XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・FLEXI-5 RTR DOME GT-1(1/24 PARMA)

2015-07-26 16:00:38 | スロットカー
今回は、FLEXI-5 RTR DOME GT-1(1/24 PARMA)のお話です。

1/24スケールのH&Rのスロットカーのシャシーに搭載していたMIMOLTA TOYOTA 88Cのボディが破損し、NASCAR 2010 CHEVROLET IMPALA #5 MARK MARTINに変更したことは、前回と前々回の記事で書きました。
MIMOLTA TOYOTA 88Cは、「TYCOON サーキット 横浜」でスタッフなどとファンレースをしていた際に、より速く走ろうとしてコーナーで何度か飛び出してボディを破損してしまいました。
その場でボディに応急処置を施してシャシーに安定して取り付けられる状態ではなくなってしまいましたが、さすがにシャシーだけで走らせるわけにもいきません。
そのため、その後しばらくは、スタッフのクルマを借りてファンレースに参加していました。同じH&Rでも、仕上がっていて走らせやすく、いいタイムも出たのですが、やはり、人から借りてずっと走らせるというのは気が引けます。
H&RのシャシーにNASCAR 2010 CHEVROLET IMPALA #5 MARK MARTINを無事に装着できても、持っているクルマが1台だと、何かのトラブルがあった際には、やはり、自分のクルマを走らせることができなくなってしまいます。
そんなわけで、NASCAR 2010 CHEVROLET IMPALA #5 MARK MARTINを注文した際に、パーマのRTRであるFLEXI-5 RTR DOME GT-1もセットで注文しました。
今回は、RTRに限定してクルマを探したのですが、$100超は論外で、できれば$50程度で購入できるクルマを候補にしました。これなら、1/32スケールのスロットカー、それもオーソドックスなスケーレクストリックあたりと同額で気も楽になります。
すると、私の1/24スケールのスロットカーのルーツでもある青柳金属工業のシャシーにクリアボディという組み合わせと同じ、金属シャシーにクリアボディというパッケージを施した2つのメーカーのクルマが候補に上がりました。
その中で、スポーツプロトタイプかNASCARかという選択肢になったのですが、本来、好きなのはスポーツプロトタイプです。
いかにも1/24スケールのクリアボディらしい極端なボディシェイプを持ったものは避け、ギリギリ妥協できるスタイリングで価格も安いFLEXI-5 RTR DOME GT-1に決定しました。
ギリギリ妥協できると言ってもデフォルメされている部分はあるのですが、DOME S101がベースになっているように見えます。
RTRらしく、ボディは最初からレッドとシルバーの2色に塗り分けられており、ボディには何もすることなく、そのまま走らせることができます。
シャシーは、3ピースの金属製で、デススター16Dモーターを搭載し、極端に小径なフロントタイヤと、幅はあるものの径が小さいリアタイヤがセットされています。
このシャシー単体が$45.99で、彩色済みのクリアボディを搭載したRTRが$51.99なので、価格的には納得できます。今の常軌を逸した円安でなければ、十分にお買い得と言える価格です。
これで、1/24スケールのスロットカーも2台になったので、1台体制の時に比べると安心してファンレースもタイムアタックも行うことができます。
まだ走らせてはいないのですが、クルマとしての速さと走らせやすさ、H&Rとの違いなどを見るのが楽しみです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・NASCAR 2010 CHEVROLET IMPALA #5 MARK MARTIN(1/24 H&R)

2015-07-19 17:08:19 | スロットカー
今回は、NASCAR 2010 CHEVROLET IMPALA #5 MARK MARTIN(1/24 H&R)のお話です。

