ミクロンの薄さのパーツを組み合わせていきます。その工程が完了するまでには3~4日かかり、クルマ1台に350ポンドを要します。
クルマが完成すると、スケーレクストリックに送られ、モーター、ガイド、ギアが組み合わされ、最終テストを行います。
そして、CADデータが中国工場に送られ、市販に向けて作られるというわけです。
今回のチャリティーイベントでは、このプロトタイプカーの中から、アストンマーティンDB5が選ばれたというわけです。
ちなみに、「PLEASE NOTE: THIS IS A DBS NOT DB5」と注釈が書かれており、DB5ではなくDBSです。
オークションは50ポンドからスタートしましたが、この記事を書いている時点で、オークション終了まで7日も残しているのにもかかわらず、すでに20人以上が入札し、400ポンド以上にまで競り上がっています。果たして、どこま競り上がるのか楽しみです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・トラックプラン

2015-03-22 17:56:56 | スロットカー
今回は、スロットカートラックプランのお話です。

前回、スロットカーメーカーのカレラが公開している「CIRCUIT TO DOWNLOAD」をご紹介しましたが、久しぶりにトラックプランを見たので、また新たなトラックプランがあるかと思い調べてみました。

まず、アメリカの有名なスロットカーショップ「HotSlots 1/32」では、「Hotslots Custom Track Layouts!」を紹介しています。
「Actual Race Track Custom Layouts」、「Larger Area Custom Layouts」、「Smaller Area Custom Layouts」に分けられていて、それぞれ、25、51、36プランが公開されています。
実在するサーキットは、ベルアイル(カレラ)、ブランズハッチ(カレラ)、カタルニア(カレラ)、デイトナ(スケーレクストリック)、エストリル(スケーレクストリック)、インディアナポリス(スケーレクストリック)などがあります。
実在するサーキットだけに全般に大きめになっているため、広いスペースがないと作れません。
ラージャーエリアも、場所をとりますが、実在するサーキットとはそんなに変わりません。
スモーラーエリアは、日本の一般家庭でも作れそうなレイアウトが、カレラ、スケーレクストリック、ニンコで網羅されています。

次に、1975年に誕生した歴史あるホビーショップ「Hobbymasters」は、「Scalextric slot car track plans」で、スケーレクストリックのバーレーン、バサースト、ドニントン、ホッケンハイム、モナコ、モンツァなど25種類のレイアウトを公開しています。
こちらも、実在するサーキットは全般に大きめになっているため、広いスペースがないと作れません。
バサーストで2.8m×3.49mなので、少し広いリビングがあれば、どうにかなるでしょうか。
ドニントンは、4レーンで7.70m×3.58mなので、営業サーキットなら、そのまま設置できるところもありそうです。個人的には、レースゲームの「motoGP」シリーズで散々走ったサーキットなので、スロットカーでも走らせてみたい気がします。

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スロットカー・カレラ「CIRCUIT TO DOWNLOAD」

2015-03-15 17:39:21 | スロットカー
今回は、スロットカーメーカーのカレラが公開している「CIRCUIT TO DOWNLOAD」のお話です。
2週間前、東京・お台場の「ヴィーナスフォート」にある「京商ビレッジ」のカレラ製スロットカーサーキットがリニューアルされ、鈴鹿サーキットのレイアウトになったことを記事にしました。
詳しいレイアウトが分からなかったのですが、私が6年近く前の記事でカレラの「Carrera Track Plans」を紹介していて、そこに鈴鹿サーキットのトラックプランもあるのを思い出しました。
私が紹介した際には、数こそ少ないものの、バルセロナ、セパン、鈴鹿などが既に公開されていました。
今回、久しぶりに見てみたところ、タイトルが「Carrera Track Plans」から「CIRCUIT TO DOWNLOAD」に変わっていました。
また、私が紹介した際にはサーキットの数が少なかったのですが、久しぶりに見てると、約30のサーキットが公開されているという充実ぶりでした。
鈴鹿はもちろんのこと、バーレーン、韓国、ヤスマリーナといった新しいサーキットまで収録されています。
カレラのトラックを買いそろえれば、これらのサーキットが頭を悩ませることなく作れてしまうわけです。
ただ、実在するサーキットを、なるべく雰囲気を損なわないようにスロットカーサーキット化するため、サイズはけっこう大きくなってしまいます。
比較的場所をとらないものを探してみると、カタルニアの5.30m×2.10m(1周17.804m)、レッドブルリンクの3.60m×3.60m(同14.757m)、鈴鹿の7.00m×2.10m(同18.301m)、といったところです。
もっとも、すべてのサーキットは、縦横ともに最長の部分で計測しているため、カタルニアやヤスマリーナ(9.10m×6.80m、同33.065m)のように三角形に近くなっているサーキットもあるなど、縦横をフルに使うわけではありません。
そのため、床面積が広い部屋がある場合や、会議室などを借りる場合などは、工夫して設置することも不可能ではなさそうです。