先週の記事にあるように、1/24スケールのH&Rのシャシーには、プラモデルのMINOLTA TOYOTA 88Cを搭載していました。
特殊な形状のボディに細工をしてシャシーを挟み込んでいたのですが、その一部が破損してシャシーを安定して挟み込むのが難しくなってしまいました。
そこで、新たにボディをアメリカのスロットカーショップに注文したというところまでは先週の記事で書きました。
そのボディは、7月10日にUSPSファーストクラスパッケージインターナショナルで発送され、早々と7月15日に到着しました。
AMTの1/25スケールのモデルキット、NASCAR 2010 CHEVROLET IMPALA #5 MARK MARTINです。
このモデルキット、プラモデルのように組み立てていくものですが、既に彩色してあり、ペイントも接着も不要です。
また、ステッカーとウォータースライドデカールの両方が同梱されており、好きな方を選ぶことができます。
それでいて、価格は$26.25、そのショップでは$16.95で売られていました。ペイントや接着といった手間がかからないことを考えると、プラモデルよりも価格面では有利です。
サイトの写真を見ていても、けっこう使えそうだったのですが、いざ到着してみると、期待以上のものでした。
大柄なNASCARということもあるのか、1/25スケールながら、1/24スケールのMINOLTA TOYOTA 88Cよりも大きいぐらいです。
ボディはそれなりに丈夫そうに感じますし、ペイントも見事で既にクリアが吹かれたかのようなつやがあります。
また、ボディの塗り分けや大きなデカールなどは貼り付け済みで、細かなデカールだけを追加で貼り付ければいいようになっています。
私は、ボディが美しいこともあり、ウォータースライドデカールを貼ってクリアを吹くよりも、ステッカーを貼ることを選択しました。
スロットカーとして長く使っていると、曲面に貼り付けたステッカーは特に、剥がれてくると思われますが、スロットカーならある程度は妥協も必要になってきます。
また、インテリアのパーツもいろいろと付属していましたが、トレーをカットしないとモーターとぶつかって収まらないのと、H&Rで公式レースに出ることもなく細かなレギュレーションを気にする必要もないため、ウィンドウ、エアダム、リアウイングを装着するのみにとどめました。
このボディと一緒に、H&Rのボディマウントキットも注文したのですが、NASCARのインパラのボディ内側がフラットで突起物もなく、横幅もピッタリで、何の苦労もなく取り付けることができました。
このようにして、スンナリとH&Rのニューボディが完成し、サーキットデビューが楽しみになってきました。

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スロットカー・MINOLTA TOYOTA 88C(1/24 H&R)

2015-07-12 16:00:46 | スロットカー
今回は、MINOLTA TOYOTA 88C(1/24 H&R)のお話です。

私は、HOスケールのスロットカーは、こちらにあるように、日本のスロットカーの黎明期から始め、HOスケールでは大雑把に分けて3世代のスロットカーを遊んでいました。
また、高校時代には1/24スケールのスロットカーもやっていて、近所のサーキットに通っていたほどでした。
当時の1/24スケールのスロットカーは、青柳金属工業のシャシーにクリアボディというのが(私が通っていたサーキットでは)一般的で、私もこの組み合わせで走らせていました。
また、シャシーを自作したこともあり、青柳金属工業のシャシー+クリアボディと合わせて、3台は持っていたように思います。
ただ、時期的なこともあり、1/24スケールのスロットカーはあまり長くはやっておらず、ずっとHOスケールのスロットカーをやっていました。
それも、日本ではスロットカーがコンスタントに販売されることがなく、昔は情報も限られていたため、どうしても細々と走らせざるを得ませんでした。
2007年7月20日には、世界でもトップクラスの規模の営業サーキット「スロットカーズ・ヨコハマ」が誕生し、それ以降は私も1/32スケールがメインになります。
2009年、いつものように海外のスロットカーショップのサイトを眺めていると、1/24スケールのスロットカーもシャシーのみですが、意外と安く買えることが分かりました。
H&Rのスロットカーで、日本ではあまり見ないにもかかわらず、$50以下で買えるというのが魅力で、それなりに本格的だったため、買うことに決めました。
私の中では、1/24スケールなら金属シャシーにクリアボディという概念もあったのですが、今回は日本では主流となっているプラモデルのボディにしようということで、価格的にも上限で、何度も生でレースを見ているMINOLTA TOYOTA 88Cに決めました。
このクルマは、「スロットカーズ・ヨコハマ」や「レーシングパラダイス町田」で少しだけ走らせたのですが、H&Rのタイヤはアメリカのウッドトラック用に作られていて、今ひとつマッチングしません。
そこで、「レーシングパラダイス町田」で日本のウッドトラック用のタイヤに履き替えると、それなりに安定した走りになりました。
それ以降は何年も走らせる機会がなかったのですが、「TYCOON サーキット 横浜」が1/24スケールのアメリカのウッドトラックを日本に持ち込んだこともあり、久々に走らせてみました。
さすがに、タイヤがどちらも硬化していてまともに走らせることができなかったのですが、アメリカのスロットカーショップで新品のタイヤを注文して履かせたところスムーズに走るようになりました。
もともと、アメリカのウッドトラック用に作られたシャシーとタイヤですし、水を得た魚のようにスイスイと走ってくれます。
また、日本では珍しいH&Rですが、「TYCOON サーキット 横浜」はクルマもセットで購入しているため、アメリカではオーソドックスなH&Rが当たり前のように何台もありました。
人が持っているH&Rという比較対象もできたため、タイムやコーナリング面で参考になるところもあり、より走らせる楽しみもできました。
しかし、タイムを詰めたり、レースで競ったりすると、コースアウトしてボディが破損するのはスロットカーの常です。
このクルマも、特殊な形状のボディに細工をしてシャシーを挟み込んでいたのですが、その一部が破損してシャシーを安定して挟み込むのが難しくなってしまいました。
そこで、新たにボディをアメリカのスロットカーショップに注文してあり、サイズや形状的に簡単に装着できるかどうかは分からないのですが、できれば新たなボディを取り付ける予定です。
H&Rがニューボディで円滑に再デビューできるかどうか、期待と不安が半々といったところです。

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スロットカー・TYCOON サーキット 横浜走行リポート7.4

2015-07-05 16:00:41 | スロットカー
今回は、「TYCOON サーキット 横浜」走行リポートです。

「TYCOON サーキット 横浜」は5月31日6月7日に紹介し、6月21日には入って左にあるメインとなるウッドトラックの走行リポートを掲載しました。今回は、入って右にあるサブとなるウッドトラックを走らせてきましたので、その走行リポートをお伝えします。
なお、サーキット紹介の記事も改訂していますが、オープン直後のみ、メインのサーキット同様、時計回り(右回り)になっていたのですが、すぐに反時計回り(左回り)に変更されています。
今回は、メインとなるウッドトラックとのタイム比較もしたかったため、前回とほぼ同様の25台を持ち込みました。レーンは、最も手前となるレッドです。
サブとなるウッドトラックもタイミングモニターがあるのですが、それに気がつかなかったため、スマートフォンのアプリ「Slot Car Trainer Pro」を持ち込んで計測しました。
スマートフォンを路面上に立てて置くため、他のレーンの邪魔にならず操作もしやすい最も手前のレーンを選んだというわけです。
タイミングモニターは後ろを振り返って見る必要があるので、結果的にはこれで良かったと思います。
計測は、各車、12周しか走らせていないのと、ここ専用のチューニングやセッティングも施していないため、タイムは参考程度です。
また、タイムの後ろのカッコ付きのタイムは、メインとなるウッドトラックでのタイムです。両トラックのタイム差の目安になると思います。

さて、トップタイムをマークしたのは、ニンコのアキュラLMP2XMライトニングの6.123秒でした。トップエンドのスピードがあるクルマで、高速サーキット向きなのですが、このウッドトラックも低速コーナーは限られるため、それなりにリズミカルに走って中速以上が維持できたため、このタイムになったようです。
1/24スケールのH&Rのミノルタ トヨタ88Cは、前回はタイヤが劣化していて全くグリップしなかったのですが、その間にタイヤをアメリカに注文して到着したため、今回は走らせることができました。タイムは6.445秒ですが、プラモデルのボディの破損が怖くてあまりアタックできていません。H&Rなら、6秒は切れると思います。
2位のNSRのRUNUP CORVETTEは、前回はタイヤがずれる現象があり、ほとんどアタックできませんでした。今回は、ホイールにタイヤを接着したため、その点は大丈夫でした。6.626秒なら、まずまずでしょう。
3位がニンコのTRIPLE A ムルシエラゴ RG-1の6.727秒です。ニンコライトニングのGTなので、ニンコでは同じくニンコライトニングのアキュラLMP2XMの次点のタイムをマークしています。
ニンコGTは、デンソー サードスープラ GTがタイヤが外れるトラブルがあって8.096秒とタイムを出せていませんが、全般には7秒前後のタイムを出せています。
ニンコ1は、速いクルマで7秒台半ば、遅いクルマで8秒台半ば、といったところです。
今回も、興味深い結果になりましたが、ウッドトラックの路面作りが完了していることもあり、ノーマグでもメインのウッドトラック以上にリズミカルに走らせることができました。
ウッドトラックは、1/24スケール用に作られているものの、サーキット側も1/32スケールの走行にも力を入れており、タイム的にも十分に楽しめると思います。
次回は、いろいろなメーカーのクルマも両方のウッドトラックで試してみたいと思いますが、持ち運べる台数にも限界があるため悩みどころです。