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スロットカー・マーティン・ブランドルの究極の2015サーキット

2015-03-08 17:10:34 | スロットカー
今回は、マーティン・ブランドルがスケーレクストリックで究極の2015年版サーキットを作ったというお話です。

イギリスのスポーツ専門チャンネル「Sky Sports」で、「Sky Sports F1 reveals Martin Brundle's ultimate 2015 circuit ahead of new season」が公開されています。
これは、現在は同チャンネルでF1の解説を行っているマーティン・ブランドルが、2015年にF1が開催される20のサーキットのセクションを用いて、夢のサーキットをデザインしたものです。
鈴鹿サーキットの8の字レイアウトを基本に、20サーキットすべての特徴的な40以上のコーナーやシケインを盛り込んだものになっています。
モンツァのアスカリシケイン、モナコのカジノスクエア、モントリオールのウォール・オブ・チャンピオン、インテルラゴスのセナS、シルバーストンのコプスコーナーなどがあり、特徴的なジオラマも作られています。
こうして、9m×9mの広大なスペースに、177のトラックピースを用い、45mの長さのサーキットを完成させました。
F1開幕直前には、ルイス・ハミルトン、デーモン・ヒル、マーティン・ブランドル、アンソニー・デビッドソン、ジョニー・ハーバートが、このサーキットで対決する予定もあるそうです。
実際の走行動画はこちら

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スロットカー・お台場とそごうでスロットカー

2015-03-01 16:00:36 | スロットカー
今回は、商業施設でのスロットカーのお話です。

東京・お台場の「ヴィーナスフォート」に「京商ビレッジ」が2014年7月18日にオープンしたのは、首都圏在住者なら知っている人も多いのではないかと思います。
「京商ビレッジ」は、ラジオコントロールモデル、京商エッグモデル、スロットカー、ミニカーを販売するショップで、「ホビーの楽しみが発見できる」、「手に触れて面白さを味わえる」、「模型を通じて感動を味わえる」のが特徴になっています。
オープン当初から、カレラのスロットカーサーキットが常設され、走らせることができましたが、先月末にリニューアルが施されました。
そのリニューアルでは、なんと鈴鹿サーキットが再現されています。2レーンですが、1周20mちょっとということで、長さ的にもまずまずです。
走行料金は1回5分200円、時間は13時~15時と16時~19時。興味がある人や近くに行く予定がある人は、覗いたり、走らせたりしてみてはいかがでしょうか。

また、そごう・西武の西武池袋本店・渋谷店・そごう横浜店では、3月4日から15日まで(横浜店は9日まで)、F1レースの魅力を多角的に発信する催し「The F1展」(入場無料)が開催されます。
店舗ごとに内容は少しずつ異なり、展示車両やイベント内容は違ってくるのですが、横浜店ではスロットカー体験ができます。
「1/32スケールのF1マシンからお好きな1台を選んで、スロットカー体験ができる」とのことです。
写真がなく、具体的な内容は分からないのですが、本格的に走らせるというよりは、“スロットカー体験ができる”ということに主眼が置かれていると思います。
それでも、こちらも、興味がある人や近くに行く予定がある人は、覗いたり、走らせたりしてみてはいかがでしょうか。

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