1 アキュラLMP2XMライトニング(ACURA LMP2 XM LIGHTNING(NINCO)) 6.123秒
- ミノルタ トヨタ88C(MINOLTA TOYOTA 88C(H&R 1/24)) 6.445秒
2 RUNUP CORVETTE(RUNUP CORVETTE(NSR)) 6.626秒(9.882秒)
3 TRIPLE A ムルシエラゴ RG-1(TRIPLE A MURCIELAGO RG-1(NINCO)) 6.727秒
4 フォードGT40 MKII(FORD GT40 MKII LE MANS 1967 UK LIMITED EDITION(NSR)) 6.868秒(8.871秒)
4 TRIPLE A ガイヤルド RG-3(TRIPLE A GALLARDO RG-3(NINCO)) 6.868秒(9.401秒)
6 ホンダNSXクラブニンコN.3(HONDA NSX CLUB NINCO N.3(NINCO)) 6.908秒(9.021秒)
7 ポルシェ917K(PORSCHE 917K WORLD RACE ENDURANCE CAR 2014(NSR)) 6.909秒(9.387秒)
8 ランボルギーニ・ガヤルド・チームS-BERG(LAMBORGHINI GALLARDO TEAM S-BERG(NINCO)) 6.928秒(8.879秒)
8 ポルシェ997 BLEEKEMOLEN(PORSCHE 997 BLEEKEMOLEN(NINCO)) 6.928秒(8.979秒)
10 ジャガーXJR-12ル・マン1990(JAGUAR XJR-12 LE MANS 1990(SLOT.IT)) 6.948秒(8.318秒)
11 ポルシェ997 INNOVATE(PORSCHE 997 INNOVATE(NINCO)) 6.989秒(9.252秒)
12 レイナード2KQテストカー(REYNARD 2KQ TEST CAR(SLOTING PLUS)) 7.069秒
13 アスカリKZ1(ASCARI KZ1 CLUB NINCO N.4(NINCO)) 7.110秒(10.22秒)
14 宝山 DUNLOP Z(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 7.170秒(9.297秒)
15 カルソニック IMPAL Z(CALSONIC IMPAL Z(NINCO)) 7.412秒(9.946秒)
16 ライトニングマックィーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 7.593秒(10.02秒)
16 シボレー・コルベットGT3 MALISPED(CHEVROLET CORVETTE GT3 MALISPED(NINCO)) 7.593秒(10.80秒)
18 ライトニングマックィーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 7.875秒(10.94秒)
19 ランボルギーニ・ディアブロGTRバルボリン(LAMBORGHINI DIABLO GTR VALVOLINE(NINCO)) 7.895秒(10.24秒)
20 ZENT CERUMO SC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 7.976秒
21 ルノー・メガーヌ・トロフィー'09(RENAULT MEGANE TROPHY'09 CLUB NINCO N5(NINCO)) 7.996秒(10.80秒)
22 デンソー サードスープラ GT(DENSO SARD SUPRA GT(NINCO)) 8.096秒(8.694秒)
23 シボレーWTCCウルトラチャレンジ(CHEVROLET WTCC ULTRA CHALLENGE(NINCO)) 8.660秒(11.65秒)
24 フォード・マスタングDHL(FORD MUSTANG DHL(NINCO)) 8.680秒(12.11秒)

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